DWG と DXF
DWG は AutoCAD のネイティブ ファイル形式であり、Autodesk 製品の標準ファイル形式です。DWG は、Tekla Structures でサポートされる 2D/3D CAD データに使用されます。
Drawing eXchange Format (DXF) は、AutoCAD と他のプログラム間でのデータの相互運用を可能にするために、Autodesk 社によって開発されました。このファイル形式にはどの形式の部材 ID も含まれないため、ファイルのさまざまなバージョンに含まれる各種物理オブジェクト間の変更を追跡することはできません。Tekla Structures では、DXF ファイルで干渉チェックは実行できません。
DWG/DXF ツールを使用してインポートした DWG および DXF ファイルでは、インポートしたオブジェクトの面は表示されません。表示されるのは、モデルの作成に使用可能な補助線 (部材プロファイルに変換された線) だけです。オブジェクトの面を表示する場合は、DWG/DXF ファイルを参照モデルとして挿入します。
DWG/DXF インポートで、Tekla Structures は ACAD2023 以前をサポートします。
DWG ファイルの AutoCAD バージョンを調べるには、そのファイルをテキスト エディターで開きます。最初の 6 バイトにバージョン コードが記載されています。
AC1032 = 2018、2019、2020、2021、2022、2023
AC1027 = 2013、2014、2015、2016、2017
AC1024 = 2010、2011、2012
AC1021 = 2007、2008、2009
AC1018 = 2004、2005、2006
AC1015 = 2002、2000i、2000
AC1014 = 14
AC1012 = 13
AC1009 = 12、11
AC1006 = 10
AC1004 = 9
AC1002 = 2
詳細情報のリンク:
図面内の DWG または DXF へのリンク
2D ライブラリによって、または図面リボン コマンド [DWG/DXF] を使用して、図面に DWG または DXF ファイルへのリンクを追加することもできます。