Tekla Structural Designer からのインポートでは、インポートされる Tekla Structural Designer ファイル (.tsmd) またはニュートラル ファイル (.cxl) の内容に基づいて、梁、柱、スラブ、せん断壁などの Tekla Structures 部材が作成されます。鉄筋をインポートするには、Tekla Structures および Tekla Structural Designer の互換性のあるバージョンを同じコンピューターにインストールして、元の Tekla Structures Designer ファイル (.tsmd) にアクセスする必要があります。
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インポート先の Tekla Structures モデルを開きます。
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[ファイル] メニューで、 をクリックします。
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[Tekla Structural Designerのインポート] ダイアログ ボックスにおいて、[ファイルのインポート] ボックスにインポート .cxl ファイルまたは元の .tsmd ファイルのパスを入力するか、ボックスの横の [...] ボタンをクリックしてファイルを参照します。
有効なファイルを選択すると、インポート設定と [インポート] ボタンが有効になります。
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オブジェクトの位置を更新する必要がない場合、[プロファイルおよび材質の変更のみを考慮する] チェック ボックスをオンにします。
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以下の基準線オプションのいずれかを選択します。
- インポートファイルからグリッドをインポート:インポート ファイルから基準線が Tekla Structures モデルにインポートされます。基準線パターンが作成され、インポートされたすべての基準線が個々の基準平面としてこのパターンに追加されます。
- 既存の Tekla Structures グリッドの削除:インポートすると、現在の Tekla Structures モデルからすべての基準線/平面が削除されます。
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以前に Tekla Structural Designer からインポートされた Tekla Structures モデルでスラブおよび壁の開口部を削除する場合は、[以前にインポートした開口部を削除する] チェック ボックスをオンにします。
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[位置] セクションを開き、モデルをインポートする 位置を指定します。以下のいずれかの操作を行います。
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[鉄筋] セクションで、鉄筋をインポートするかどうか、どのようにインポートするかを定義します。[鉄筋] セクションは、インポート ファイルとして .tsmd ファイルを選択した場合にのみ使用できるようになります。
オプション |
説明 |
鉄筋のインポート
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鉄筋のインポートを有効または無効にします。
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古い鉄筋の削除
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Tekla Structural Designer インポートを使用して以前にインポートされた鉄筋を削除します。
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鉄筋の作成
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ネイティブ鉄筋:鉄筋を標準 Tekla Structures 鉄筋として作成します。
鉄筋セットは、現場打ちコンクリート パッド フーチング、ストリップ フーチング、梁、柱、および壁のフリーの鉄筋に作成されます。溶接金網は転送されません。
参照鉄筋:モデル フォルダーに保存する参照モデルとして鉄筋を作成します。
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作成オプション
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簡略化された鉄筋:鉄筋はフックまたは短縮なしでインポートされ、梁の長手方向鉄筋は、終点に柱を入力する前にカットされます。
設計グループ毎に一度:同じ設計グループ (梁、柱、パッド フーチングなど) に属する部材の鉄筋は、グループ内の 1 つの部材にのみ追加されます。
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鉄筋のインポート:
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鉄筋をインポートするオブジェクトを選択します:[梁]、[柱]、[壁]、[スラブ]、または [杭基礎]。
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インポート ファイルを読み込み、使用が推奨されるプロファイル、材質、および鉄筋の等級変換をすべて表示するには、[変換] セクションを開いてプレビュー ボタンをクリックします。
インポートでは、標準プロファイルおよび等級を含む内部変換リストが使用されます。内部変換を使用して、いずれかのオブジェクトのプロファイルまたは等級を変換できない場合、[変換] テーブル内で Tekla Structures 名がテキスト「--- NO MATCH ---」に置き換えられます。
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テキスト「--- NO MATCH ---」が表示された場合、次の方法でプロファイル、材質、鉄筋の等級を手動で変換できます。
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テキスト エディタで、ファイル名拡張子 .cnv を使用して、プロファイル、材質、鉄筋の等級変換ファイルを作成します。
変換ファイルは、標準変換を上書きする場合も使用できます。
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テキスト ファイルで、.cxl/.tsmd のプロファイル、材質、または鉄筋の等級名、プロファイルの場合は # 記号とプロファイル コード、次に等号 (=)、そして対応する Tekla Structures の名前を入力します。
これを行う場合、必要に応じて最寄りの Tekla サポートにお問い合わせください。
鉄筋の等級変換ファイルで、等級名の下の行に、等級のサイズ マッピングを同じ方法 (タブでインデント) でリスト表示します。
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[プロファイル変換ファイル]、[材質変換ファイル]、[鉄筋変換ファイル] の各ボックスで、プロファイルおよび等級のマッピングに使用する変換ファイルを指定します。
[鉄筋変換ファイル] ボックスは、互換性のあるバージョンの Tekla Structural Designer がインストールされており、.tsmd インポート ファイルが選択されている場合にのみ使用できます。
変換ファイルを使用しない場合でも、変換できないプロファイルまたは材質を持つ部材が作成されますが、Tekla Structures では無効な可能性があるインポート ファイル プロファイルまたは材質が使用されます。この場合、モデル内の部材は線として描画されますが、Tekla Structures では手動で編集できます。
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[インポート] をクリックします。
.tsmd ファイルをインポートする場合、Tekla Structural Designer が起動してモデルが開かれ、Tekla Structures にインポートできるようになります。
インポート ファイル内のどのオブジェクトもまだ現在のモデルにインポートされていない場合、Tekla Structures により、選択されたインポート ファイルの内容がインポートされ、Tekla Structures モデルで必要なオブジェクトがすべて作成されます。Tekla Structures モデルが空の場合、ファイルのプロジェクト プロパティがモデルのプロジェクト プロパティに書き込まれます。モデルがオブジェクトを含んでいる場合、.cxl/.tsmd モデル データは無視され、既存のプロジェクト プロパティは変更されません。
制限事項
- 最良の結果を得るには、[] の
XS_ENABLE_POUR_MANAGEMENT
が TRUE
に設定されていることを確認します。
- 干渉は解決されません。
- ラップをモデリングすることはできません。
- サイズと等級のマッピングは、UK モデルと USA モデルの標準設定でのみ機能します。