進捗状況の表示
[進捗状況の表示] ツールを使用すると、特定の期間中のモデル オブジェクトのステータスを確認できます。
たとえば、[進捗状況の表示] を使用することで、部材のグループの架設スケジュールを異なる色で表示したり、特定の期間中に製作がスケジュールされている部材を識別したりできます。
進捗状況の表示を作成するには、日付ルールに基づくオブジェクト グループに適用する色と透明性の設定を定義しておく必要があります。
タスク管理を使用して、部材と製品のタスクを定義することもできます。この場合、タスクに基づいて進捗状況の表示を作成できます。
表示の作成
特定の期間中のモデル オブジェクトの進捗状況を表示するための表示設定を作成します。
- [管理] タブで、[進捗状況の表示] をクリックして、[進捗状況の表示] ダイアログ ボックスを開きます。
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表示の設定を変更します。
- [オブジェクト表示] リストで、事前定義されているオブジェクト表示設定のいずれかを選択します。
- 日時を指定するスライダーの終了日と開始日を定義します。
- 時間ステップの長さを定義します。
- [ビューの自動再描画] チェック ボックスをオンにします。
- [名前を付けて保存] ボタンの横にあるボックスに一意の名前を入力します。
- [名前を付けて保存] をクリックして、表示の設定を保存します。
- モデルで表示を参照するには、ステップ ボタンをクリックします。
表示の設定の別のモデルへのコピー
進捗状況の表示の設定を別のモデルにコピーできます。表示設定ファイルは、モデルの \attributes フォルダに格納されており、ファイル名拡張子は .4d です。
表示の設定の削除
[進捗状況の表示] ツールを使用して作成した進捗状況の表示設定を削除します。
進捗状況の表示の例: プロジェクトの架設スケジュールを表示する
この例では、[進捗状況の表示] ツールを使用して架設スケジュールを表示する方法を示します。
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ユーザー定義情報 [開始予定日] を使用している部材の架設スケジュールを定義します。
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架設スケジュールを表示するときにモデル内で表示するオブジェクトを定義するオブジェクト グループを作成して、表示対象のオブジェクトを選択します。
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架設スケジュールを表示するときにオブジェクトを表示する方法を定義する色および透明度の設定を使用して、選択したオブジェクトの色と透明度を定義します。
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表示の期間を定義します。
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[進捗状況の表示] ツールを使用して、架設スケジュールを表示します。