IFC エクスポート用のプロパティ セットの作成

Tekla Structures
変更済み: 8 3月 2024
2024
Tekla Structures

IFC エクスポート用のプロパティ セットの作成

テンプレート属性およびユーザー定義情報からプロパティ セットを作成し、それらの属性に関するプロパティを定義して、IFC エクスポートの IFC エンティティに Tekla Structures プロパティ セットをバインドすることができます。プロパティ セットは、プロパティ セット設定ファイルに保存することができます。

デフォルトのプロパティ セットを使用できます。デフォルトのプロパティ セットで問題ない場合、カスタム プロパティ セットを作成する必要はありません。デフォルトのプロパティ セットを変更することもできます。さらに、buildingSMART プロパティ セットをインポートすることができます。

Tekla Structures により IFC ファイルがエクスポートされるとき、[プロパティセット] リストで選択した設定ファイルを使用して、エクスポートされた IFC エンティティを含むプロパティ セットがエクスポートされます。設定ファイルのリストには、環境フォルダにある事前定義されたファイルと、現在のフォルダの下の \AdditionalPsets フォルダに保存されているファイルが含まれています。

[プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスでは、IFC エクスポートに必要なプロパティ セットを追加および変更できます。作成したプロパティ セット設定ファイルは、IFC2x3 エクスポートと IFC4 エクスポートの両方に表示されます。

注:

ファイル自体を変更する代わりに [プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスでのみプロパティ セットを定義して、XML 設定ファイルの有効性を確保することをお勧めします。

(1) 選択したプロパティ セット設定ファイルの名前。リストには、環境フォルダに保存された使用可能な設定ファイルがすべて表示され、目的のファイルを選択できます。ファイルは、選択後自動的に読み込まれます。

プロパティ セットを追加または変更したら、 [保存する] ボタンを使用して設定ファイルの変更内容を保存します。設定ファイルに新しい名前を付けて、保存することもできます。新しい設定ファイルと変更された設定ファイルは、現在のモデル フォルダの下の \AdditionalPsets フォルダに保存されます。次のフォルダから設定ファイルを読み取ることもできます。

XS_FIRM

XS_PROJECT

XS_SYSTEM

ボタンを使用し、表示された設定ファイルの内容をクリアして、新しい設定ファイルを作成します。

(2) [含む] チェック ボックスを使用して選択したプロパティ セットとプロパティのみをリストに表示するには、[含まれているもののみ表示] を選択します。

(3) 現在の設定ファイル内のプロパティ セット。プロパティ セットは、リスト内で上下にドラッグできます。

(4) 特定のプロパティ セットを検索します。プロパティ セットのリストは非常に長い場合がありますが、特定のプロパティ セットを見つけて選択するのに検索がかなり役立つことがあります。

(5) 選択した IFC エンティティのプロパティ セットのみ表示します。

(6) 選択した IFC バージョンのプロパティ セットのみ表示します。

(7) すべてのプロパティ セットとリスト内のすべてのプロパティをエクスポートするには、プロパティ セットまたはプロパティ セクションのタイトル行にある [含む] チェック ボックスをオンにします。さまざまなエクスポート目的で必要なプロパティ セットとプロパティのみをエクスポートするには、特定のプロパティ セットまたはプロパティの横にあるチェック ボックスをオンにします。

(8) フィルターを使用すると、プロパティ セットをエクスポートするオブジェクトをさらに制限することができます。たとえば、フィルターを指定し、鉄骨梁のみなど、プロパティ セットをエクスポートする IfcBeam オブジェクトをさらに制限できます。

(9) プロパティ セットを操作するためのコマンド ボタン:

buildingSMART プロパティ セットを追加します。Pset_ または Qto_ で始まるプロパティ セットは、buildingSMART プロパティ セットを構築します。buildingSMART プロパティ セットは保護されており、エクスポートに使用される IFC エンティティを変更したり、それに含まれるプロパティの名前を編集したりすることはできません。ただし、buildingSMART プロパティ セット内のプロパティを編集し、それらを含めるか除外するかを選択できます。

