モデル テンプレートの作成

Tekla Structures
変更済み: 9 10月 2023
2023
Tekla Structures

モデル テンプレートの作成

モデル テンプレートを使用することで、登録済みの会社のテンプレートや設定を使用してモデルの作業を開始できます。モデル テンプレートは、下請業者にとって特に便利です。

モデル テンプレートでは、シングルユーザー モデルのみを作成できます。モデル テンプレートを使用してマルチユーザー モデル を作成するには、シングルユーザー モードでモデルを作成した後で、マルチユーザー モードに切り替えます。

デフォルトでは、モデル テンプレート フォルダは環境フォルダに保存されます。詳細設定 XS_MODEL_TEMPLATE_DIRECTORY を使用して、別の場所を定義します。

新しいモデル テンプレートの作成

独自のモデル テンプレートを作成し、それを使用して新しいモデルを作成できます。モデルテンプレートに含めるカタログ、カスタム コンポーネント、モデル サブフォルダ、図面テンプレート、およびレポート テンプレートをモデルから選択できます。

  1. 新しいモデルを作成します

    必ず新しい空のモデルから作成してください。これは、実際のプロジェクトで使用した古いモデルから情報を完全に削除することができないためです。古いモデルからすべてのオブジェクトおよび図面を削除したとしても、モデルのサイズを増加させる余分な情報が含まれている可能性があります。

  2. 必要な部材プロパティ、図面プロパティ、プロファイル、材質、カスタム コンポーネント、スケッチなどをモデルに追加します。

    たとえば、別のモデルから必要な属性ファイルをコピーできます。

  3. [ファイル] メニューで、名前を付けて保存 > 保存 をクリックします。

    xslib.db1 ファイルにカスタム コンポーネントを含めるためにモデルを保存する必要があります。モデルを保存しない場合、カスタム コンポーネントはモデル テンプレートに含まれません。

  4. [ファイル] メニューで、名前を付けて保存 > モデルテンプレートとして保存 をクリックします。
  5. モデル テンプレートの名前を入力します。
  6. モデル テンプレートに含めるカタログ、図面テンプレート、レポート テンプレート、およびモデル サブフォルダを選択します。

    モデル フォルダにあるファイルとフォルダのみを選択できます。カタログは、通常、environment フォルダに格納されています。カタログを変更した場合にのみ、モデル フォルダに格納されます。

  7. モデル テンプレートの作成後に作成先のフォルダを開く場合は、チェック ボックスをオンにします。
  8. [OK] をクリックします。

    これで、モデル テンプレートを使用して新しいモデルを作成できます。

  9. ファイル > 新規 で新規モデルを作成する際に、重要なモデル テンプレートをお気に入りとしてマークしたり、不要なテンプレートを非表示にしたりできます。
    1. リストからモデル テンプレートを選択します。
    2. 右クリックして [お気に入り] または [非表示] を選択します。

      テンプレートを [お気に入り] としてマークしている場合、テンプレート リストの上部に配置されます。別の方法として、テンプレート上の星のアイコンを使用して、[お気に入り] としてマークしたり、マークを削除したりできます。

      テンプレートを [非表示] としてマークしている場合、テンプレートのリストから削除されます。テンプレートを再度表示するには、[非表示アイテムの表示] チェック ボックスをオンにします。

既存のモデル テンプレートの変更

既存のテンプレートを変更するには、モデルを新しいテンプレートとして保存します。または、新しいファイルや更新したファイルを直接モデル テンプレート フォルダにコピーする方法でも、テンプレートを変更できます。

  1. 既存のモデル テンプレートを使用してモデルを作成します。
  2. 必要な変更を加えます。
  3. 新しいモデル テンプレートとして保存します。

モデル テンプレートのダウンロード

Tekla Warehouse を使用して、モデル テンプレートをダウンロード、共有、および保存できます。

モデル テンプレート オプション

[モデルテンプレートとして保存] ダイアログ ボックスを使用して、モデル テンプレートに含めるファイルおよびフォルダを定義できます。

設定

含まれるファイルおよびフォルダ

プロファイル

profdb.bin

profitab.inp

材質

matdb.bin

コンポーネントとスケッチ

ComponentCatalog.txt

ComponentCatalogTreeView.txt

xslib.db1

thumbnail_bitmap.arc

*.dat ファイル

CustomComponentDialogFilesフォルダ

属性定義

現在のモデルの属性定義がすべて含まれます。

ボルトとボルト セット

screwdb.db

assdb.db

鉄筋

rebar_database.inp

RebarShapeRules.xml

rebardatabase_config.inp

rebardatabase_schedule_config.inp

溶接金網

mesh_database.inp

オプション

現在のモデルのオプションがすべて含まれます。

図面テンプレート

*.tpl ファイル

レポート テンプレート

*.rpt ファイル

モデル サブフォルダを含めます

モデル フォルダで見つかったすべてのサブフォルダを表示します。選択したフォルダがモデル テンプレートに含まれます。

attributes フォルダには、部材と図面のプロパティ、および CustomComponentDialogFiles フォルダがデフォルトで含まれています。

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