材質カタログのカスタマイズ
材質カタログには、材質のタイプおよび等級に関する情報が登録されます。材質は、各材質タイプの下にリストされた材質を使用して、タイプに基づいてグループ化された階層ツリーに表示されます。
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鋼材
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コンクリート
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鉄筋
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材木
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その他
デフォルトでは、材質カタログには環境固有の標準的な材質が含まれています。材質は追加、変更、および削除できます。
材質情報は、Tekla Structures により matdb.bin ファイルに保存されます。
材質カタログの重要なボタン
材質を操作するときは、[材質カタログの編集] ダイアログ ボックスの次のボタンの用途を確認してください。
ボタン |
説明 |
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[OK] をクリックするまで、編集した 1 つの材質の変更内容をコンピューターのメモリに保存します。 |
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モデルフォルダ内の変更を保存します。 Tekla Structuresでは、ユーザーが[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じた後、[保存の確認]ダイアログボックスで[OK]をクリックしたときに、変更済みのカタログがハードディスクに保存されます。 |
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変更を保存しないで [材質カタログの編集] ダイアログ ボックスを閉じます。 カタログに対して行われたすべての変更は、[更新]をクリックした場合でも失われます。これは、変更がハードディスクに保存されていないためです。 カタログに対して行われた変更は、カタログがコンピュータのメモリを使用しているため、1回のセッション中に表示されます。 Tekla Structuresの次回起動時に、以前のデータがハードディスクから復元されます。 |
材質情報は、Tekla Structures により matdb.bin ファイルに保存されます。モデルを初めて開いたとき、Tekla Structures によりハード ディスクからデータが読み取られ、コンピューターのメモリに格納されます。
材質を選択すると、Tekla Structures によりコンピューターのメモリからデータが読み取られ、[材質カタログの編集] ダイアログ ボックスに表示されます。これは、ハード ディスクのデータにアクセスするよりも高速です。
材質の追加
材質のコピー
既存の類似する材質のコピーを変更して、新しい材質を追加できます。
材質の変更
材質カタログを使用して既存の材質を変更できます。
材質の削除
- [ファイル] メニューで、 をクリックして [材質カタログの編集] ダイアログ ボックスを開きます。
- 削除する材質を選択します。
- 右クリックでポップアップメニューを表示して [材質の削除] を選択します。
- [OK] をクリックして、[材質カタログの編集] ダイアログ ボックスを閉じます。
- [保存の確認] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックして、変更を保存します。
材質へのユーザー定義情報の追加
材質には、ユーザー定義情報やその値を追加できます。追加したユーザー定義情報は、フィルタリングなどで使用できます。
- [ファイル] メニューで、 をクリックして [材質カタログの編集] ダイアログ ボックスを開きます。
- [ユーザー定義情報] タブで、[定義詳細] をクリックし、[材質プロパティの編集] ダイアログ ボックスを開きます。
- [追加] をクリックして新しい行を追加します。
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ユーザー定義情報を定義するには、行の各項目をクリックします。
- [更新] をクリックします。
- [OK] をクリックして、[材質プロパティの編集] ダイアログ ボックスを閉じます。
ユーザー定義の材質定義の作成
既存の材質定義を独自の定義で置き換えて、図面部材マークなどに使用できます。材質定義にはテキスト、数字、および記号を含めることができます。
材質のインポートとエクスポートについて
材質カタログを結合するには、インポートとエクスポートを使用します。材質カタログは、.lis ファイルとしてインポートおよびエクスポートされます。
インポートとエクスポートは、次の場合に役立ちます。
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新しいバージョンの Tekla Structures にアップグレードし、前のバージョンでカスタマイズした材質カタログを使用する場合。
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さまざまな場所に保存された材質カタログを結合する場合。
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他のユーザーと材質カタログ情報を共有する場合。
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異なる環境間で材質カタログを結合する場合。
Tekla Warehouse を使用して、材質をダウンロードおよび共有することもできます。
材質カタログの一部のエクスポート
材質カタログ全体をエクスポートする必要がない場合は、材質ツリーのグループ (1 つの材質タイプの下でグループ化されたすべての材質) または 1 つの材質だけをエクスポートできます。材質カタログは、.lis ファイルとして Tekla Structures モデルからエクスポートされます。
材質カタログ全体のエクスポート
エクスポートとインポートを使用して、材質カタログを結合します。材質カタログは、.lis ファイルとして Tekla Structures モデルからエクスポートされます。[エクスポート] コマンドでは、カタログ全体がエクスポートされます。
材質カタログのインポート
材質カタログは、.lis ファイルとして Tekla Structures モデルにインポートされます。エクスポートした .lis ファイルをモデル フォルダーに移動し、既存の材質カタログにインポートできます。
インポートとエクスポートで使用される単位
次の表に、プロファイルカタログと材質カタログをインポートおよびエクスポートする際に Tekla Structures で使用される単位を示します。
Type |
単位 (空白の場合は単位なし) |
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ブール |
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整数 |
|
文字列 |
|
比率 |
|
ひずみ |
|
角度 |
度 |
長さ |
mm |
変移・変形 |
mm |
寸法 |
mm |
断面二次半径 |
mm |
面積 |
mm2 |
補強面積 |
mm2 |
横方向補強エリア |
mm2/m |
面積/単位長 |
mm2/m |
体積 |
mm3 |
断面係数 |
mm3 |
断面二次モーメント |
mm4 |
ねじり係数 |
mm4 |
曲げねじり抵抗 |
mm6 |
力 |
N |
重量 |
kg |
面荷重 |
N/m |
バネ定数 |
N/m |
質量/長さ |
kg/m |
当分布面荷重 |
N/m2 |
力 |
N/m2 |
応力 |
N/m2 |
ヤング係数 |
N/m2 |
比重 |
kg/m3 |
モーメント |
Nm |
分布モーメント |
Nm/m |
回転バネ定数 |
Nm/rad |
温度 |
K (°C) |
温度膨張係数 |
1/K (1/°C) |
係数 |