プロパティ セットを追加します。

選択したプロパティ セットを編集します。

選択したプロパティ セットを削除します。

選択したプロパティ セットを複製します。その後、プロパティ セットを変更し、たとえば、プロパティは同じでもフィルター条件が異なるようにできます。

(10) 選択したプロパティ セット内のプロパティ。プロパティは、リスト内で上下にドラッグすることができます。

(11) プロパティ セット セクションまたはプロパティ セクションを拡大するには、ダイアログ ボックスの区切り線を上下にドラッグします。

(12) プロパティを操作するためのコマンド ボタン:

選択したプロパティ セットにプロパティを追加します。

選択したプロパティを編集します。

選択したプロパティを選択したプロパティ セットから削除します。

カスタム IFC プロパティ セット設定ファイルの作成

デフォルトの設定ファイルに加えて、カスタム設定ファイルを作成できます。
  1. [ファイル] メニューで、エクスポート > IFC または エクスポート > IFC4 をクリックします。
  2. [プロパティセット] リストから [<新規作成>] を選択し、 [編集] ボタンをクリックします。

    [プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスが開きます。

    上部の ボタンの横にある ボタンをクリックして、[プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスで新しい設定ファイルを作成することもできます。

  3. 必要なプロパティ セットを追加します。
    詳細については、以下の「プロパティ セットの追加」を参照してください。
  4. 設定ファイルの名前を入力します。
  5. [保存する] をクリックします。

    新しい設定ファイルと変更された設定ファイルは、現在のモデル フォルダの下の \AdditionalPsets フォルダに保存されます。次のフォルダから設定ファイルを読み取ることもできます。

    XS_FIRM

    XS_PROJECT

    XS_SYSTEM

    次に、設定ファイルにプロパティ セットを追加します。

プロパティ セットの追加

カスタム プロパティ セットと buildingSMART プロパティ セットの両方を設定ファイルに追加できます。たとえば、重心や、部材レベルの始点や終点、製品レベルのスケジュール情報を追加できます。
  1. [プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスで、プロパティ セット設定ファイルを開きます。
  2. カスタム プロパティ セットを追加するには、プロパティ セット セクションで [この設定ファイルにプロパティ セットを追加] をクリックします。
  3. [プロパティ セットを追加] ダイアログ ボックスで、プロパティ セットの名前と説明を入力します。

    プロパティ セット名には、スペースを含む任意のテキストを使用できます。プロパティ セット名の最大長は 255 文字です。プロパティ セット名の先頭を接頭辞 Pset_ または Qto_ にしないでください。これらの接頭辞は、buildingSMART プロパティ セット用に予約されています。

  4. フィルターを使用すると、特定のプロパティ セットでエクスポートされるオブジェクトをさらに制限することができます。

    たとえば、フィルターを指定し、鉄骨梁のみなど、プロパティ セットをエクスポートする IfcBeam オブジェクトをさらに制限できます。

    以下のいずれかの操作を行います。

    • フィルターのリストから既存のフィルターを選択します。
    • 新しいフィルターを作成します。 [フィルターの表示] ボタンをクリックします。オブジェクト グループ - IFC プロパティ エクスポート ダイアログ ボックスで、フィルターを作成し、[フィルターの種類][IFC プロパティ エクスポート] に設定して、フィルターを保存します。
  5. プロパティ セットの IFC エンティティを選択します。
    少なくとも 1 つの IFC エンティティを選択する必要があります。
  6. 新しいプロパティ セットを保存するには、[追加] をクリックします。
    新しいプロパティ セットにプロパティを追加できるようになりました。以下の「プロパティ セットへのプロパティの追加」を参照してください。
  7. buildingSMART プロパティ セットを追加するには、 [buildingSMARTプロパティ セットをインポート] をクリックします。
    buildingSMART プロパティ セットを追加する方法の詳細については、以下の「buildingSMART プロパティ セットの追加」を参照してください。
  8. すべてのプロパティ セットとプロパティを追加したら、 [保存する] をクリックして現在の設定ファイルを保存します。
リストに複数のプロパティ セットがある場合、それらをリスト内で上下にドラッグすることができます。

プロパティ セットへのプロパティの追加

既存のプロパティ セットにプロパティを追加することができます。

buildingSMART プロパティ セットは保護されているため、そこにプロパティを追加することはできません。名前の先頭が Pset_ または Qto_ のプロパティ セットは、buildingSMART プロパティ セットを構築します。ただし、buildingSMART プロパティ セットに含まれるプロパティは変更することができます。

