例: カスタム コンポーネント ダイアログ ボックスにイメージ付きリストを追加する

Tekla Structures
変更済み: 6 10月 2020
2024
Tekla Structures

例: カスタム コンポーネント ダイアログ ボックスにイメージ付きリストを追加する

次の例では、カスタム スチフナー ディテール ダイアログ ボックスにイラスト付きのリストを追加する方法を示します。これを行うには、カスタム コンポーネント ダイアログ エディターを使用するか、入力 (.inp) ファイルを手動で編集します。

この例の開始時、ダイアログ ボックスには以下のようなテキスト ボックスが表示されます。この場合、スチフナー プレートの作成を制御する値 (0 は左側、1 は右側、2 は両側) を知っている必要があります。

テキスト ボックスをより使いやすいリストに置換します。

ダイアログ エディターを使用してリストを追加する

  1. どのスチフナー プレートが作成されるかを制御するのに必要なすべての変数を使用して、カスタム スチフナーのディテールを作成します。

    この例では、変数に Plates created という名前が付いています。

  2. 編集するスチフナー ダイアログ ボックスを開きます。
    1. モデル内で、カスタム スチフナーのディテールを選択します。
    2. 右クリックして [カスタム コンポーネント ダイアログ ボックスの編集] を選択します。
  3. プレート作成を制御するパラメーター変数の名前を確認します。
    1. ダイアログ エディターで、[Plates created] ボックスをダブルクリックします。

      [オブジェクト プロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。

    2. パラメーター変数の名前を確認します。

      この例では、名前は P4 です。

    3. [キャンセル] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
  4. [Plates created] テキスト ボックスを選択し、Delete キーをクリックします。
  5. [挿入] > [属性] をクリックして、新しい属性リストを追加します。
  6. [Plates created] ラベルの横の適切な位置に属性リストをドラッグします。
  7. 属性リストを選択し、[変更] > [プロパティ] をクリックしてプロパティを編集します。
  8. 属性の [名前] として P4 と入力します。

    これで、プレート作成を制御するパラメーター変数に属性リストがリンクされました。

  9. [値の編集] をクリックして、リスト項目を追加します。
  10. [属性値の編集] ダイアログ ボックスで、左プレートのイメージを追加します。
    1. [参照して追加] をクリックします。
    2. 適切なイメージを参照します。

      新しいイメージを作成する場合、ビットマップ (.bmp) 形式になっていることを確認します。イメージを ..\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\Bitmaps フォルダーに保存します。

      最大イメージ サイズは 245x245 ピクセルです。

    3. [開く] をクリックします。
  11. 右プレート、次に両プレートに対して手順 9 を繰り返し、イメージを追加します。
  12. [属性値の編集] ダイアログ ボックスで、両プレートのイメージを選択します。次に、[デフォルト] をクリックして、この属性をデフォルト値にします。

  13. [OK] をクリックします。
  14. [オブジェクト プロパティ] ダイアログ ボックスで [適用] をクリックし、[キャンセル] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
  15. ダイアログ エディターで、[ファイル] > [上書き保存] をクリックして変更を保存します。
  16. モデルを閉じてから再度開いて、変更内容を反映させます。

.inp ファイルを編集して、リストを追加します。

  1. どのスチフナー プレートが作成されるかを制御するのに必要なすべての変数を使用して、カスタム スチフナーのディテールを作成します。

    この例では、変数に Plates created という名前が付いています。

  2. モデルで、[ファイル > モデル フォルダを開く] の順にクリックして、現在のモデル フォルダーを開きます。
  3. \CustomComponentDialogFiles フォルダーに移動します。
  4. テキスト エディターで .inp ファイルを開きます。

  5. 次の行を削除します。

    parameter("Plates created", "P4", integer, number, 2)

  6. 次の設定を使用して新しい Plates created 属性を追加します。

  7. 次の設定を使用して新しい P4 属性を追加します。

    リストに 3 つのオプションが含まれ、[両方] がデフォルト値になります。リストのオプションは、スチフナー プレートの作成を制御する変数 P4 にリンクされます。

  8. 行番号を編集して、ダイアログ ボックスで変数と変数の間に空の行が表示されないようにします。

  9. ダイアログ ボックスで使用するイメージを参照します。

    新しいイメージを作成する場合、ビットマップ (.bmp) 形式になっていることを確認します。イメージを ..\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\Bitmaps フォルダーに保存します。

    最大イメージ サイズは 245x245 ピクセルです。

  10. オプションのテキストをイメージの実際のファイル名に置き換えて、ファイル名拡張子 .xbm を付けます。

  11. .inp ファイルを保存します。
  12. モデルを閉じてから再度開いて、変更内容を反映させます。
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