コンクリート杭基礎 (1030)
[コンクリート杭基礎 (1030)] では、選択したコンクリート柱の下部にコンクリート杭基礎板を作成します。
作成されるオブジェクト
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コンクリート杭基礎板
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コンクリート柱の注入管と注入ホース
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基礎板の下の最大4本のコンクリート杭 (オプション)
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鉄筋のあばら筋
適用
状況 | 説明 |
---|---|
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杭、注入管、曲がり注入ホース、鉄筋、およびあばら筋を使用し、角処理されたコンクリート杭基礎板。 |
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杭基礎板にリセスがあり、複数の鉄筋を使用した、縁端が4つ以上あるコンクリート杭基礎板。 |
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鉄筋が複数あるコンクリート杭基礎板。 |
選択順序
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コンクリート柱を選択します。
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点を指定します。
点をピックすると、コンクリート杭基礎板が自動的に作成されます。
部材の識別キー
部材 |
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1 |
コンクリート柱 |
2 |
点 点によって、柱の新しい下部レベルが定義されます。 |
[画像] タブ
鉄筋と注入管の形状を制御するには、[ピクチャー] タブを使用します。
寸法
説明 |
デフォルト |
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1 |
鉄筋の最上部からの注入管の延長部分の長さ。 |
180 mm |
2 |
柱内の鉄筋の高さ。 |
400 mm |
3 |
柱の下部からの注入管のオフセット。 |
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4 5 |
鉄筋の上部および下部かぶり厚。 下部かぶり厚は、上部かぶり厚を定義していない場合にのみ使用されます。 |
0,5 * 杭基礎板の厚さ |
6 |
杭の太さ。 [部材] タブの杭の厚さの値がこの値よりも優先されます。 |
300 mm |
7 |
杭基礎板の下部から杭の下部までの距離。 |
5000 mm |
8 |
杭基礎板内の杭の深さ。 |
50 mm |
9 |
杭基礎の厚さ。 |
800 mm |
10 |
柱から杭基礎板までの距離。 |
0 mm |
11 |
ピックした点からの垂直オフセット。
|
0 mm |
12 |
鉄筋の高さ。 |
800 mm 400 mm + コンクリートフーチングの高さの50% |
13 |
注入管の高さ1。 |
500 mm |
14, 15 |
注入管の高さ2および3。 複数の注入管が同じ方向を向いている場合は、注入管の垂直オフセット。 [注入管と鉄筋] タブで使用するレベルを定義します。
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注入管
注入管の形状と寸法を選択します。傾斜付き注入ホースは、柱の縁端に合わせて調整されます。
オプション |
説明 |
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|
角度が90度の注入管のみ。 |
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注入管のみ。 値aを使用して管の傾斜を指定します。 |
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注入管と90度の注入ホース。 |
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注入管と傾斜付き注入ホース。 値aを使用してホースの傾斜を指定します。 |
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まっすぐな注入管。注入管の開口部は作成されません。 |
説明 |
デフォルト |
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---|---|---|
1 |
傾斜付き注入管または注入ホースの角の高さを指定します。 |
30 mm |
2 |
曲がり注入ホースの高さを指定します。 |
0 mm |
鉄筋のフックの長さ
鉄筋のフックの長さを指定します。鉄筋の終了角度も定義できます。
デフォルト値は、「10 *鉄筋の直径」です。
[部材] タブ
[部材] タブを使用して、杭基礎板、基礎杭、あばら筋、注入管のプロファイル プロパティを制御します。
部材プロパティ
部材プロファイルのプロパティを定義します。
[部材] タブで杭の厚さの値を空のままにした場合、代わりに [ピクチャー] タブで定義されている杭の厚さの値が [杭プロファイル頭文字 (e.g. D)] と共に使用されます。
オプション |
説明 |
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t、b、h |
基礎板と基礎杭の厚さ、幅、高さを定義するか、プロファイル カタログからプロファイルを選択します。 |
マーク |
部材マークの頭文字および開始番号。 |
材質 |
材質の等級。 |
名前 |
図面およびレポートに表示される名前。 |
[クラス] |
部材クラス番号。 |
コメント |
部材に関するコメントを追加します。 |
鉄筋
オプション |
説明 |
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鉄筋タイプ |
鉄筋のプロファイル タイプを選択します。
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鉄筋 |
鉄筋のサイズ。 |
半径 |
鉄筋のフックの半径。 |
鉄筋親部材: |
