ベース プレート (1053)

Tekla Structures
2023
Tekla Structures

ベース プレート (1053)

[ベース プレート(1053)] では、鉄塔脚部用のベース プレートを作成します。柱が斜めに配置される場合でも、ベース プレートは水平になります。

作成されるオブジェクト

  • ベース プレート

  • ボルト

  • 溶接

  • 追加コンポーネント (オプション)

適用

状況

説明

傾斜のある鉄塔脚部に接続される水平ベース プレート

実際の作業を始める前に

1 つの柱または 1 つの梁を作成します。

選択順序

  1. メイン部材 (柱または梁) を選択します。

  2. 位置を指示します。

    ディテールは自動的に作成されます。

部材の識別キー

部材

1

ベース プレート

[画像] タブ

[画像] タブを使用して、ベース プレートの位置を制御します。

寸法

説明

デフォルト

1

参照点からボルトまでの水平距離。

150 mm

2

参照点からベース プレートの上端までの垂直距離。

300 mm

3

参照点からベース プレートの下端までの垂直距離。

200 mm

4

参照点からベース プレートの左端までの水平距離。

200 mm

5

参照点からベース プレートの右端までの水平距離。

300 mm

6

参照点からボルトまでの垂直距離。

150 mm

[部材] タブ

[部材] タブを使用して、ベース プレートの寸法を制御します。

プレート

オプション

説明

デフォルト

プレート

ベース プレートの厚さ、幅、および高さ。

厚さ = 10 mm

幅 = 250 mm

高さ = 250 mm

オプション

説明

デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

[パラメータ] タブ

参照点の位置およびボルトの位置を制御するには、[パラメータ] タブを使用します。

参照点

参照点を使用して、プレートの寸法およびボルトの位置を定義します。参照点は柱の終了角度に設定されます。

指示した点は、ベース プレートの上部 (P2) または下部 (P1) に設定されます。

ルート ギャップ

説明

1

ベース プレートと柱の間のギャップ。

追加コンポーネントの使用

追加のシステムまたはカスタム コンポーネントを使用して、柱の端部またはベース プレートを変更することができます。たとえば、柱の端部に特別な裏当て材、溶接開先、溶接アクセス孔を作成できます。

追加のシステムまたはカスタム コンポーネントを使用する場合は、該当する追加コンポーネントで柱の端部またはベース プレートのプロパティを管理する必要があります。複数のコンポーネントを使用する場合は、溶接やカットが複数回行われることがあります。

オプション

説明

コンポーネント

[アプリケーションとコンポーネント] カタログからシステム コンポーネントまたはカスタム コンポーネントを選択します。

属性

コンポーネントのプロパティ ファイルを選択します。

入力

選択したコンポーネントが適用される部材を定義します。

  • デフォルトベースプレート+柱 と同じです。

  • では、メイン部材として柱を設定します。ディテールの場合はこのオプションを使用します。

  • 柱+ベースプレート では、柱をメイン部材、ベース プレートを副部材として設定します。

  • ベースプレート+柱 では、ベース プレートをメイン部材、柱を副部材として設定します。

  • [ベース] は、ベース プレートをメイン部材として設定します。

[ボルト] タブ

ボルトのプロパティを制御するには [ボルト] タブを使用します。

ボルト グループの寸法

説明

1

水平方向のボルト グループの位置の寸法。

2

水平寸法のボルト数。

3

ボルト間隔。

ボルト間隔の値はスペースを使用して区切ります。ボルト個々の間隔を示す値を入力します。たとえば、3 つのボルトがある場合は、2 つの間隔値を入力します。

4

垂直寸法のボルト数。

5

ボルト間隔。

ボルト間隔の値はスペースを使用して区切ります。ボルト個々の間隔を示す値を入力します。たとえば、3 つのボルトがある場合は、2 つの間隔値を入力します。

ボルトの基本プロパティ

オプション

説明

デフォルト

ボルト サイズ

ボルト径。

使用可能なサイズは、ボルト セット カタログに定義されています。

ボルト セット名

コンポーネント内で使用するボルト セット名です。

使用可能なボルト セットは、ボルト セット カタログに定義されています。

呼びに加える値

ボルトと孔の間のギャップです。

部材内ネジ

軸ボルトを使用する場合に、ボルト留め部材の内側にねじ山を収めるかどうかを指定します。

頭なしボルトを使用する場合は無視されます。

はい

現場/工場

ボルトの取り付け作業を行う場所です。

現場

カット長さ

Tekla Structures によってボルト部材の断面を検索する場所のデプスを定義します。ボルトに 1 つまたは 2 つのフランジを貫通させるかどうかを決定できます。

長孔

長孔、調整孔、小さな孔を定義できます。

オプション

説明

デフォルト

1

長孔の垂直寸法です。

0。丸孔になります。

2

長孔の水平寸法、または調整孔のクリアランスです。

0。丸孔になります。

孔タイプ

[長孔] では、長孔が作成されます。

[調整孔] では、調整孔が作成されます。

[孔なし] では孔は作成されません。

[テーパー] を選択すると、小さな孔が作成されます。

長孔の回転

孔のタイプが [長孔] の場合、このオプションによって長孔の向きが指定されます。

長孔部材

長孔が作成される部材。このオプションは、該当するコンポーネントによって異なります。

ボルト セット

選択したチェック ボックスによって、ボルト セットに使用されるコンポーネント オブジェクト (ボルト、ワッシャー、およびナット) が定義されます。

孔のみを作成する場合は、チェック ボックスをすべてオフにします。

既存のコンポーネントのボルト セットを変更するには、[変更の結果] チェック ボックスをオンにし、[変更] をクリックします。

ボルト長を増やす

ボルト長をどれだけ増やすかを指定します。たとえば、塗装でボルト長を増やす必要がある場合に、このオプションを使用します。

千鳥ボルト

オプション

説明

デフォルト

千鳥なし

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

千鳥なし

千鳥タイプ 1

千鳥タイプ 2

千鳥タイプ 3

千鳥タイプ 4

名前を付けて作成

ボルトとカスタム コンポーネントを切り替えるには、このオプションを使用します。

[アプリケーションとコンポーネント] カタログからカスタム コンポーネントを選択し、カスタム設定、上方向、回転、およびアンカーの長さを定義します。

[一般] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[一般] タブ

[解析] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[解析] タブ

溶接

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

溶接の作成

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