円形ベース プレート (1052)

Tekla Structures
2023
Tekla Structures

円形ベース プレート (1052)

[円形ベースプレート (1052)] では、円柱に接続されるベース プレートを作成します。

作成されるオブジェクト

  • 円形ベース プレート

  • パイプ スチフナー

  • アンカー バーに接続される追加プレート

  • アンカー バー

  • ボルト

  • 溶接

  • 追加コンポーネント (オプション)

適用

状況

説明

円形ベース プレート

円形ベース プレート

四角形ベース プレート

実際の作業を始める前に

円柱を作成します。

選択順序

  1. メイン部材 (柱) を選択します。

  2. 位置を指示します。

    ディテールは自動的に作成されます。

部材の識別キー

部材

1

スチフナー

2

ベース プレート

[ピクチャー] タブ

[ピクチャー] タブを使用して、[円形ベースプレート (1052)] の形状を制御します。

寸法

説明

デフォルト

1

パイプ スチフナーの上部の幅。

20 mm

2

ルート ギャップ。

0 mm

3

パイプ スチフナーの端部の高さ。

30 mm

[部材] タブ

[部材] タブを使用して、円形ベース プレートおよびパイプ スチフナーの寸法を制御します。

プレート

オプション

説明

デフォルト

円形ベース プレート

円形ベース プレートの厚さおよび幅。

厚さ = 30 mm

幅は、パイプ径によって決まります。

パイプ スチフナー

パイプ スチフナーの厚さ、幅、および高さ。

厚さ = 10 mm

高さ = 200 mm

オプション

説明

デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

仕上げ

部材の表面がどのように処理されているかを示します。

[パラメータ] タブ

[パラメータ] タブを使用して、ベースプレートの形状、内側プレートの径、ボルトの角度、重なり、および角処理の寸法を制御します。

ペース プレート形状

オプション

説明

デフォルト

ラウンド ベース プレート

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

ラウンド ベース プレート

四角形ベース プレート

内側プレートの径およびボルトの角度

説明

1

ベース プレート内孔径。

2

ボルトの角度 (度単位)。

キャスト プレートの形状

オプション 説明

デフォルト

四角形キャスト プレート

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

四角形キャスト プレート

円形キャスト プレート

ベース プレート位置

オプション

説明

デフォルト

ベース プレートは柱に対して垂直になります。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

ベース プレートは柱に対して垂直になります。

ベース プレートは柱に対して垂直になりません。

重なりの長さ

説明

デフォルト

1

柱フランジからプレート フランジまでの距離。

0 mm

角処理寸法

説明

デフォルト

1

角処理寸法。

10 mm

追加コンポーネントの使用

追加のシステムまたはカスタム コンポーネントを使用して、柱の端部またはベース プレートを変更することができます。たとえば、柱の端部に特別な裏当て材、溶接開先、溶接アクセス孔を作成できます。

追加のシステムまたはカスタム コンポーネントを使用する場合は、該当する追加コンポーネントで柱の端部またはベース プレートのプロパティを管理する必要があります。複数のコンポーネントを使用する場合は、溶接やカットが複数回行われることがあります。

