Tekla StructuresとTekla Structural Designerの間の統合ワークフローの例

Tekla Structures
変更済み: 6 12月 2022
2024
Tekla Structures

Tekla StructuresとTekla Structural Designerの間の統合ワークフローの例

Tekla StructuresとTekla Structural Designerの間の統合は、設計プロセスを中断せずにどちらのツールでも最初のモデルを開始できるように開発されました。 この柔軟性の向上により、企業は自社のソフトウェアソリューションとワークフローを密接にそろえることができます (つまり、最初のモデルはエンジニアがTekla Structural Designerで作成することも、技術者がTekla Structuresで作成することもできます)。

Tekla StructuresモデルはBIMドキュメントにもリンクされているため、このモデルを形状変更の「マスターモデル」とそいて使用することをお勧めします。 モデルの形状に加えられた変更は、Tekla Structuresモデルを変更し、Tekla Structural Designerを通じて転送して再設計することにより、最適な方法で処理されます。

プロジェクトのさまざまなステージにおける一般的なワークフローと意思決定プロセスは次のようになります。

初期計画ステージ

  • 最初のモデルは、プロセスを中断せずにTekla StructuresまたはTekla Structural Designerで開始できます。
  • モデリングプロセスの開始に使用されるソフトウェアは、スタッフの空き状況や実現可能な要件など、多くの要素によって決まります。
  • 外部ドライバがある場合を除き、初期ステージで実現可能なアイテムの大部分がTekla Structuresにより提供されるため、Tekla Structuresはモデルのスタート地点として最適であることがわかります。
  • モデルが建物全体をカバーする必要はありません。たとえば、一般的な柱間や床でもかまいません。
  • 生成された構造は、初期ステージにおいてTekla Structural Designerで初期断面サイズを設計し、再度Tekla Structuresに同期して初期図面または材質リスト作成を行うことができます。
  • このステージで、簡単な図面を作成できます。これは、Tekla StructuresまたはTekla Structural Designerで行うことができます。
  • 原価見積り用の初期材質リストは、このステージで生成できます。

詳細設計ステージ

  • 計画全体に変更が加えられ、初期計画モデルには反映されない可能性があるため、必ずしもモデルを初期計画ステージから詳細設計ステージに進めるのが適切とは限りません。 モデルをやり直した方が適切な場合もあります。
  • モデルは、ユーザーに合わせてTekla StructuresまたはTekla Structural Designerで開始できます。 その後、モデルを別のモデリングシステムに転送できます。
  • 重要なのは、2つのモデルの作業を同時に行うことができ、ワークフローに合わせて2つのモデルの同期が行われるということです。
  • Tekla Structural Designerは、構造の詳細な設計と側面的な設計に使用できます。
  • Tekla Structures内では、前のステージレベルとして、または承認のために建物管理に提出された一般図として図面を生成することができます。

施工ステージ

  • 詳細設計ステージのモデルを使用すると、他の分野との統合を含めることができるように、施工ステージプロセスの多くはTekla Structuresで行われます。
  • クライアントが変更の要件を推進しているのでなければ、設計は変更されません。
  • 構造の再設計が必要な場合、ユーザーに合わせてTekla StructuresモデルとTekla Structural Designerモデルの同じ動機が実行されます。
  • モデルはTekla Structures内で完成し、構造の施工レベル図面とともに部材の詳細な図面を作成できます。
  • 他の分野(機械エンジニアや電気エンジニアなど)との詳細な統合チェックは、このステージで実行されます。
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