詳細設定を使うと、実際のニーズ、プロジェクト固有の必要条件、工業規格などに合わせて Tekla Structures をカスタマイズすることができます。
注:
[詳細設定] ダイアログボックスの設定は、他の初期化ファイルの設定よりも優先されます。ほとんどの場合、[詳細設定] ダイアログ ボックスで詳細設定を変更することをお勧めします。
場合によっては、詳細設定が [詳細設定] ダイアログ ボックスに表示されていない場合や、すべての新しいモデルで同じ値を使用する場合などに、.ini ファイルの詳細設定を変更する必要があります。
たとえば、環境 .ini ファイルに詳細設定を追加できます。他の .ini ファイルの詳細については、「一般的な初期化ファイル (.ini ファイル) とそれらの読み取り順序」を参照してください。
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[ファイル] メニューで、 をクリックして、[詳細設定] ダイアログ ボックスを開きます。
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カテゴリーまたは検索を参照して、設定する詳細設定を見つけます。
詳細設定を検索するには、[検索]フィールドに検索語を入力します。すべてのカテゴリーで検索語を検索するには、[すべてのカテゴリー]を選択します。
ワイルドカードを検索に使用することもできます。たとえば、「アンカー」および「フィルター」という単語が含まれ、これら 2 つの単語の間に文字が含まれるすべての詳細設定を検索するには、「アンカー*フィルター」と入力します。
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オプション タイプの横にあるリストから詳細設定のタイプを選択します。
- 役割固有の詳細設定のタイプは、[SYSTEM (ROLE)]、[MODEL (ROLE)]、および [DRAWING(ROLE)] の間で変更できます。
- オプションタイプを [SYSTEM(ROLE)] に変更すると、値が自動的にデフォルト値に変更されます。
- [SYSTEM (ROLE)] オプションの値を入力すると、[MODEL (ROLE)] または DRAWING(ROLE)] に変更されます。
- システム固有の詳細設定のタイプを [SYSTEM] から [MODEL(SYSTEM)] に変更できます。オプション タイプを [MODEL(SYSTEM)] に変更すると、オプション データベースに値が保存されます。詳細設定を変更して [SYSTEM] に戻した場合、値はオプション データベースから削除され、初期化ファイルで指定された値が使用されます。
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詳細設定の値を入力するか、リストから値を選択します。
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一部の詳細設定では、スイッチを使用してマークの内容の定義などを実行できます。%TPL:PROJECT.NUMBER%.
[詳細設定] ダイアログ ボックスで詳細設定のスイッチを定義する場合、単一のパーセント記号でスイッチを囲みます (%xxx%)。
.ini ファイルでスイッチを定義する場合、二重のパーセント記号でスイッチを囲みます (%%xxx%%)。
たとえば、.ini ファイルで詳細設定 XS_BOLT_MARK_STRING_FOR_SIZE を定義するには、%%BOLT_NUMBER%%*D%%HOLE.DIAMETER%% を追加します。
- フォルダ パスを入力する必要がある場合は、フォルダ パスの末尾に円記号を入力するか、円記号を省略することができます。
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[適用] または [OK] をクリックします。
ヒント:
テキスト ファイルで詳細設定の完全なリストを作成するには、[ファイルへの書き込み] をクリックします。リストには、詳細設定の名前、現在の値、およびタイプが示されます。ファイルへの書き込みでは、現在の設定がエクスポートされるだけで、詳細設定を変更することはできません。