Tekla Structures の管理
Tekla Structures を管理すると、組織内のユーザーに合わせて Tekla Structures をカスタマイズしたり展開したりすることができます。
Tekla Structures の管理を行うユーザーのタイプは次のとおりです。
-
組織内のユーザー用に Tekla Structures をカスタマイズする Tekla Structures 管理者または BIM マネージャー。
-
ネットワーク環境と Tekla Structures サブスクリプションを管理し、ユーザーのために Tekla Structures を展開する IT 管理者。
-
個人で Tekla Structures サブスクリプションを持つフリーランサーなどの個々のユーザーが、各自のために Tekla Structures をカスタマイズする場合。
Tekla Structures を使用する前に
Trimble 製品をダウンロードし、サブスクリプションを使用するには、Trimble Identity が必要です。
Tekla Structures サブスクリプションなどの Tekla Online サービスは、識別に Trimble Identity を使用します。Trimble Identity は、その他の Trimble サービス (Trimble Connect、SketchUp 3D Warehouse など) にも使用することができます。
詳細については、「Trimble Identity の作成」を参照してください。
企業の会社で Tekla Structures の管理を開始する
Tekla Structures 管理者として始めるには、最初にインストール、カスタマイズ、プロジェクトの開始に関連した概念に精通してください。
Tekla Structures 管理者は、ユーザーが作業に必要とする構成と設定を定義して維持するために、より深く理解し、より管理されたアプローチを行う必要があります。
管理者または BIM 管理者のためのワークフロー
Tekla Structures 管理者または BIM マネージャーの一般的なワークフローは、次のとおりです。
-
Tekla Structures をカスタマイズして社内のユーザーに配布します。
IT 管理者のためのワークフロー
IT 管理者は、周囲のネットワーク環境の保守、Tekla Structures サブスクリプションの管理、ユーザー向けの Tekla Structures の展開を行います。
IT 管理者の一般的なワークフローは次のとおりです。
-
Tekla Structures のインストール要件に応じて、ネットワーク環境を設定します。
-
Tekla Online 組織、および Tekla Structures サブスクリプションまたはレガシー オンプレミスのライセンスを管理します。
中小規模企業での Tekla Structures 管理の開始
小規模な会社の管理者は、通常、Tekla Online 組織のユーザー アカウントとサブスクリプションの管理だけでなく、Tekla Structures のカスタマイズも管理します。
小規模な組織における管理者の一般的なワークフローを次に示します。
-
ユーザーへの Tekla Structures のインストール方法と Tekla Structures の配布方法を計画します。
-
Tekla Online 組織、および Tekla Structures サブスクリプションまたはレガシー オンプレミスのライセンスを管理します。
-
Tekla Structures をカスタマイズして社内のユーザーに配布します。
個々のユーザーとして Tekla Structures の管理を開始する
独自のパーソナル Tekla Structures サブスクリプションを使用している個人ユーザーの場合は、独自の用途に合わせて Tekla Structures をカスタマイズできます。
自身で使用するための基本構成は、通常、各機能のドキュメントに説明されています。カスタマイズは、異なるモデル間でコピーできます。自分用に Tekla Structures を設定する場合は、Tekla Structures インストール用のフォルダ構造と Tekla Structures 設定用のファイルに関する基本的な知識が必要です。
個々のユーザーの一般的なワークフローは次のとおりです。
-
Tekla Structures をインストールします。
-
プロジェクトや作業方法に合わせて Tekla Structures をカスタマイズできます。
-
詳細設定で設定を確認します。