この詳細設定は初期化 (.ini) ファイルで設定する必要があります。

この詳細設定はシステム固有であり、teklastructures.ini から読み込まれます。この詳細設定はローカルに設定することもできます。環境 .ini ファイル (env_<environment_name>.ini) を参照してください。通常、システム固有の設定を変更する必要はありません。管理者以外のユーザーは変更しないでください。

この詳細設定では、Tekla Structures のシンボル ライブラリが格納されている 1 つまたは複数のフォルダーを指定します。これらのフォルダーには、スナップ シンボルおよびハンドルで使用される DWG ファイルも格納されています。DXK_SYMBOLPATH では、フォルダーの順序が重要になります。ファイルが重複している場合、先に見つかったファイルが使用されます。すべてのファイルが、定義されているすべてのフォルダーから読み込まれます。

DXK_SYMBOLPATH は、..\Trimble\Tekla Structures\<version>\<environments>\<your_environment\ にある環境初期化ファイル env_<environment_name>.ini と、..\Tekla Structures\<version>\bin\ フォルダーにある Tekla Structures 初期化ファイル teklastructures.ini で定義されています。

異なるフォルダー パスはセミコロン (;) で区切ります。フォルダー パスの末尾には必ず円記号を付けます。

例

1 つのフォルダーの場合の例:

DXK_SYMBOLPATH=C:\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\environments\common\symbols\

複数のフォルダーの場合の例:

DXK_SYMBOLPATH=%XS_FIRM%;%XSDATADIR%\environments\uk\General\symbols\;%XSDATADIR%\environments\common\symbols\

後者の例では、Tekla Structures によって、まず企業フォルダー内の独自のシンボル ファイルがチェックされ、次にイギリスの環境のシンボル フォルダー内のシンボル ファイルがチェックされ、最後に共通の環境のシンボル フォルダー内のシンボル ファイルがチェックされます。重複するファイルが存在する場合、Tekla Structures は最初に見つかったファイルを使用します。

イメージおよびシンボルの企業フォルダーの使用

画像およびシンボルの検索先企業フォルダーを定義できます。Tekla Structures は、常にこのフォルダーから画像とシンボルを検索します。このフォルダーに画像とシンボルを格納しておけば、新しいバージョンの Tekla Structures をインストールするときに、その画像やシンボルをフォルダー間で移動する必要がありません。新しいバージョンをインストールしても、企業フォルダ内のファイルが置き換わることはありません。画像とシンボルに関する企業フォルダーの定義の詳細については、「図面へのシンボルの追加」を参照してください。