マルチユーザーのしくみ
マルチユーザー モデルは、単一のマスター モデルで構成されます。各ユーザーは、このモデルにアクセスして、モデルのローカル ビューを開くことができます。このローカル ビューを作業モデルと呼びます。上記のイメージは、マルチユーザー システムの構成例です。
ユーザーが作業モデルに行った変更はローカルであり、作業モデルがマスター モデルに保存されるまで、その変更は他のユーザーには表示されません。
マルチユーザー システムには、複数のクライアント コンピューターを含めることができます。各ユーザーは、クライアント コンピューター上で作業モデルに対する作業を行います。マスター モデルは、ネットワーク上の任意のコンピューターに置くことができます。クライアント コンピューターのいずれかにマスター モデルを置くことも可能です。
クライアント コンピューター上でマルチユーザー モデルを開くと、Tekla Structures によってマスター モデルのコピーが作成され、クライアント コンピューター上に (作業モデルとして) ローカルに保存されます。
[上書き保存] をクリックして作業モデルをマスター モデルに保存し直すときには、Tekla Structures により以下の処理が行われます。
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マスター モデルの新しいコピーが作成され、作業モデルと比較されます。
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作業モデルの変更内容がマスター モデルのコピーに保存されます (ローカル)。
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このコピーが元のマスター モデルに保存されます (他のユーザーは、各自の作業モデルを保存するときに、あなたの変更を確認できます)。
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マスター モデルの新しいコピーが作成され、作業モデルとしてローカルに保存されます (あなた独自の変更と他のユーザーがアップロードした変更を確認できます)。
マルチユーザー モデルは、開く、保存、ナンバリングの間はロックされています。ユーザーのうちの 1 人がいずれかの操作を行うと、他のユーザーはその間、これらの操作を実行できません。