基準線の操作
基準線は、水平平面および垂直平面を 3D 空間内で複合させたものです。基準線は、ビュー平面上に 1 点鎖線として示されます。直角の基準線と扇形基準線の両方を作成できます。基準線は、モデルにオブジェクトを配置するときに役立ちます。直角の基準線や単独の基準線を移動させると、その基準線に吸着されているように、直角の基準線上のオブジェクトも移動します。
基準線に関連した用語
(1) 基準線の原点は、各座標軸のゼロポイントが交差する点です。
(2) 基準線延長距離は、各方向に基準線を延長する距離を定義します。
(3) 基準線ラベルは、ビュー内に表示される基準線の名前です。
1 つのモデル内の複数の基準線
1 つのモデル内で複数の基準線を使用できます。たとえば、構造物全体に対応する大スケールの基準線と、詳細部分には小スケールの基準線をそれぞれ作成することができます。モデル内にオブジェクトを配置しやすくするために、必要な数の基準線を作成してください。
単一の基準線
既存の基準線グループに対して個々の基準線を追加することができます。
単一の基準線にはハンドルがあります。 [基準線(単独)の選択] 選択スイッチ がアクティブの状態で基準線を選択すると、ハンドルがマゼンタ色で表示されます。ハンドルを動かして斜めの基準線にする場合、この操作は基準線のローカル [XY 平面] でのみ行うことができます。