テンプレート属性ファイル (contentattributes.lst)

Tekla Structures
2023
Tekla Structures

テンプレート属性ファイル (contentattributes.lst)

テンプレート属性はオブジェクト プロパティを表します。テンプレート属性を値フィールド、式、行ルール内で使用して、必要なデータを Tekla Structures データベースから取得できます。

テンプレートを出力すると、Tekla Structures により、属性が対応するオブジェクト プロパティの実際の値で置き換えられます。たとえば、属性 WEIGHT をレポート テンプレートに含めた場合、Tekla Structures でモデル オブジェクトの重量がレポートに表示されます。

テンプレート属性は次のファイルに定義されます。

ファイル名

説明

contentattributes.lst

これは、実際の属性定義を格納するすべてのファイルを含むコンテナ ファイルです。INCLUDE 文を使用してファイルを追加します。contentattributes.lst に含まれるファイルの順序によって、ファイルの読み取り順序が定義されます。

Tekla Structures の新しいバージョンをインストールすると、このファイルはインストール中に上書きされます。更新の前に、このファイルのコピーを必ず作成してください。

通常は、contentattributes.lst を変更する必要はありません。管理者以外のユーザーは変更しないでください。

contentattributes_global.lst

このファイルには、プログラムにハードコーディングされている属性が含まれます。このファイルは編集しないでください。

contentattributes_userdefined.lst

このファイルには、objects.inp ファイルに定義されたものと同じユーザー定義情報が含まれます。

Tekla Structures の新しいバージョンをインストールすると、このファイルはインストール中に上書きされます。テンプレートおよびレポートで独自の属性を使用するには、このファイルのコピーを作成し、必要な属性をそのファイルに追加します。

デフォルトでは、これらのファイルは ..\Program Files\Tekla Structures\<version>\bin\applications\Tekla\Tools\TplEd\settings にありますが、この場所は環境によって異なる場合があります。

contentattributes.lst ファイルの検索順序は、tpled.ini ファイルで定義されています。tpled.ini ファイルの場所は、詳細設定 XS_​TPLED_​INI で定義されています。

tpled.ini ファイルでは、次のポインターを使用できます。
  • @\ = tpled.ini ファイルの場所

  • .\ = tpled.exe の位置 (C:\Program Files\Tekla Structures\<version>\bin\applications\Tekla\Tools\TplEd)

独自の属性を含めるには、関連する環境フォルダーにある contentattributes.lst ファイルを変更します。新しいバージョンの Tekla Structures をインストールすると、contentattributes.lst ファイルが上書きされます。

役に立ちましたか?
前へ
次へ