オプション

説明

コンポーネント

[アプリケーションとコンポーネント] カタログからシステム コンポーネントまたはカスタム コンポーネントを選択します。

属性

コンポーネントのプロパティ ファイルを選択します。

入力

選択したコンポーネントが適用される部材を定義します。

  • デフォルトベースプレート+柱 と同じです。

  • では、メイン部材として柱を設定します。ディテールの場合はこのオプションを使用します。

  • 柱+ベースプレート では、柱をメイン部材、ベース プレートを副部材として設定します。

  • ベースプレート+柱 では、ベース プレートをメイン部材、柱を副部材として設定します。

  • [ベース] は、ベース プレートをメイン部材として設定します。

[ボルト] タブ

ボルトのプロパティを制御するには [ボルト] タブを使用します。

ボルト位置

説明

1

ボルト本数。

2

ボルトの間隔。

3

ボルト グループから削除するボルトを指定します。

削除するボルトの番号を入力します。複数のボルト番号を入力する場合は、スペースで区切ります。ボルトには、左から右、上から下の順に番号が付与されています。

ボルトの基本プロパティ

オプション

説明

デフォルト

ボルト サイズ

ボルト径。

使用可能なサイズは、ボルト セット カタログに定義されています。

ボルト セット名

コンポーネント内で使用するボルト セット名です。

使用可能なボルト セットは、ボルト セット カタログに定義されています。

呼びに加える値

ボルトと孔の間のギャップです。

部材内ネジ

軸ボルトを使用する場合に、ボルト留め部材の内側にねじ山を収めるかどうかを指定します。

頭なしボルトを使用する場合は無視されます。

はい

現場/工場

ボルトの取り付け作業を行う場所です。

現場

カット長さ

Tekla Structures によってボルト部材の断面を検索する場所のデプスを定義します。ボルトに 1 つまたは 2 つのフランジを貫通させるかどうかを決定できます。

長孔

長孔、調整孔、小さな孔を定義できます。

オプション

説明

デフォルト

1

長孔の垂直寸法です。

0。丸孔になります。

2

長孔の水平寸法、または調整孔のクリアランスです。

0。丸孔になります。

孔タイプ

[長孔] では、長孔が作成されます。

[調整孔] では、調整孔が作成されます。

[孔なし] では孔は作成されません。

[テーパー] を選択すると、小さな孔が作成されます。

長孔の回転

孔のタイプが [長孔] の場合、このオプションによって長孔の向きが指定されます。

長孔部材

長孔が作成される部材。このオプションは、該当するコンポーネントによって異なります。

ボルト セット

選択したチェック ボックスによって、ボルト セットに使用されるコンポーネント オブジェクト (ボルト、ワッシャー、およびナット) が定義されます。

孔のみを作成する場合は、チェック ボックスをすべてオフにします。

既存のコンポーネントのボルト セットを変更するには、[変更の結果] チェック ボックスをオンにし、[変更] をクリックします。

ボルト長を増やす

ボルト長をどれだけ増やすかを指定します。たとえば、塗装でボルト長を増やす必要がある場合に、このオプションを使用します。

[アンカー バー] タブ

[アンカー バー] タブを使用して、さまざまなタイプのアンカー バーの作成を制御します。

アンカー バー寸法

オプション

説明

ロッドプロファイル

アンカー バー プロファイル。

部材に関するコメントを追加できます。

ナットプロファイル

ナット プロファイル。

ワッシャープロファイル

ワッシャー プロファイル。

ワッシャー(板)

プレート ワッシャーの厚さ、幅、および高さ。

キャストプレート

キャスト プレートの厚さ、幅、および高さ。

グラウト

グラウト厚。

グラウトにより、コンクリート部材の上面に柱をモデリングして、ベース プレートを正しく配置することができます。また、一般図内での寸法設定が簡単になります。

デフォルトでは、グラウトは作成されません。

グラウトを傾斜ありで作成するかどうか、およびディテール作成点の上に作成するか下に作成するかを選択します。これはシム プレートにも影響します。

アンカー バー部材プロパティ

オプション 説明 デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

[クラス]