鉄筋の親部材を指定します。
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注入管と曲線
オプション |
説明 |
---|---|
注入管 曲線 |
注入管のサイズ。 注入ホースのサイズ。 |
記事番号 |
注入ホースと注入管の記事番号。 入力した値は、部材のユーザー定義情報に保存されます。 |
注入ホースを注入管に接続する方法を指定します。
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オプション |
説明 |
---|---|
杭プロファイル頭文字 (e.g. D) |
杭のデフォルトのパラメトリック プロファイル頭文字。 この値は、[ピクチャー] タブで杭の厚さを設定している場合にのみ機能します。 [部材] タブで杭の厚さを設定することにより、この値を無効にすることができます。 |
[鉄筋プロファイル頭文字 (e.g.D)] |
鉄筋プロファイルのデフォルトのパラメトリック プロファイル頭文字。 |
[全体] タブ
コンクリート杭基礎板の形状と寸法、およびリセスを制御するには、[全体] タブを使用します。
コンクリート杭基礎板のタイプ
オプション |
説明 |
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躯体のタイプ |
直方体の杭基礎板の板タイプを選択します。 |
方向 |
杭基礎板の方向を選択します。 |
コンクリート杭基礎板の寸法
説明 |
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---|---|
1 2 |
コンクリート柱からのX方向のオフセット。 |
コンクリート柱からのY方向のオフセット。 |
|
3 |
杭基礎板の形状を選択します。 |
4 |
杭基礎板の幅。 |
5 6 |
杭基礎板の直線部分の長さ。 |
7 |
杭基礎板の中心線からのオフセット。 |
8 |
杭基礎板の直線部分の幅。 |
9 |
杭基礎板の長さ。 |
リセス寸法
説明 |
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---|---|
1 |
リセスのタイプを選択します。 |
2 |
リセスの幅。 |
3 |
リセスのデプス。 |
4 |
鉄筋の下部からリセスの下部までの距離。 |
5 6 |
鉄筋の中心線からリセスの左端までの距離。 |
鉄筋の中心線からリセスの右端までの距離。 |
オプション |
説明 |
---|---|
直方体角処理タイプ |
直方体の杭基礎板の角処理タイプ。 |
コーナー処理X |
角処理のX方向のサイズ。 |
コーナー処理Y |
角処理のY方向のサイズ。 |
[杭] タブ
[杭] タブを使用して、基礎杭の位置を制御します。
杭の位置
説明 |
|
---|---|
1 |
杭の位置とオフセットを選択します。 |
2 4 6 8 |
1つ目の杭から柱までのX方向の距離。 |
2つ目の杭から柱までのX方向の距離。 |
|
3つ目の杭から柱までのX方向の距離。 |
|
4つ目の杭から柱までのX方向の距離。 |
|
3 5 7 9 |
1つ目の杭から柱までのY方向の距離。 |
2つ目の杭から柱までのY方向の距離。 |
|
3つ目の杭から柱までのY方向の距離。 |
|
4つ目の杭から柱までのY方向の距離。 |
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10 11 |
コンクリート柱からの杭のX方向のオフセット。 |
コンクリート柱からの杭のY方向のオフセット。 |
オプション |
説明 |
---|---|
杭方向 |
杭の方向を指定します。 |
杭を接続する |
杭を杭基礎板に接続する方法を指定します。 |
[注入管と鉄筋] タブ
鉄筋と注入管の作成、数、および位置を制御するには、[注入管と鉄筋] タブを使用します。
オプション |
説明 |
---|---|
作成 |
作成する部材を選択します。 |
注入管曲げ半径 |
注入管の半径。 |
注入管プロパティ
説明 |
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---|---|
1 |
曲げ鉄筋の方向を選択します。 |
2 |
注入ホースの方向を選択します。 |
3 |
注入管の数。 |
4 |
注入管の芯芯距離。 |
5 |
曲がり注入部材のレベルを指定します。 これは、曲がり部材が同じ方向を向いている場合に役立ちます。 レベルは [ピクチャー] タブで指定できます。
例:
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6 |
注入管の中心からコンクリート杭基礎の外側輪郭線までの距離を指定します。 |
例
[柱] タブ
柱の切り取り部の寸法を制御するには、[柱] タブを使用します。
柱の寸法
説明 |
|
---|---|
1 |
柱の切り取り部のサイズ。 |
2 |
柱の切り取り部の高さ。 |
[あばら筋] タブ
[あばら筋] タブを使用して、あばら筋のプロパティを制御します。
あばら筋プロパティ
オプション |
説明 |
---|---|
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あばら筋を作成するかどうかを選択します。 あばら筋の長さを指定します。 |
等級 |
あばら筋の等級。 |
サイズ |
あばら筋のサイズ。 |
端部条件 左 |
あばら筋の始点のフック。 |
端部条件 右 |
あばら筋の終点のフック。 |
曲げ長さ 左 |
あばら筋の始点のフックの長さ。 |
曲げ長さ 右 |
あばら筋の終点のフックの長さ。 |
作成方法 |
あばら筋の作成方法。 [鉄筋本数]: あばら筋の数を入力します。
[間隔指定]: 間隔値を入力します。
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あばら筋に関するコメント、あばら筋の名前、クラス、頭マーク、および開始番号を指定します。 |
説明 |
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---|---|
1 |
あばら筋の始点を選択します (柱の下部から最初のあばら筋まで、または鉄筋の上部から最初のあばら筋まで)。 |
2 |
鉄筋の下部から最後のあばら筋までの距離を定義します。 |
例
[一般] タブ
詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。
[解析] タブ
詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。