H ブレース (165)
[ヘビーブレース (165)] は、2 つの部材が角を形成するために接するガセット プレートに 1 つのブレースを接続します。
作成されるオブジェクト
-
ガセット プレート
-
コネクション プレート (フランジとウェブ)
-
十字プレート
-
シム プレート (フランジおよびウェブ)
-
スチフナー
-
ボルト
-
溶接
適用
状況 | 説明 |
---|---|
ガセット プレートが柱に溶接されます。ブレース ウェブは、コネクション プレートでガセット プレートにボルト接合されます。リブ プレートは、画像で 1 と表示されます。 柱または梁プロファイル:RHS、チューブ、I ブレース プロファイル: H |
使用しない場合
傾斜または斜め梁
実行前の準備
角を形成する 2 つの部材、および 1 つのブレースを作成します。
選択順序
-
角を形成する最初の部材を選択します。
-
最初のブレースを選択します。
-
2 番目以降のブレースを選択します。
-
コーナーを形成する 2 番目の部材を選択します。
-
マウスの中ボタンをクリックしてコンポーネントを作成します。
部材の識別キー
説明 | |
---|---|
1 |
ガセット プレート |
2 |
コネクション プレート |
3 |
リブ プレート |
4 |
スチフナー |
[画像] タブ
[ピクチャー] タブを使用して、ガセット プレートとリブ プレートの寸法、およびプレートとブレースの間の隙間を定義します。
寸法
説明 | |
---|---|
1 |
ガセット プレートの垂直寸法 |
2 |
メイン部材からのリブの縁端寸法 |
3 |
ガセット プレートの縁端に寸法リブ プレート |
4 |
ガセット プレートの縁端にコネクション プレート |
5 |
ガセット プレートからブレースまでの許容精度 |
6 |
ガセット プレートの長さ |
7 |
ガセット プレートの水平寸法 |
8 |
参照点までのガセット プレート縁端寸法 |
9 |
シム プレート縁端までの副部材の縁端寸法 |
[部材] タブ
部材プロパティを定義するには、[部材] タブを使用します。
部材
オプション | 説明 |
---|---|
ガセット プレート |
ガセット プレートの厚さ |
フランジ プレート |
フランジ プレートの厚さ |
ウェブ |
ウェブ プレートの厚さ |
十字プレート |
リブ プレートの厚さ |
スチフナー 1 |
スチフナーの厚さ |
スチフナー 2 |
スチフナーの厚さ |
フランジフィラー |
フランジ シム プレートの厚さ シム プレートの厚さは、以下のテーブルに示すように、コネクション プレートとブレース フランジまたはウェブの間のギャップによって決まります。 |
[ウェブフィラー] |
ウェブ シム プレートの厚さ シム プレートの厚さは、以下のテーブルに示すように、コネクション プレートとブレース フランジまたはウェブの間のギャップによって決まります。 |
ギャップ (mm) |
フランジ フィラー プレートの厚さ |
ウェブ フィラー プレートの厚さ |
---|---|---|
1 |
プレートなし |
プレートなし |
2 |
2.3 |
1.6 |
3 |
3.2 |
1.6 |
4 |
4.5 |
2.3 |
5 |
4.5 |
2.3 |
6 |
6.0 |
3.2 |
7 |
6.0 |
3.2 |
8 |
9.0 |
4.5 |
9 |
9.0 |
4.5 |
10 |
9 |
4.5 |
オプション |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|
マーク |
部材マークの頭文字および開始番号。 一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。 |
デフォルトの部材開始番号を定義するには、[コンポーネント] 設定で設定します。 の |
材質 |
材質の等級。 |
デフォルトの材質を定義するには、[コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。 で |
名前 |
図面およびレポートに表示される名前。 |
[ガセット] タブ
[ガセット] タブを使用して、ガセット プレートの角処理、ガセット プレートとブレースの間のギャップを定義します。
ガセット プレートのコ角処理
オプション | 説明 |
---|---|
角処理なし |
|
