壁パネル鉄筋/2 重壁エッジと開口部鉄筋
[壁パネル鉄筋] は、1 つのプレキャスト壁パネルのディテールに使用されます。これには、パネル縁端の鉄筋、開口部の周囲の鉄筋、パネル全体の金網、および追加鉄筋 (例: 壁の沓のジョイントに使用する鉄筋) が含まれます。[2重壁エッジと開口部鉄筋] は、2 つのパネルを相互に接続する、2 重壁のディテールに使用されます。これには、パネル縁端の鉄筋、および開口部の周囲の鉄筋が含まれます。
作成されるオブジェクト
- 鉄筋
- あばら筋
- 溶接金網 (1 つのパネルの場合)
使用方法
状況 | 説明 |
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開口部がある壁パネル鉄筋と、パネル縁端および開口部の周囲の鉄筋。 |
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開口部がある 2 重壁と開口部の周囲の鉄筋。 リング鉄筋は両方のシェルを囲みます。 シェルに接続されるすべての鉄筋 (U 型鉄筋およびあばら筋) は作成時に選択されたシェルに接続されます。 リング、梁、および柱の鉄筋は、入力になっている選択シェルに接続されます。 |
選択順序
- 鉄筋を追加するコンクリート部材を選択します。
鉄筋は自動的に作成されました。
[画像] タブ
壁パネルの角を補強する方法を選択するには [ピクチャー] タブを使用します。
オプション | 説明 | |
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角鉄筋 |
角の補強方法、および角の両側で鉄筋をオフセットする方法を選択します。 |
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最小遮断距離 |
この値より小さいカットは無視され、鉄筋はカットされません。 |
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鉄筋本数 |
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単一レイヤの鉄筋が作成されます。 |
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2 レイヤの鉄筋が作成されます。 |
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かぶり厚 |
壁パネルの縁端から一番外側の鉄筋の側面までの距離。 |
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ドアの最小高さ |
この値より大きい部材は、ドアの開口部として見なされ、沓のジョイントなどに必要な追加鉄筋は作成されません。 |
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鉄筋最小長 |
この値より短い端部鉄筋は作成されません。 |
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あばら筋の優先順位の作成 |
水平鉄筋または垂直鉄筋が上部にあるかどうかを選択します。 |
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最小エッジ長 |
寸法が定義された最小値より小さい場合、縁端のあばら筋は作成されません。
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鉄筋の作成場所 |
選択した部材とキャスト ユニット全体のどちらで鉄筋を作成するかを選択します。 この設定は [壁パネル鉄筋] で使用できます。 |
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縦筋の定着長 |
[ターゲット] を選択して、定着長の数値を変更します。これにより、かぶり厚の寸法を引いた全長のメッシュが作成されます。 [固定] を選択すると、定着長さが固定された中心振分けのメッシュが作成されます。 |
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最小間隔 |
コーナーの溶接金網間の間隔を定義します。 |
[鉄筋] タブ
壁パネル縁端の周囲に鉄筋を作成するには、[鉄筋] タブを使用します。
オプション | 説明 | |
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壁パネル縁端鉄筋タイプ |
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通常の鉄筋が作成されます。 |
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U 型鉄筋が作成されます。 |
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鉄筋は作成されません。 |
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あばら筋を生成します。 |
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溶接金網 |
溶接金網がパネル全体に作成されるかどうかを選択します。 溶接金網が作成される場合、カスタム金網のプロパティを定義するか、カスタム設定を使用できます。 [溶接金網] コンポーネントを使用して、金網を作成できます。 このオプションは [壁パネル鉄筋] で使用できます。 |
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エッジ溶接金網を作成 |
鉄筋が縁端で作成されるかどうかを選択します。 [はい] を選択した場合、水平と垂直鉄筋のプロパティを定義します。 このオプションは [2重壁エッジと開口部鉄筋] で使用できます。 |
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水平鉄筋 |
壁パネル縁端の水平鉄筋のプロパティを定義します。 水平鉄筋には、鉄筋の長さに応じて 3 組のプロパティがある点に注意してください。 たとえば、主筋の長さが 3000 より短い場合は一番左側のオプションが使用され、3000 ~ 6000 の場合は中央のオプション、6000 より長い場合は右側のオプションが使用されます。
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垂直鉄筋 |
壁パネル縁端の垂直鉄筋のプロパティを定義します。 垂直鉄筋には、鉄筋の長さに応じて 2 組のプロパティがある点に注意してください。 |
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U型鉄筋 |
U 型鉄筋とあばら筋を鉄筋グループとして作成するか、曲げたメッシュ筋として作成するかを選択します。曲げたメッシュ筋は常に鉄筋の外部レイヤーに作成されます。 U 型鉄筋のプロパティを定義します。 壁パネルの各側に U 型鉄筋プロパティの個別の設定があります。 |
[開口] タブ
壁パネル ウィンドウおよびドア開口部の周囲に鉄筋を作成するには、[開口] タブを使用します。
オプション | 説明 | |
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開口鉄筋タイプ |
4 つの開口部縁端すべてに設定できます。 |
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通常の鉄筋が作成されます。 |
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U 型鉄筋が作成されます。 |
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鉄筋は作成されません。 |
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あばら筋を生成します。 |
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水平鉄筋 |
水平鉄筋プロパティを定義します。 水平鉄筋には、上段鉄筋と下側鉄筋について別個のプロパティ セットがあることに注意してください。 |
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垂直鉄筋 |
垂直鉄筋プロパティを定義します。 |
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U型鉄筋 |