  1. [プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスで、プロパティ セット設定ファイルを開きます。
  2. プロパティ セット リストからプロパティ セットを選択し、プロパティ セクションで [このプロパティ セットにプロパティを追加] をクリックします。

    表示された [プロパティの追加] ダイアログ ボックスには、デフォルトのプロパティがすべてリストされます。プロパティを検索するか、[グループ] ドロップダウン オプションを使用して、オブジェクト タイプに応じてリストを絞り込むことができます。

  3. プロパティをクリックして選択します。
    プロパティを選択すると、[名前]、[Tekla プロパティ]、[タイプ] が自動的に入力されます。

    プロパティの [名前] を変更できます。[名前] を変更すると、自動的に変更されることはなくなります。

  4. プロパティのタイプを変更するには、[タイプ] ドロップダウンをクリックします。

    タイプは、

    • 文字列: 文字のシーケンス
    • ブール: true または false
    • 整数: 整数
    • 測定
    • 実数: 十進表現の数値
    • タイムスタンプ
  5. タイプとして [測定] を選択した場合、さらに多くの設定が表示されます。

    測定タイプ:リストから適切な測定タイプを選択します。

    変換:単位変換係数を選択します。使用可能なオプションは、選択した測定タイプによって異なります。

    面積プロパティ変換では、1E-06 係数が使用され、1E-06 = 0.000001 になります。たとえば、1 m2 は 1000000 mm2 in Tekla Structures になります。IFC では、面積単位は m2 であり、Tekla Structures値は 1E-06 で変換する必要があるため、1000000 mm2 x 1E-6= 1 m2 となります。

    体積プロパティ変換では、1E-09 係数が使用され、1E-09 = 0.000000001 になります。

    精度:プロパティを IFC に書き込むときに使用される精度を指定します。0.1 や 0.01 などの小数を入力します。たとえば、長さにおいて、1000 mm の IFC ファイルの精度が 0.1 の場合、値は 1000.0 になります。精度が 0.01 の場合、値は 1000.00 になります。精度が 0.5 の場合、Tekla Structures の値 1000.6 は 1000.5、1000.8 は 1001.0、1000.2 は 1000.0 となります。

    [元図] の値は変更できません。選択したプロパティに応じて、テンプレートまたはユーザー定義情報のいずれかになります。

  6. 目的の値を選択し、[追加] をクリックします。
  7. 変更をプロパティ セット設定ファイルに保存するには、 [保存する] をクリックします。
リストに複数のプロパティがある場合、それらをリスト内で上下にドラッグすることができます。作成したプロパティ セットを変更するには、プロパティ セットを選択し、 [選択したプロパティ セットの変更] をクリックします。

buildingSMART プロパティ セットの追加

buildingSMART プロパティ セットをプロパティ セット設定ファイルに追加することができます。

  1. [プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスで、buildingSMART プロパティ セットを追加するプロパティ セット設定ファイルを開きます。
  2. 右側にある [buildingSMARTプロパティ セットをインポート] ボタンをクリックします。
  3. 追加するプロパティ セットを選択します。これを行うには、プロパティ セットの横にある [インポート] チェック ボックスをオンにします。
    プロパティ セットを検索するには、[検索] ボックスを使用します。目的のプロパティ セット カテゴリ、IFC エンティティ、または IFC バージョンを選択して、表示されるプロパティ セットの数を制限することもできます。
  4. [インポート] をクリックします。
    選択した buildingSMART プロパティ セットがプロパティ セット リストに追加されます。buildingSMART プロパティ セットは保護されているため、編集することができませんが、不要な buildingSMART プロパティ セットをエクスポートから除外したり、マップされた Tekla プロパティを変更および編集したりすることはできます。
  5. 変更をプロパティ セット設定ファイルに保存するには、 [保存する] をクリックします。

プロパティ セットの削除

プロパティ セットが不要になった場合、設定ファイルから削除できます。
  1. [プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスで、カスタム プロパティ セット設定ファイルを開きます。
  2. プロパティ セット リストからプロパティ セットを選択します。
  3. [選択したプロパティ セットを削除] をクリックします。
  4. 変更をプロパティ セット設定ファイルに保存するには、 [保存する] をクリックします。
プロパティ セットをエクスポートに含めたくないが、設定にプロパティ セットを残しておきたい場合、プロパティ セットの横にある [含む] チェック ボックスをオフにします。