ライン カット角処理 水平および垂直方向の角処理寸法を定義します。 |
|
凹面の角処理 水平方向の角処理を定義します。 |
|
凹面の角処理 水平および垂直方向の角処理を定義します。 |
[リブ] タブ
[リブ] タブを使用して、リブ プレートのサイズと位置を定義します。
オプション | 説明 |
---|---|
リブを同じ長さにする |
リブ プレートの長さが同じかどうかを選択します。 |
フランジシングルプレート |
1 つのフランジ プレートを作成するかどうかを選択します。 |
プレートの長さ
説明 | |
---|---|
1 |
最初のリブの長さ |
2 |
2 番目のリブの長さ |
リブ プレートの寸法
リブ プレートの長さとボルト グループ プロパティから、以下の寸法が Tekla Structures により自動的に計算されます。
次の寸法を定義します。
説明 | |
---|---|
1 |
水平リブ寸法 |
2 |
垂直リブ寸法 |
3 |
水平リブ寸法 |
[スチフナー] タブ
[スチフナー] タブを使用して、スチフナーの寸法を定義します。
スチフナーの長さ
説明 | |
---|---|
1 |
スチフナーの縁端からガセット プレートの縁端までの距離 |
2 |
スチフナーの長さ |
スチフナー寸法
説明 | |
---|---|
1 |
スチフナーの幅。 |
2 |
スチフナー ベースの長さ。 |
3 |
スチフナーの斜め部分の長さ。 |
4 |
スチフナーの中心線からの距離。 |
5 |
スチフナー ベースからスチフナーの斜め部分までの垂直距離。 |
[ウェブ ボルト] タブ
[ウェブ ボルト] タブを使用して、ボルト グループの寸法と、ウェブ コネクション プレートをガセット プレートに固定するボルトのプロパティを定義します。
ボルト グループの寸法
説明 | |
---|---|
1 |
ボルト縁端距離。 縁端距離とは、ボルトの中心から部材の端部までの距離です。 |
2 |
ボルト本数。 |
3 |
ボルト間隔。 ボルト間隔の値はスペースを使用して区切ります。ボルト個々の間隔を示す値を入力します。たとえば、3 つのボルトがある場合は、2 つの間隔値を入力します。 |
ボルトの基本プロパティ
オプション |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|
ボルト サイズ |
ボルト径。 |
使用可能なサイズは、ボルト セット カタログに定義されています。 |
ボルト セット名 |
コンポーネント内で使用するボルト セット名です。 |
使用可能なボルト セットは、ボルト セット カタログに定義されています。 |
呼びに加える値 |
ボルトと孔の間のギャップです。 |
|
部材内ネジ |
軸ボルトを使用する場合に、ボルト留め部材の内側にねじ山を収めるかどうかを指定します。 頭なしボルトを使用する場合は無視されます。 |
はい |
現場/工場 |
ボルトの取り付け作業を行う場所です。 |
現場 |
長孔
長孔、調整孔、小さな孔を定義できます。
オプション |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|
1 |
長孔の垂直寸法です。 |
0。丸孔になります。 |
2 |
長孔の水平寸法、または調整孔のクリアランスです。 |
0。丸孔になります。 |
孔タイプ |
[長孔] では、長孔が作成されます。 [調整孔] では、調整孔が作成されます。 [孔なし] では孔は作成されません。 [テーパー] を選択すると、小さな孔が作成されます。 |
|
長孔の回転 |
孔のタイプが [長孔] の場合、このオプションによって長孔の向きが指定されます。 |
|
長孔部材 |
長孔が作成される部材。このオプションは、該当するコンポーネントによって異なります。 |
ボルト セット
選択したチェック ボックスによって、ボルト セットに使用されるコンポーネント オブジェクト (ボルト、ワッシャー、およびナット) が定義されます。
孔のみを作成する場合は、チェック ボックスをすべてオフにします。
既存のコンポーネントのボルト セットを変更するには、[変更の結果] チェック ボックスをオンにし、[変更] をクリックします。
ボルト長を増やす
ボルト長をどれだけ増やすかを指定します。たとえば、塗装でボルト長を増やす必要がある場合に、このオプションを使用します。
千鳥ボルト
オプション |
説明 |
---|---|
|