部材クラス番号。

仕上げ

部材の表面がどのように処理されているかを示します。

コメント

部材に関するコメントを追加します。

ベース プレートのボルトタイプ

ボルト、アンカー バー、またはカスタム コンポーネント付きのいずれのベース プレートを作成するか選択します。

デフォルトでは、[ボルト] でベース プレートが作成されます。

アンカー バー寸法

説明

デフォルト

1

ナットのサイズまたは長さ。

アンカー バーの径

2

ワッシャーのサイズまたは厚さ。

ナットのサイズの半分

3

アンカー バーの長さ。

500 mm

4

ベース プレートより上のアンカー バーの長さ。

50 mm

5

キャスト プレートとベース プレート間の距離。

60 mm

6

上部ねじ切りの長さ。

0 mm

アンカー バーのタイプ

オプション

説明

デフォルト

タイプ 1

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

タイプ 1

a

フックの半径

b

フックの幅

a = アンカー バーの径の 2 倍

b = アンカー バーの長さの 1/5

a

フックの半径

b

フックの幅

c

フックの高さ

c = フックの幅と同じ

d

追加プレートより下のアンカー バーの長さ

e

下部ねじ切りの長さ

d = ナットのサイズの 2 倍

e = ナットのサイズの 4 倍 + 追加プレートの厚み

フックの方向

オプション

説明

デフォルト

タイプ 1

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

タイプ 1

タイプ 2

タイプ 3

タイプ 4

ボルト付けの方向

注:

ボルト付きベース プレートを作成した場合、ボルト付けの方向を指定できます。

オプション

説明

デフォルト

ボルトの方向 1

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

ボルトの方向 1

ボルトの方向 2

キャスト プレート孔隙間

オプション

説明

デフォルト

キャスト プレート孔隙間

キャスト プレート孔の隙間。

ボルト許容差と同じ

ワッシャー孔隙間

オプション

説明

ワッシャーに孔を作成

デフォルトでは、ワッシャーに孔は作成されません。

ワッシャー孔の隙間。

プレート ワッシャーの配置

オプション 説明

プレート ワッシャーを円に沿って配置

プレート ワッシャーを円に沿って配置するかどうかを選択します。

ワッシャーを円に沿って配置すると、負荷が均等に配分されます。

作成

説明

1

ナットを作成します。

2

ワッシャーを作成します。

3

ワッシャー プレートを作成します。

アンカー バー製品

アンカー バー製品に含めるアンカー バー部材を指定します。

ベース プレートの上下にワッシャー プレートを溶接することができます。

[追加プレート] タブ

[追加プレート] タブを使用して、各アンカー バーの下部で作成されるプロファイル (プロファイル 1) と、アンカー バーの行を接続するプロファイル (プロファイル 2) の配置、回転、およびタイプを制御します。

部材寸法

オプション

説明

デフォルト

追加プロファイル1

プロファイル カタログから最初の追加プロファイルを選択します。

PL10*100

追加プロファイル2

プロファイル カタログから 2 番目の追加プロファイルを選択します。

部材プロパティ

オプション

説明

デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

[クラス]

部材クラス番号。

仕上げ

部材の表面がどのように処理されているかを示します。

追加プロファイル 1 の縁端距離

説明

デフォルト

1

追加プロファイル 1 の縁端距離。

50 mm

追加プロファイル 2 の縁端距離

説明

デフォルト

1

アンカー バーの軸からの追加プロファイル 2 の距離。

ナットのサイズまたはアンカー バーの径の半分

追加プロファイル 2 のタイプ

オプション

説明

デフォルト

タイプ 1

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

タイプ 1

タイプ 2

タイプ 3

タイプ 4

タイプ 5

タイプ 6

追加プロファイル 2 の長さ

説明

デフォルト

1

アンカー バーの軸からの追加プロファイル 2 の長さ。

50 mm

追加プロファイル 1 のプロパティ

オプション

説明

デフォルト

鉄筋径に加える値

追加プロファイル 1 の鉄筋径に加える値。

ボルト許容精度と同じ

円プロファイルの高さ

円形の追加プロファイル 1 の高さを入力します。

プロファイル回転

追加プロファイル 1 のプロファイル回転。

正面

追加プロファイル 2 回転

オプション

説明

デフォルト

追加プロファイル 2 回転

追加プロファイル 2 のプロファイル回転。

正面

[一般] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[一般] タブ

[解析] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[解析]タブ

溶接

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

溶接の作成

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