Tekla Structures 2023 では、引き続きユーザー エクスペリエンスが強化されています。2023 バージョンでは、新規及び既存のユーザーの両方が、業務の効率化に寄与するソフトウェアの機能をすばやく習得できます。図面の操作に関するユーザー エクスペリエンスがアップグレードされ、ソフトウェアを簡単に学習して使用できるようになっています。

Tekla Structures 2023 では、製作工程におけるプロジェクト コミュニケーションと高度な詳細設計が改良されています。RC 詳細設計では、複雑な鉄筋形状の設計を調達、製作、施工現場に簡単に伝えることができるようになりました。鉄骨ファブリケーターのお客様は、特殊な業界向けのボルトと孔により、多くの詳細設計オプションに対応できるようになりました。多くのプロジェクトおよび材料が関係する製作において、詳細設計に使用できる出力およびエクスポートも更新されました。プロジェクトの座標位置の適切な処理、Tekla Model Sharing における図面バージョンのサポート、信頼性の高い IFC エクスポートにより、プロジェクトの調整とコラボレーションが改良されています。

サービス パック

現在利用できるサービス パックで加えられた新機能、改良点、修正については、次のリンクを参照してください。

• Tekla Structures 2023 SP1

• Tekla Structures 2023 SP2

• Tekla Structures 2023 SP3

• Tekla Structures 2023 SP4

• Tekla Structures 2023 SP5

• Tekla Structures 2023 SP6

• Tekla Structures 2023 SP7

• Tekla Structures 2023 SP8

• Tekla Structures 2023 SP9

• Tekla Structures 2023 SP10

• Tekla Structures 2023 SP11

互換性

未完成のモデルは、現在利用しているバージョンの Tekla Structures を使用して完成させることをお勧めします。

今回のバージョンには下位互換性がありません。Tekla Structures 2023 でモデルを作成または保存すると、以前のバージョンではデータベースが異なるため開くことができません。

サポートされているオペレーティング システムについては、ハードウェア推奨事項を参照してください。

管理者向けリリース ノーツ

上級ユーザーは、「Tekla Structures 管理者向けリリース ノーツ」を一読し、今回のリリースで追加されたカスタマイズ設定の適用方法をご確認ください。

ローカライゼーション リリース ノーツ

今回のリリースにおける環境固有の変更点については、「ローカライゼーション リリース ノーツ」で説明しています。

Tekla Open API リリース ノーツ

Tekla Open API リリース ノーツは「Tekla Developer Center」にあります。

Tekla Structures のバージョン全体のリリースノーツの概要

バージョン全体Tekla Structuresのリリースノーツの概要は、バージョン 2018 以降のバージョンおよびサービスパックの新機能と改良点Tekla StructuresについTekla Structuresて解説しています。概要は英語でのみ利用可能です。