オーガナイザーでプロパティ カテゴリーを通じて、分類コードをオブジェクトのユーザー定義情報に追加し、そのコードとオブジェクトを IFC ファイルにエクスポートできます。

1. [オーガナイザー] を開くには、リボンの [管理] をクリックし、[オーガナイザー] をクリックします。
2. 必要な分類カテゴリーをプロパティ カテゴリーとして作成します。

   プロパティ カテゴリーは、カテゴリー ツリーに丸いアイコンで表示されます。

   

3. 分類に使用するカスタム プロパティを作成します。
   1. オーガナイザーの右上隅の をクリックして [設定] を開き、[カスタム > プロパティ] をクリックします。

      

   2. 下の図のように、カスタム プロパティを定義します。プロパティ タイプを [UDA] に設定します。

   

   必要に応じて、プロパティを objects.inp ファイルに追加して、そのプロパティをユーザー定義情報ダイアログ ボックスに表示させることができます。

4. カスタム プロパティをプロパティ テンプレートに追加します。

   適切なプロパティ テンプレートがない場合は、新しいテンプレートを作成します。

   1. 作成したカスタム プロパティを見つけて、選択したテンプレートにドラッグします。

      

   2. [変更] をクリックしてテンプレートを保存し、設定を閉じます。
5. カスタム プロパティを、前の手順で作成したプロパティ カテゴリーに追加します。
   1. プロパティ カテゴリーをダブルクリックして、カテゴリー プロパティを開きます。
   2. [オブジェクトプロパティ] で、作成したカスタム プロパティを選択します。

      

   3. [変更] をクリックして変更を保存します。

   これで、プロパティ カテゴリー下のすべてのサブカテゴリーに、同じカスタム プロパティが存在します。一番下のサブカテゴリーは、次に値を定義するオブジェクトにカスタム プロパティを追加します。

6. サブカテゴリーのカスタム プロパティ値を設定することで、その値をオブジェクトに追加します。

   すべてのサブカテゴリーに、異なるプロパティ値を追加できます。

   1. 一番下のレベルのサブカテゴリーをダブルクリックして、カテゴリー プロパティを開きます。
   2. オブジェクトに書き込むカスタム プロパティ値を、選択したサブカテゴリーに挿入します。

      

   3. [変更] をクリックして変更を保存します。
7. プロパティ カテゴリーを同期させて、プロパティの値をモデル オブジェクトに書き込みます。

   プロパティ カテゴリー内のサブカテゴリーのどれかを選択し、右クリックして [カテゴリーの同期] を選択します。

   カテゴリー ツリー全体が同期されます。

   オブジェクトブラウザーで、またはオブジェクトを照会することで、結果を確認できます。

   

8. 分類コードをプロジェクト プロパティに追加します。
   1. [ファイル] メニューで、[プロジェクトプロパティ > ユーザー定義情報] をクリックします。
   2. 分類コードを [分類システム] ボックスに追加します。

      カスタム プロパティを作成したときに [プロパティ] オプションに追加した名前を使用します。

      

      このようにして、一度に 1 つの分類コードを追加できます。

9. 分類コードを IFC ファイルにエクスポートします。
   1. [ファイル] メニューで、エクスポート > IFC をクリックします。

      分類コードは、部材に追加された場合でも、製品と共にエクスポートされます。

   2. エクスポートされたモデルで結果を確認します。