オーガナイザーのカテゴリーで製品をフェーズと製品タイプで分類して、プロジェクトの作業量を管理できます。 これにより、モデルの詳細設計を行う前でも、プロジェクトの詳細設計や製作に必要な作業量を見積もることができます。
この例では、[フェーズ管理]を使用して、モデルが複数のフェーズに分割されていることを前提としています。 モデルは、ディテールのない設計モデルでも、完全に詳細設計されたモデルでもかまいません。
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[オーガナイザー] を開くには、リボンの [管理] をクリックし、[オーガナイザー] をクリックします。
- 新しいカスタムカテゴリーを作成し、カテゴリーを右クリックして[プロパティ]を選択します。 カテゴリーの名前として「Assemblies by phase (フェーズ別製品)」と入力します。
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カテゴリーのプロパティを次のように定義します。
- [モデルに製品レベルの最上位を含めます]チェックボックスがオンになっていることを確認します。
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[自動オブジェクトの内容]で、[モデルの選択]リストをクリックし、Tekla Structuresモデルを選択して、参照モデル製品がカテゴリーに追加されないようにします。
- [同期時にカテゴリーを更新]チェックボックスがオンになっていることを確認します。
- [プロパティテンプレート]リストから、[架設]プロパティテンプレートを選択します。
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[変更]をクリックします。
モデル内の鉄骨製品がカテゴリーに追加され、オブジェクトブラウザーに架設情報が表示されます。
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次に、オブジェクトブラウザーで をクリックし、[グループ]を選択します。
- [フェーズ](または[フェーズ名])列をグループ化の結果の行にドラッグします。
- [名前]列をグループ化の結果の行にドラッグします。
各フェーズの作業の分類に使用する他のプロパティでさらにグループ化することもできます。
- [Assemblies by phase (フェーズ別製品)]カテゴリーを右クリックし、[自動サブカテゴリーの作成]を選択します。
- [オブジェクトブラウザーのグループ化中]をクリックします。
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[変更]をクリックします。
[Assemblies by phase (フェーズ別製品)]カテゴリーがフェーズ、名前の順にサブカテゴリーに分類されます。
フェーズごとに製品が番号と種類で分類されるため、各フェーズの作業量をすばやく見積もることができます。 モデルの詳細設計を行ったり、プロジェクトに変更を加えたりしたときに、このカテゴリーを同期するだけで分類を自動的に更新できます。 これを使用して、プロジェクトの進行に従って、製作能力や使用可能なリソースに照らし合わせて各フェーズの工数を追跡し、チェックできます。
詳細設計を開始したら、オブジェクトブラウザーのDrawingsFromModelプロパティテンプレートを使用して、フェーズごとに製品の図面の使用可能状況や状態を確認できます。