U 型鉄筋とあばら筋を鉄筋グループとして作成するか、曲げたメッシュ筋として作成するかを選択します。曲げたメッシュ筋は常に鉄筋の外部レイヤーに作成されます。 U 型鉄筋のプロパティを定義します。 開口部の各側には、U 型鉄筋の別個のプロパティ セットがあります。 |
[ドア] タブ
ドアの鉄筋を定義するには、[ドア] タブを使用します。
オプション | 説明 | |
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ドア鉄筋タイプ |
3 つの縁端すべてに設定できます。 |
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通常の鉄筋が作成されます。 |
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U 型鉄筋が作成されます。 |
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鉄筋は作成されません。 |
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あばら筋を生成します。 |
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水平鉄筋 |
水平鉄筋プロパティを定義します。 |
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垂直鉄筋 |
垂直鉄筋プロパティを定義します。 |
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U型鉄筋 |
U 型鉄筋とあばら筋を鉄筋グループとして作成するか、曲げたメッシュ筋として作成するかを選択します。曲げたメッシュ筋は常に鉄筋の外部レイヤーに作成されます。 U 型鉄筋のプロパティを定義します。 ドアの各側には、U 型鉄筋の別個のプロパティ セットがあります。 |
[ノッチ] タブ
ノッチ鉄筋を定義するには、[ノッチ] タブを使用します。
オプション | 説明 | |
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ノッチ鉄筋タイプ |
2 つの縁端に設定できます。 |
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通常の鉄筋が作成されます。 |
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U 型鉄筋が作成されます。 |
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鉄筋は作成されません。 |
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あばら筋を生成します。 |
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水平鉄筋 |
水平鉄筋プロパティを定義します。 |
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垂直鉄筋 |
垂直鉄筋プロパティを定義します。 |
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U型鉄筋 |
U 型鉄筋とあばら筋を鉄筋グループとして作成するか、曲げたメッシュ筋として作成するかを選択します。曲げたメッシュ筋は常に鉄筋の外部レイヤーに作成されます。 U 型鉄筋のプロパティを定義します。 ノッチの各側には、U 型鉄筋の別個のプロパティ セットがあります。 |
[斜材] タブ
開口部の角に斜め鉄筋を作成するには、[斜材] タブを使用します。
オプション | 説明 |
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斜材の作成 |
斜め鉄筋が作成されるかどうかを選択します。 |
斜材数 |
斜め鉄筋の本数。 |
サイズ |
鉄筋の直径を選択します。 |
等級 |
鉄筋に使用する鋼材の強度を定義します。 |
曲げ半径 |
鉄筋の曲げ半径を定義します。 |
L1 および L2 |
L1 + L2: 斜め鉄筋の長さ。 |
C |
斜め鉄筋から開口部の角までの距離。 |
[柱] タブ
柱鉄筋を作成するには、[柱] タブを使用します。
オプション | 説明 | |
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柱鉄筋 |
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柱鉄筋の高さは、部材と同じです。 |
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柱鉄筋が、開口部の上端より高くなることはありません。 |
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柱鉄筋は、開口部の縁端よりおよそ L 値分高くなります。 |
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柱鉄筋は、開口部の縁端よりおよそ L 値分低くなります。 |
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柱鉄筋のプロパティ |
柱鉄筋が作成されるかどうかを選択します。
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主鉄筋(複数) |
主鉄筋のプロパティを定義します。 主筋には、柱の幅に応じて、3 つのプロパティ セットがある点に注意してください。 |
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あばら筋タイプ |
あばら筋タイプを選択します。 |
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補強あばら筋 |
鉄筋のあばら筋を鉄筋グループとして作成するか、曲げたメッシュ筋として作成するかを選択します。曲げたメッシュ筋は常に鉄筋の外部レイヤーに作成されます。 あばら筋のプロパティを定義します。 あばら筋には、柱の幅に応じて、3 つのプロパティ セットがある点に注意してください。 |
[梁窓上部]/[梁窓下側] タブ
開口部の上および下に梁鉄筋を作成するには、それぞれ [梁窓上部] タブと [梁窓下側] タブを使用します。
梁窓上部 | 梁窓下側 |
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オプション | 説明 |
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梁鉄筋のプロパティ |
梁鉄筋が作成されるかどうかを選択します。
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上部 |
梁の上部鉄筋プロパティを定義します。 梁の長さによっては、鉄筋には 2 つのプロパティ セットがあることに注意してください。 |
下部 |
梁の下部鉄筋プロパティを定義します。 梁の長さによっては、鉄筋には 2 つのプロパティ セットがあることに注意してください。 |
あばら筋タイプ |
あばら筋を鉄筋グループとして作成するか、曲げたメッシュ筋として作成するかを選択します。曲げたメッシュ筋は常に鉄筋の外部レイヤーに作成されます。 あばら筋タイプを選択します。 |
補強あばら筋 |
あばら筋のプロパティを定義します。 梁の長さによっては、帯筋には 2 つのプロパティ セットがあることに注意してください。 |
[追加] タブ
追加の水平鉄筋と垂直鉄筋を作成するには、[追加] タブを使用します。
オプション | 説明 |
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追加鉄筋 |
追加鉄筋が作成されるかどうかを選択します。 追加鉄筋のプロパティを定義します。 |
[属性] タブ
作成された部材の鉄筋プロパティを制御するには、[属性] タブを使用します。
オプション | 説明 |
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頭マーク |
部材マークの頭文字を定義します。 |
開始番号 |
部材マークの開始番号を定義します。 |
名前 |
部材の名前を定義します。 Tekla Structures では、この名前は図面とレポートで使用されます。 |
クラス |
部材のクラス番号を定義します。 |