企業フォルダまたは環境フォルダを使用した、カスタマイズしたタブの配布
カスタマイズしたリボン ファイルで既存のリボンを置き換える代わりに、タブ ファイルを企業フォルダまたは環境フォルダに配置することで、カスタマイズしたタブを社内の他のユーザーに配布することができます。
カスタマイズしたタブは、同じ企業フォルダまたは環境フォルダを使用する全ユーザーのリボンの端に自動的に追加されます。管理者は、個々のユーザーによるリボンのカスタマイズを許可しながら、社内のすべてのユーザーにカスタマイズを配布できます。
これらのカスタマイズしたタブはリボン エディタに表示されないため、ユーザーが編集できないことに注意してください。管理者がカスタマイズしたタブの内容を更新すると、ユーザーは Tekla Structures を再起動したときに更新を受け取ります。タブは、設定に固有のものではありません。ユーザーの Tekla Structures サブスクリプション設定に関係なくインポートされます。ユーザーの構成では利用できないコマンドがタブに含まれている場合、それらのコマンドはリボン上で淡色表示になります。
注:
企業フォルダを使用してカスタム タブを配布する場合は、user.ini、teklastructures.ini、project.ini、または company.ini などの .ini ファイルに企業フォルダのパスを設定します。詳細設定 XS_FIRM で企業フォルダ パスを設定した場合、詳細設定の XS_FIRM 定義はモデル レベルで作成され、カスタム タブは初期化されません。