デフォルト 千鳥なし オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。 |
|
千鳥なし |
|
千鳥タイプ 1 |
|
千鳥タイプ 2 |
|
千鳥タイプ 3 |
|
千鳥タイプ 4 |
[フランジボルト] タブ
[フランジ ボルト]タブを使用して、ボルト グループの寸法と、フランジ コネクション プレートをガセット プレートに固定するボルトのプロパティを定義します。
ボルト グループの寸法
説明 | |
---|---|
1 |
ボルト縁端距離。 縁端距離とは、ボルトの中心から部材の端部までの距離です。 |
2 |
ボルト本数。 |
3 |
ボルト間隔。 ボルト間隔の値はスペースを使用して区切ります。ボルト個々の間隔を示す値を入力します。たとえば、3 つのボルトがある場合は、2 つの間隔値を入力します。 |
4 |
垂直方向のボルト グループの位置の寸法。 |
ボルトの基本プロパティ
オプション |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|
ボルト サイズ |
ボルト径。 |
使用可能なサイズは、ボルト セット カタログに定義されています。 |
ボルト セット名 |
コンポーネント内で使用するボルト セット名です。 |
使用可能なボルト セットは、ボルト セット カタログに定義されています。 |
呼びに加える値 |
ボルトと孔の間のギャップです。 |
|
部材内ネジ |
軸ボルトを使用する場合に、ボルト留め部材の内側にねじ山を収めるかどうかを指定します。 頭なしボルトを使用する場合は無視されます。 |
はい |
長孔
長孔、調整孔、小さな孔を定義できます。
オプション |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|
1 |
長孔の垂直寸法です。 |
0。丸孔になります。 |
2 |
長孔の水平寸法、または調整孔のクリアランスです。 |
0。丸孔になります。 |
孔タイプ |
[長孔] では、長孔が作成されます。 [調整孔] では、調整孔が作成されます。 [孔なし] では孔は作成されません。 [テーパー] を選択すると、小さな孔が作成されます。 |
|
長孔の回転 |
孔のタイプが [長孔] の場合、このオプションによって長孔の向きが指定されます。 |
|
長孔部材 |
長孔が作成される部材。このオプションは、該当するコンポーネントによって異なります。 |
千鳥ボルト
オプション |
説明 |
---|---|
|
デフォルト 千鳥なし オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。 |
|
千鳥なし |
|
千鳥タイプ 1 |
|
千鳥タイプ 2 |
|
千鳥タイプ 3 |
|
千鳥タイプ 4 |
marketsizes.dat でのプレート サイズの定義
日本環境では、[H ブレース (165)] で複数のプレートに使用するデフォルトの厚さ値が \profil\ フォルダ内の marketsizes.dat ファイルから取得されます。このファイルには、特定の材質で使用可能な標準プレート厚が示されています。このファイルは、メモ帳などの標準のテキストエディタで編集できます。
例
この例では、marketsizes.dat ファイルに、材質 SS400
で使用可能な標準プレート厚が示されています。DEFAULT
行には、他のすべての材質で使用可能な厚さが示されています。
# Market size (thickness) table
# Specify the material as given in Tekla Structures material database
# and after that the market sizes separated by commas
SS400,1.6,2.3,3.2,4.5,6,9,12,16,19,22,25,28,32,38
DEFAULT,6,9,12,16,19,22,25,28,32,38
marketsizes.dat file
[一般] タブ
詳細情報のリンク:
[設計] タブ
詳細情報のリンク:
[解析] タブ
詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。
溶接
詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。