レイアウト マネージャ
Tekla Structures とフィールド レイアウト デバイス (Trimble® LM80 など) 間でレイアウト データをインポートおよびエクスポートするには、レイアウトマネージャを使用します。レイアウトマネージャ により、施工現場で正確なモデル データを使用できるようになります。
レイアウト データをインポートおよびエクスポートする場合、まずレイアウトマネージャでグループをセットアップした後、レイアウト ポイントとレイアウト ラインをモデリングした後、グループにまとめることをお勧めします。これらのポイントとラインは、施工現場のレイアウト デバイスで部材を正確に配置するために使用されます。
レイアウト データを定義および整理したら、レイアウトマネージャからフィールド レイアウト デバイスに 3 つのエクスポート形式でデータをエクスポートできます。3 つの形式とは、点ファイル (.txt
)、ジョブ ファイル (.cnx
)、およびフィールド リンク ファイル (.tfl
) です。
フィールド レイアウト デバイスを使用して、現場でエクスポートされたレイアウト ポイント (設計ポイント) の位置をチェックおよび測定できます。レイアウト デバイスにより、部材の境界に沿ったポイントを正しい位置に配置できるので、現場で部材を正確に配置できます。部材の境界を正確に配置するには、現場で部材の施工完了時の位置を測定し、部材の境界に沿った測定されたポイントを作成します。
施工完了時の位置を測定し、測定されたポイントを作成したら、ポイントを Tekla Structures にインポートできます。まず、レイアウトマネージャでポイントをプレビューできます。最後に、測定されたポイントをモデル内で表示できます。
Trimble® LM80 などのハンドヘルド モバイル デバイスを使用して直接インポートおよびエクスポートするには、コンピュータを装置に接続する必要があります。コンピュータがモバイル デバイスと通信できるようにするためのソフトウェアがコンピュータにインストールされている必要があります。コンピュータを Trimble レイアウト デバイスに接続する方法については、Trimble のウェブサイトを参照してください。