ポータル ブレーシング (105)

Tekla Structures
2023
Tekla Structures

ポータル ブレーシング (105)

ポータル ブレーシング (105) は、ガセット プレートと T を使用して、最大 3 個の中空ブレースを梁または柱に接続できます。

作成されるオブジェクト

  • ガセット プレート

  • T

  • ボルト

  • 溶接

適用

状況 説明

ブレース プロファイル:チューブ

ガセット プレートは梁に溶接されます。ブレースは T を使用してガセット プレートにボルト留めされます。

ブレース プロファイル:RHS

ガセット プレートが柱に溶接されます。ブレースは T を使用してガセット プレートにボルト留めされます。

制限事項

ブレースが同じ平面上にあることが条件です。

実行前の準備

同じ平面に、梁と最大 3 個のブレースを作成します。

選択順序

  1. メイン部材 (梁または柱) を選択します。

  2. 副部材 (最初のブレース) を選択します。

  3. 2 番目の副部材 (2 番目のブレース) を選択します。

  4. それ以降の副部材 (3 番目のブレース) を選択します。

  5. マウスの中ボタンをクリックしてコンポーネントを作成します。

部材の識別キー

説明

1

ガセット プレート

2

T

[画像] タブ

ガセット プレートの縁端からの T の寸法を定義するには、[画像] タブを使用します。

説明

1

T の縁端寸法を定義します。

[部材] タブ

[部材] タブを使用して、ガセット プレートのプロパティと、ブレース縁端の T のプロパティを定義します。T は、ブレースごとに個別に定義できます。

部材

オプション 説明

ガセット

ガセット プレートの厚さ、幅、および高さ。

T フランジ

Tekla Structures で 2 つのプレートを使用して T を作成するには、T プロファイル を空白にしておきます。代わりに、T フランジとウェブの厚さ、幅、および高さを入力する必要があります。

T フランジの厚さ、幅、および高さを定義します。

T ウェブ

Tekla Structures で 2 つのプレートを使用して T を作成するには、T プロファイル を空白にしておきます。代わりに、T フランジとウェブの厚さ、幅、および高さを入力する必要があります。

T ウェブの厚さ、幅、および高さを定義します。

T プロファイル

プロファイル カタログから T プロファイルを選択します。

T プロファイルまたは I プロファイルを使用できます。

I プロファイルを使用すると、コンポーネントは I プロファイルをカットして T を作成します。[パラメータ] タブの T デプス オプションを使用して、I プロファイルをカットする位置を指定する必要があります。

オプション

説明

デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

[クラス]

部材クラス番号。

[パラメータ] タブ

T の寸法、クリアランス、ガセット プレートの位置および角処理を定義するには、[パラメータ] タブを使用します。

オプション 説明

最小カット角度 (0-90度)

最小カット角度を定義します。

個別に溶接を指定

個別に溶接を使用するかどうかを選択します。

個別にボルトを指定

個別にボルトを使用するかどうかを選択します。

ガセットの位置

ブレース上のガセットの位置を選択します。

T の位置

ガセット上の T の位置を選択します。

ガセット角処理

オプション 説明

デフォルト

角処理なし

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

角処理なし

コーナーを作成します。

T の寸法

各ブレースの T の寸法を定義します。

説明

1

T 長さ

2

T デプス

ボルト グループの配置

ボルト グループを配置するかどうかを選択します。

メイン部材上のガセットの位置

オプション 説明

デフォルト

ガセットは、定義された距離に従って配置されます。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

ガセットは、定義された距離に従って配置されます。

ガセットはボルト グループの中心に配置されます。

ガセットは、ジョイント原点の中心を中心に配置されます。

[ボルト 1]/[ボルト 2]/[ボルト 3] タブ

[ボルト 1][ボルト 2][ボルト 3] のタブを使用して、最初のブレース、2 番目のブレース、および 3 番目のブレースをガセット プレートに接続するボルトを制御します。

ボルト グループの寸法

説明

1

メイン部材ウェブからのプレート縁端の距離。

2

ボルト縁端距離。

縁端距離とは、ボルトの中心から部材の端部までの距離です。

3

ボルト本数。

4

ボルト間隔。

ボルト間隔の値はスペースを使用して区切ります。ボルト個々の間隔を示す値を入力します。たとえば、3 つのボルトがある場合は、2 つの間隔値を入力します。

ボルトの基本プロパティ

オプション

説明

デフォルト

ボルト サイズ

ボルト径。

使用可能なサイズは、ボルト セット カタログに定義されています。

ボルト セット名

コンポーネント内で使用するボルト セット名です。

使用可能なボルト セットは、ボルト セット カタログに定義されています。

呼びに加える値

ボルトと孔の間のギャップです。

部材内ネジ

軸ボルトを使用する場合に、ボルト留め部材の内側にねじ山を収めるかどうかを指定します。

頭なしボルトを使用する場合は無視されます。

はい

現場/工場

ボルトの取り付け作業を行う場所です。

現場

長孔

長孔、調整孔、小さな孔を定義できます。

オプション

説明

デフォルト

1

長孔の垂直寸法です。

0。丸孔になります。

2

長孔の水平寸法、または調整孔のクリアランスです。

0。丸孔になります。

孔タイプ

[長孔] では、長孔が作成されます。

[調整孔] では、調整孔が作成されます。

[孔なし] では孔は作成されません。

[テーパー] を選択すると、小さな孔が作成されます。

長孔の回転

孔のタイプが [長孔] の場合、このオプションによって長孔の向きが指定されます。

長孔部材

長孔が作成される部材。このオプションは、該当するコンポーネントによって異なります。

ボルト セット

選択したチェック ボックスによって、ボルト セットに使用されるコンポーネント オブジェクト (ボルト、ワッシャー、およびナット) が定義されます。

孔のみを作成する場合は、チェック ボックスをすべてオフにします。

既存のコンポーネントのボルト セットを変更するには、[変更の結果] チェック ボックスをオンにし、[変更] をクリックします。

ボルト長を増やす

ボルト長をどれだけ増やすかを指定します。たとえば、塗装でボルト長を増やす必要がある場合に、このオプションを使用します。

千鳥ボルト

オプション

説明

デフォルト

千鳥なし

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

千鳥なし

千鳥タイプ 1

千鳥タイプ 2

千鳥タイプ 3

千鳥タイプ 4

[一般] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[一般] タブ

[解析] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[解析] タブ

溶接

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

溶接の作成

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