Tekla Structures マルチユーザー サーバー 2.5.0 のハードウェア推奨仕様
マルチユーザー サーバーを使用すると、同じローカル エリア ネットワーク内のユーザーが同じモデルの異なる部分で同時に作業できます。モデル データは中央のサーバーに保存されるため、高い性能を確保するために、サーバーへの高速で信頼性の高いネットワーク接続が必要です。異なる場所にユーザーがいる場合、個別にライセンスが付与されたクラウド ベースの Tekla Model Sharing が適している可能性があります。
オペレーティング システム
- Windows 10
- Windows Server 2019
Tekla Structures マルチユーザー サーバー 2.5.0 を Windows 11 および Windows Server 2022 で実行することもできますが、まだ正式にはサポートされていません。
マルチユーザー サーバー ハードウェア
Tekla Structures マルチユーザー サーバーとして使用するサーバーは、非常に効率的であったり、最大級のパフォーマンスを発揮したりする必要はありません。たとえば、各サーバーに専用の TCP ポートを指定している限り、Tekla Structures マルチユーザー サーバーを、Tekla License Server を実行中の同じコンピューターで実行できます。
マルチユーザー サーバーは、IPv4、IPv6、または IPv4 と IPv6 の両方のプロトコルを使用するネットワークで使用できます。
その他
マルチユーザー サーバーに保存されているモデル データのスケジュール バックアップを設定し、バックアップを別のコンピューターに保存します。
同じマルチユーザー ネットワーク上にある各コンピューターには、一意の IP アドレスおよび同一のサブネット マスクを指定する必要があります。
マルチユーザー サーバーを実行しているコンピューターには固定 IP アドレスが必要です。
Tekla Structures マルチユーザー サーバーはサービスとして実行されます。つまり、Tekla Structures マルチユーザー サーバーは、コンピューターを起動すると常に自動的に起動し、コンピューターの実行中はいつでも利用できます。