例: カスタム コンポーネント ダイアログ ボックスにイメージ付きリストを追加する
次の例では、カスタム スチフナー ディテール ダイアログ ボックスにイラスト付きのリストを追加する方法を示します。これを行うには、カスタム コンポーネント ダイアログ エディターを使用するか、入力 (.inp) ファイルを手動で編集します。
この例の開始時、ダイアログ ボックスには以下のようなテキスト ボックスが表示されます。この場合、スチフナー プレートの作成を制御する値 (0 は左側、1 は右側、2 は両側) を知っている必要があります。
テキスト ボックスをより使いやすいリストに置換します。
ダイアログ エディターを使用してリストを追加する
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どのスチフナー プレートが作成されるかを制御するのに必要なすべての変数を使用して、カスタム スチフナーのディテールを作成します。
この例では、変数に Plates created という名前が付いています。
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編集するスチフナー ダイアログ ボックスを開きます。
- モデル内で、カスタム スチフナーのディテールを選択します。
- 右クリックして [カスタム コンポーネント ダイアログ ボックスの編集] を選択します。
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プレート作成を制御するパラメーター変数の名前を確認します。
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ダイアログ エディターで、[Plates created] ボックスをダブルクリックします。
[オブジェクト プロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。
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パラメーター変数の名前を確認します。
この例では、名前は P4 です。
- [キャンセル] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
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ダイアログ エディターで、[Plates created] ボックスをダブルクリックします。
- [Plates created] テキスト ボックスを選択し、Delete キーをクリックします。
- [挿入] > [属性] をクリックして、新しい属性リストを追加します。
- [Plates created] ラベルの横の適切な位置に属性リストをドラッグします。
- 属性リストを選択し、[変更] > [プロパティ] をクリックしてプロパティを編集します。
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属性の [名前] として P4 と入力します。
これで、プレート作成を制御するパラメーター変数に属性リストがリンクされました。
- [値の編集] をクリックして、リスト項目を追加します。
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[属性値の編集] ダイアログ ボックスで、左プレートのイメージを追加します。
- [参照して追加] をクリックします。
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適切なイメージを参照します。
新しいイメージを作成する場合、ビットマップ (.bmp) 形式になっていることを確認します。イメージを ..\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\Bitmaps フォルダーに保存します。
最大イメージ サイズは 245x245 ピクセルです。
- [開く] をクリックします。
- 右プレート、次に両プレートに対して手順 9 を繰り返し、イメージを追加します。
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[属性値の編集] ダイアログ ボックスで、両プレートのイメージを選択します。次に、[デフォルト] をクリックして、この属性をデフォルト値にします。
- [OK] をクリックします。
- [オブジェクト プロパティ] ダイアログ ボックスで [適用] をクリックし、[キャンセル] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
- ダイアログ エディターで、[ファイル] > [上書き保存] をクリックして変更を保存します。
- モデルを閉じてから再度開いて、変更内容を反映させます。
.inp ファイルを編集して、リストを追加します。
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どのスチフナー プレートが作成されるかを制御するのに必要なすべての変数を使用して、カスタム スチフナーのディテールを作成します。
この例では、変数に Plates created という名前が付いています。
- モデルで、[ファイル > モデル フォルダを開く] の順にクリックして、現在のモデル フォルダーを開きます。
- \CustomComponentDialogFiles フォルダーに移動します。
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テキスト エディターで .inp ファイルを開きます。
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次の行を削除します。
parameter("Plates created", "P4", integer, number, 2)
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次の設定を使用して新しい Plates created 属性を追加します。
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次の設定を使用して新しい P4 属性を追加します。
リストに 3 つのオプションが含まれ、[両方] がデフォルト値になります。リストのオプションは、スチフナー プレートの作成を制御する変数 P4 にリンクされます。
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行番号を編集して、ダイアログ ボックスで変数と変数の間に空の行が表示されないようにします。
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ダイアログ ボックスで使用するイメージを参照します。
新しいイメージを作成する場合、ビットマップ (.bmp) 形式になっていることを確認します。イメージを ..\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\Bitmaps フォルダーに保存します。
最大イメージ サイズは 245x245 ピクセルです。
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オプションのテキストをイメージの実際のファイル名に置き換えて、ファイル名拡張子 .xbm を付けます。
- .inp ファイルを保存します。
- モデルを閉じてから再度開いて、変更内容を反映させます。