オンプレミス ライセンスのさまざまな設定例

Tekla Structures
2023
Tekla Structures

オンプレミス ライセンスのさまざまな設定例

このページの情報は、Tekla サブスクリプションには当てはまりません。

次の例の目的は、さまざまな規模の会社や組織における Tekla Structures オンプレミス ライセンス管理のガイドラインを示すことです。

例 1: Tekla Structures ユーザーが 1 人、すべてのライセンスが 1 台のコンピューターで認証される

社内で 1 人のユーザーだけが Tekla Structures を使用します。この場合、ユーザーは Tekla Structures とライセンス サーバーを同じラップトップにインストールします。

  • ライセンス サーバーのインストールは簡単です。デフォルトのライセンス サーバー設定を使用できます。ライセンス サーバーと Tekla Structures が同じコンピューター上で実行されるため、ユーザーはライセンス サーバーの設定を変更する必要はありません。

  • ライセンス サーバーをコンピューターにインストールするので、Tekla Structures を社外で使用するために、ライセンスを持ち出したり、VPN 接続を使用したりする必要はありません。

例 2: Tekla Structures ユーザーが 3 人、必要なライセンスは各コンピューターで別個に認証される

社内に Tekla Structures ユーザーが 3 人います。ユーザーはそれぞれ異なる Tekla Structures 設定を使用するため、各ユーザーがライセンスを自分のコンピューターに別個にインストールし、必要なライセンスのみ認証します。

  • ライセンス サーバー管理者は必要ありません。ユーザーが自分のライセンス サーバーを管理します。

  • ユーザーはライセンス サーバーを自分のコンピューターにインストールするので、Tekla Structures を社外で使用するために、ライセンスを持ち出したり、VPN 接続を使用したりする必要はありません。

例 3: Tekla Structures ユーザーが 10 人、必要なライセンスは共通ライセンス サーバーと 1 人のユーザーのコンピューターで認証される

社内には 10 人の Tekla Structures ユーザーがいます 。これらのユーザーがさまざまな構成を使用するため、共通のライセンス サーバーを使用しています。

  • 会社にはライセンスの使用に関する社内ポリシーがあり、ライセンスの管理に関する規則が含まれています。

  • メイン ユーザーの 1 人がライセンス サーバー管理者として割り当てられます。管理者は、ライセンス サーバーをインストールし、他のユーザーにサーバーのホスト名とポート番号を知らせます。ライセンス サーバー管理者は、サーバーの保守作業も実行します。

  • ユーザーの 1 人は頻繁に出張し、出張中も Tekla Structures が必要です。そのユーザーのコンピューターには、ライセンス サーバーが別途インストールされているため、Tekla Structures をオフラインで使用するためにライセンスを持ち出したり、VPN 接続を使用したりする必要はありません。

  • 他のユーザーが Tekla Structures をオフラインで使用する必要がある場合は、ライセンス サーバーからライセンスを持ち出します。

例 4: 2 つのオフィスに Tekla Structures ユーザーが 50 人、必要なライセンスは 2 つの別個のサーバーで認証される

2 つのオフィスに 50 人の Tekla Structures ユーザーがいます。両方のオフィスに、それぞれライセンス サーバーがあります。

  • 両方のオフィスで、ライセンス サーバー管理者が割り当てられます。ライセンス サーバー管理者は、ライセンス サーバーをインストールし、ライセンス サーバーの保守作業を行います。

  • 会社には、ライセンスの使用に関する社内ポリシーがあります。ポリシーには、ライセンスの持ち出しが許可されるユーザーを定義するルールなどが含まれています。

  • Tekla Structures ユーザーの数が非常に多いので、ライセンス サーバー管理者は tekla.opt オプション ファイルを作成して、ライセンスごとにアクセス権限を管理します。

  • 数人のユーザーだけが、Tekla Structures をオフラインで使用する必要があります。ライセンス サーバー管理者は、オプション ファイルを変更して、ライセンスを持ち出す必要があるユーザーにのみライセンス持出しを有効にします。

  • 1 台のサーバーで障害が発生した場合、ユーザーは他のオフィスのライセンス サーバーに接続できます。ライセンス サーバーに使用可能なライセンスがある場合、ユーザーはライセンスを使用できます。

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