Trimble Connect プロジェクトに Tekla Structures モデルをアップロードする

Tekla Structures
変更済み: 15 4月 2024
2024
Tekla Structures

Trimble Connect プロジェクトに Tekla Structures モデルをアップロードする

現在の Tekla Structures モデルを Trimble Connect プロジェクト フォルダに読み取り専用 .tekla ファイルとしてアップロードできます。.tekla ファイルは、Tekla StructuresTrimble Connect の軽量な参照モデルとして使用することができます。.tekla 参照モデルでは、モデル オブジェクト、部材、鉄筋、ボルト、溶接、仕上げ材、表面オブジェクト、長孔、製品、および基準線がリスト化され、視覚化されます。

モデルを Trimble Connect にアップロードする前に、以下の点にご注意ください。

オブジェクトの色

.tekla 参照モデルのオブジェクトの色は、Tekla Structures モデルとは異なる場合があります。

プロファイル

プロファイルは高いソリッド精度でエクスポートされるため、プロファイルの丸めが表示されます。

ソリッド精度が高いと、Tekla Structures 性能に影響します。高いソリッド精度を使用しない場合は、詳細設定 XS_HIGH_ACCURACY_TRIMBIM_EXPORTFALSE に設定します。

製品

.tekla 参照モデルに製品を含めるには、conf.json ファイルで製品のエクスポートが有効になっていることを確認します。

  1. ...\TeklaStructures\<version>\Environments\common\system\UploadToConnect に移動します。
  2. conf.json ファイルをモデル フォルダの下の \attributes サブフォルダに移動します。
  3. メモ帳などのテキスト エディターで conf.json ファイルを開きます。
  4. "assemblies""true" に設定されていることを確認します。
  5. conf.json ファイルを保存します。
現場打ちコンクリート部材

.tekla 参照モデルにキャスト ユニットやキャスト ユニットの部材ではなく、現場打ちコンクリートや現場打ちコンクリート ユニットを含める場合、現場打ちコンクリート管理を有効にします

現場打ちコンクリートと現場打ちコンクリート ユニットの代わりにキャスト ユニットおよびキャスト ユニット部材を含める場合、conf.json ファイルで現場打ちコンクリートを無効にします。

  1. ...\TeklaStructures\<version>\Environments\common\system\UploadToConnect に移動します。
  2. conf.json ファイルをモデル フォルダの下の \attributes サブフォルダに移動します。
  3. メモ帳などのテキスト エディターで conf.json ファイルを開きます。
  4. "pours" : "model""pours" : "false" に変更します。
  5. conf.json ファイルを保存します。
レイヤー

レイヤーは .tekla モデルで使用できます。Tekla Structures オブジェクトは、テンプレート属性またはユーザー定義情報に従って、さまざまなレイヤーにグループ化されます。part.epr ファイルを使用して、.tekla のアップロードにレイヤーを含めます。

テンプレート属性とユーザー定義情報

.tekla モデルと共にアップロードするテンプレート属性とユーザー定義情報を定義する場合、part.epr ファイルを使用します。

  1. ...\TeklaStructures\<version>\Environments\common\system\UploadToConnect に移動します。
  2. part.epr ファイルをモデル フォルダの下の \attributes サブフォルダに移動します。
  3. メモ帳などのテキスト エディターで part.epr ファイルを開きます。
  4. サポートされている各オブジェクト タイプに対して、以下の構文を使用してテンプレートとユーザー定義情報を定義します :レイヤーを含めるには、特定の形式でレイヤーの行を追加する必要があります ("layer": ["TEMPLATE_FIELD"])。
    {
    "part": ["PART_POS", "NAME", "USERDEFINED.USER_FIELD_1"],
    "assembly": ["ASSEMBLY_POS", "USERDEFINED.PRELIM_ASSEM_MARK"],
    "bolt":["NAME","BOLT_STANDARD", "DIAMETER"],
    "rebar": ["REBAR_POS", "NAME", "GRADE", "SIZE", "LENGTH", "WEIGHT"]
    "layer": ["ASSEMBLY_POS"]
    "weld": ["WELD_SIZE1", "WELD_SIZE2", "WELD_TYPE1", "WELD_TYPE2", 
    "LENGTH", "WELD_ASSEMBLYTYPE", "WELD_EDGE_AROUND", 
    "WELD_INTERMITTENT_TYPE"] 
    }

    属性に使用する単位は変更できないことに注意してください。

  5. part.epr ファイルを保存します。

Trimble Connect プロジェクトに Tekla Structures モデルを、次のようにアップロードします。

  1. [ファイル] メニューで、設定 > 詳細設定 に移動します。
  2. 詳細設定 ダイアログボックスで、XS_CONNECT_UPLOAD_MODEL_FOLDER オプションを検索します。
  3. Tekla Structures モデルをアップロードする Trimble Connect フォルダへのファイル パスを入力するか、貼り付けます。

    デフォルトのファイル パスは Structural\Tekla models です。

  4. [OK] をクリックしてフォルダ パスを保存します。
  5. Trimble Connect リボン タブに移動し、モデルのアップロード をクリックします。
  6. モデルの保存と、関連付けられた Trimble Connect プロジェクトへのモデル フォルダ全体のアップロードを確定するには、[保存してアップロードする] をクリックします。

結果として、Tekla Structures モデルは、定義した Trimble Connect プロジェクト フォルダに .tekla ファイルとしてアップロードされます。

Trimble Connect へのモデル アップロードに失敗した場合、エラー メッセージが表示されます。アップロード時にエラーが発生した場合、PublishToTrimbleConnect.log ファイルを参照してください。このファイルは、モデル フォルダの下の /logs サブフォルダにあります。

必要に応じて、後で .tekla ファイルをオーバーレイ モデルとしてモデルに関連付けることができます

アップロード後にモデルを別のフォルダに移動する場合は、Trimble Connect で手動で移動する必要があります。

Trimble Connect プロジェクトに Tekla Model Sharing モデルを、次のようにアップロードします。

モデルのアップロード [] ボタンでは、Tekla Model Sharing モデルを Trimble Connect プロジェクトにアップロードできません。代わりに、XS_UPLOAD_SHARED_MODEL_TO_CONNECT 詳細設定を使用して、Tekla Model Sharing モデルを Trimble Connect プロジェクト フォルダにアップロードするかどうか、およびいつアップロードするかを選択できます。

[詳細設定] ダイアログ ボックスで、次のいずれかの XS_UPLOAD_SHARED_MODEL_TO_CONNECT 値を設定します。
  • BASELINE = Tekla Model Sharing モデルは、ユーザーが新しいベースラインを作成するたびに、設定された Trimble Connect プロジェクト フォルダに自動的にアップロードされます。

  • WRITEOUT = Tekla Model Sharing モデルは、アウトが成功するたびに、設定された Trimble Connect プロジェクト フォルダに自動的にアップロードされます。

  • モデルを Trimble Connect プロジェクト フォルダーにアップロードしない場合は、[] フィールドをクリアします。

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