プロパティ セットからのプロパティの削除

プロパティセットでプロパティが不要になった場合、削除できます。

buildingSMART プロパティ セット (接頭辞 Pset_ または Qto_ で始まる) は保護されているため、そこからプロパティを削除することはできません。ただし、buildingSMART プロパティ セットに含まれているプロパティを除外することはできます。上記の「プロパティ セットまたはプロパティを含めるか除外する」セクションを参照してください。

  1. [プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスで、プロパティ セット設定ファイルを開きます。
  2. プロパティ セット リストで、プロパティを削除するプロパティ セットを選択します。
  3. プロパティ リストからプロパティを選択します。
  4. [選択したプロパティを削除] をクリックします。
プロパティ セットをエクスポートに含めたくないが、プロパティ セットにプロパティを残しておきたい場合、プロパティの横にある [含む] チェック ボックスをオフにします。

プロパティ セットの複製

既存のプロパティ セットによく似た新しいプロパティ セットが必要な場合、既存のプロパティ セットを複製できます。その後、プロパティ セットを変更し、たとえば、プロパティは同じでもフィルター条件が異なるようにできます。

buildingSMART プロパティ セットを複製することはできません。

  1. [プロパティセットの定義] ダイアログ ボックスで、プロパティ セット設定ファイルを開きます。
  2. プロパティ セット リストから、複製するプロパティ セットを選択します。
  3. [選択したプロパティ セットを複製] をクリックします。

    プロパティ セットが複製され、リスト内の元のプロパティ セットの下に追加されます。

  4. 複製したプロパティ セットを変更するには、プロパティ セットを選択し、 [選択したプロパティ セットの変更] をクリックします。
    たとえば、プロパティ セット名を変更して、目的のエンティティを選択し、別の選択フィルターを指定します。

    たとえば、プロパティ セット名を変更したり、目的のエンティティを選択したり、他のオブジェクトのプロパティ セットをエクスポートする選択フィルターを指定したりします。

  5. 終了したら、[変更] をクリックします。

プロパティ セットまたはプロパティを含めたり除外したりする

プロパティ セットまたはプロパティを設定ファイルに保持すると同時に、エクスポートから除外することができます。

buildingSMART プロパティ セットとプロパティを除外することもできます。

  1. [ファイル] メニューで、エクスポート > IFC または エクスポート > IFC4 をクリックします。
  2. [プロパティセット] リストから既存のプロパティ セットを選択し、 [編集] ボタンをクリックします。
  3. 以下のいずれかの操作を行います。
    • リスト内のすべてのプロパティ セットをエクスポートするには、プロパティ セット セクションのタイトル行にある [含む] チェック ボックスをオンにします。
    • 選択したプロパティ セットのすべてのプロパティをエクスポートするには、プロパティ セクションのタイトル行にある [含む] チェック ボックスをオンにします。
    • 必要なプロパティ セットのみエクスポートするには、プロパティ セットの横にあるチェック ボックスをオンにします。

    • 選択したプロパティ セットに必要なプロパティのみエクスポートするには、プロパティの横にあるチェック ボックスをオンにします。

  4. 変更をプロパティ セット設定ファイルに保存するには、 [保存する] をクリックします。

プロパティ セット設定ファイルの内容

プロパティ セット設定ファイルには、プロパティ セットの構造と、プロパティ セット内のプロパティのデータ定義が含まれています。

IFC エクスポートのプロパティ セットを XML 形式で設定する場合、次の 2 つのファイルが必要です。

  • IfcPropertySetConfigurations.xsd は、XML ファイルの構造を記述したスキーマ ファイルであり、XML ファイルの検証に使用されます。このファイルは、ソフトウェアの起動時に読み取られます。環境内にはスキーマ ファイルが 1 つだけあります。このファイルを操作する必要はありません。

  • XML ファイル <configuration_file_name>.xml は、実際のプロパティ セット設定ファイルです。

変更された設定ファイルは、モデルの下の \AdditionalPSets フォルダに保存され、システム フォルダ、プロジェクト フォルダ、企業フォルダからも読み取られます。

