ハンチ鉄筋 (81)
[ハンチ鉄筋 (81)] では、コンクリート柱の1本または2本のハンチ用の鉄筋を作成します。2本のハンチは、レベル、厚さ、水平位置が同一である必要があります。
作成されるオブジェクト
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主筋
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あばら筋
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追加鉄筋
適用
状況 |
説明 |
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上部レベル、厚さ、および水平位置が同一な、2本の丸形傾斜ハンチ。 追加鉄筋2本 (各鉄筋が交差)。 |
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1本の直線ハンチ。 追加鉄筋1本。 |
制限事項
2本のハンチが極めて異なる場合、[ハンチ鉄筋 (81)] を使用しないでください。
実際の作業を始める前に
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コンクリート柱と梁を作成します。
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ハンチを作成します。ハンチを作成するには、[ハンチ接合 (14)] またはシーティング ジョイントを使用します。
選択順序
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メイン部材 (コンクリート柱) を選択します。
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副部材 (1 本以上のハンチ) を選択します。
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マウスの中ボタンをクリックして鉄筋を作成します。
[主筋] タブ
主筋の長さ、コンクリート カバーの厚さ、鉄筋の間隔、および鉄筋のプロパティを制御するには、[主筋] タブを使用します。
説明 |
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1 |
主筋の長さ。 |
2 |
コンクリート表面から主筋までの距離。 |
オプション |
説明 |
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等級 |
鉄筋に使用する鋼材の強度。 |
サイズ |
鉄筋の直径。 |
名前 |
主筋の名前を定義します。 Tekla Structures では、この名前は図面とレポートで使用されます。 |
[クラス] |
[クラス] を使うと、鉄筋をグループ化できます。 たとえば、鉄筋をクラス別に異なる色で表示できます。 |
頭マーク |
部材マークの頭文字。 |
開始番号 |
部材マークの開始番号。 |
形状に従う
この設定は、横断方向あばら筋にも影響します。
オプション | 説明 |
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傾斜 最後の鉄筋セグメントは、傾斜しているハンチの縁端に従います。 |
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水平 最後の鉄筋セグメントが水平に作成されます。 |
かぶり厚
説明 |
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1 |
コンクリートかぶり厚。 |
2 |
鉄筋の本数。 |
3 |
鉄筋間の間隔。 |
[あばら筋/横断方向あばら筋/対角あばら筋] タブ
あばら筋の作成、あばら筋タイプ、コンクリートかぶり厚、鉄筋の間隔、および鉄筋のプロパティを制御するには、[あばら筋]、[横断方向あばら筋]、および [対角あばら筋] タブを使用します。
あばら筋
コンクリート表面からあばら筋までの距離を定義します。
オプション | オプション | オプション |
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コンクリートかぶり厚
コンクリートかぶり厚を定義します。コンクリートかぶり厚がそれぞれの側面で同じであることを選択できます。
オプション | オプション | オプション |
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オプション |
説明 |
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本数 |
鉄筋の本数を定義します。 |
間隔 |
鉄筋間の間隔を定義します。 |
柱の横断方向あばら筋 |
柱を横断方向あばら筋で補強するかどうかを選択します。 |
名前 |
あばら筋の名前を定義します。 Tekla Structures では、この名前は図面とレポートで使用されます。 |
サイズ |
鉄筋の直径。 |
等級 |
鉄筋に使用する鋼材の強度。 |
[クラス] |
[クラス] を使うと、鉄筋をグループ化できます。 たとえば、鉄筋をクラス別に異なる色で表示できます。 |
頭マーク |
部材マークの頭文字。 |
開始番号 |
部材マークの開始番号。 |
あばら筋タイプ
オプション |
説明 |
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あばら筋は単一の曲げ鉄筋で構成されます。 フック長を定義します。 デフォルト値 (標準の90°のあばら筋のフックの場合) は、rebar_database.inpファイルから読み込まれます。 このあばら筋タイプの適切な重なり位置を選択します。 |
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あばら筋は、互いに向き合って重なり合う2本のU型鉄筋で構成されます。 最小および最大のオーバーラップの長さを定義します。 |
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あばら筋は、2 つのオーバーラップ U型鉄筋で構成されます。 最小および最大のオーバーラップの長さを定義します。 |
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横断方向あばら筋は、1 本のオープンな U 型鉄筋です。 |
[追加鉄筋] タブ
ハンチ内の追加鉄筋の作成、コンクリートかぶり厚、および追加鉄筋のプロパティを制御するには、[追加鉄筋] タブを使用します。
追加鉄筋
オプション |
説明 |
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追加鉄筋なし。 |
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追加鉄筋1本。 |
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追加鉄筋2本 (各鉄筋が平行)。 |
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追加鉄筋2本 (各鉄筋が交差)。 |
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追加鉄筋2組 (各鉄筋が交差)。 |
あばら筋とかぶり厚
コンクリート表面からあばら筋までの距離と追加の鉄筋寸法を定義します。
コンクリートかぶり厚を定義します。
オプション |
説明 |
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等級 |
鉄筋に使用する鋼材の強度。 |
サイズ |
鉄筋の直径。 |
名前 |
追加鉄筋の名前を定義します。 Tekla Structures では、この名前は図面とレポートで使用されます。 |
[クラス] |
[クラス] を使うと、鉄筋をグループ化できます。 たとえば、鉄筋をクラス別に異なる色で表示できます。 |
頭マーク |
部材マークの頭文字。 |
開始番号 |
部材マークの開始番号。 |
[鉄筋製品] タブ
作成した鉄筋を、キャスト ユニットに鉄筋製品として追加するには、[鉄筋製品] タブを使用します。
鉄筋製品として作成
定義済みの製品タイプ、名前、頭マーク、および開始番号を使用して、作成した鉄筋を鉄筋製品としてキャストユニットに追加できます。
オプション | 説明 |
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鉄筋製品として作成 |
すべての鉄筋を 1 つの鉄筋製品として作成し、入力部材のキャストユニットに含めるには、[はい] を選択します。 |
既存の鉄筋製品に追加 |
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鉄筋製品タイプ |
鉄筋製品のタイプを選択します。 タイプを選択しない場合、鉄筋製品のデフォルト値が使用されます。 |
名前、プロファイル、開始番号 |
名前、プロファイル、および開始番号を定義します。 これらを定義しない場合、鉄筋製品のデフォルト値が使用されます。 |