  • プロパティ セット XML 設定ファイルには、次の定義が含まれています。
    • テンプレート属性またはユーザー定義情報名。テンプレート属性は contentattributes_global.lst から、ユーザー定義情報は環境データベースからそれぞれ読み取られます。
    • データ型 (String、Integer、Float、Timestamp、Boolean、Logical、PlaneAngleMeasure など)。
    • 単位の種類 (長さ、面積、体積、量など)。
    • ユーザー定義情報の単位のない値の単位値のスケーリング。変換係数を追加して、単位のない値を変換して IFC ファイルで使用されるグローバル単位に対応させることができます。面積と体積の単位にはこのような係数が必要です。
    • デフォルト値を使用できるかどうか。
    • テンプレート属性またはユーザー定義情報に値が含まれていない場合に、エクスポートする設定を無視できるかどうか。
  • 以下は、プロパティ セット設定ファイルの内容の例です。
        <PropertySet referenceId="assemblies" isIgnored="false">
          <Name>Tekla Assembly</Name>
          <Description>Assembly Properties</Description>
          <Properties>
            <Property xsi:type="PropertySingleValueType" optional="true" isIgnored="false">
              <Name>Assembly/Cast unit Mark</Name>
              <PropertyValue xsi:type="StringValueType" stringType="IfcLabel">
                <GetValue xsi:type="TemplateVariableType">
                  <TemplateName>ASSEMBLY_POS</TemplateName>
                </GetValue>
              </PropertyValue>
            </Property>
            <Property xsi:type="PropertySingleValueType" optional="true" isIgnored="false">
              <Name>Assembly/Cast unit position code</Name>
              <PropertyValue xsi:type="StringValueType" stringType="IfcLabel">
                <GetValue xsi:type="TemplateVariableType">
                  <TemplateName>ASSEMBLY_POSITION_CODE</TemplateName>
                </GetValue>
              </PropertyValue>
            </Property>
            <Property xsi:type="PropertySingleValueType" optional="true" isIgnored="false">
              <Name>Assembly/Cast unit top elevation</Name>
              <PropertyValue xsi:type="StringValueType" stringType="IfcLabel">
                <GetValue xsi:type="TemplateVariableType">
                  <TemplateName>ASSEMBLY_TOP_LEVEL</TemplateName>
                </GetValue>
              </PropertyValue>
            </Property>
            <Property xsi:type="PropertySingleValueType" optional="true" isIgnored="false">
              <Name>Assembly/Cast unit bottom elevation</Name>
              <PropertyValue xsi:type="StringValueType" stringType="IfcLabel">
                <GetValue xsi:type="TemplateVariableType">
                  <TemplateName>ASSEMBLY_BOTTOM_LEVEL</TemplateName>
                </GetValue>
              </PropertyValue>
            </Property>
  • 設定ファイルには、プロパティ セットを IFC エンティティにバインドするためのルールも含まれています。
    • 建物要素だけでなく、ボルト、鉄筋、および製品のサポートを含む IFC エンティティ タイプの階層へのバインド。
    • 制限ルールを使用することができます。たとえば、数値には Equal、NotEqual、LessThan、GreaterThan、LessThanOrEqual、および GreaterThanOrEqual、テキストには Equal および NotEqual を使用できます。

      制限ルールを追加する場合、適切なテキスト エディターを使用してカスタム プロパティ セット設定ファイルを変更する必要があります。

    • プロパティ セットのバインド ルールの数はいくつでもかまいませんが、referenceId ごとに適用できるプロパティセットの定義は 1 つに限られます。
    • プロパティ セットはそれぞれ異なる IFC エンティティ タイプにバインドできます。たとえば、プレートには梁と異なるプロパティ セットを指定できます。
    <PropertySetBind referenceId="assemblies">
          <Rules>
            <Include entityType="IfcElementAssembly" subtypes="true" />
          </Rules>
        </PropertySetBind>
  • エクスポートにおいて、あるプロパティの値が見つからない場合、エクスポートではそのプロパティ セットがまったく書き込まれません。これを回避するには、プロパティセットのそのプロパティに optional=true を追加します。
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