仕上げ材のハッチング パターンのプロパティ (surfacing.htc)
各仕上げ材タイプに対して個別にハッチング パターンのプロパティを変更できます。
デフォルトでは、各仕上げ材タイプで使用する塗りつぶしパタンのプロパティは、 ..\Tekla Structures\<version>\environments\common\system にある surfacing.htc ファイルで定義されます。このファイルに加えて、仕上げ材コードファイル product_finishes.dat
が必要です。このファイルは同じフォルダーにあります。
社内で独自の仕上げ材塗りつぶしパタンを作成する場合は、詳細設定 XS_FIRM
により定義された企業フォルダーに surfacing.htc と product_finishes.dat を保存できます。
注意:
スキーマファイルを編集した場合は、モデルを開き直して変更を適用する必要があります。
surfacing.htcファイルの構文は次のとおりです。
Surfacing Type, Surfacing Code, Hatch name, Scale, [Color], [Automatic Scaling and Rotation]
例:
1,MF,ANSI31,0.7 |
1,SMF,ANSI32,0.7 |
1,WT,ANSI33,0.7 |
1,HT,ANSI34,0.7 |
1,LSB,AR-SAND,0.7 |
2,SM1,CROSS,1.0 |
2,SM2,CHECKERED,1.0 |
3,TS3,FBBRICKC,1.0 |
4,FP,ANSI31,1.0 |
4,UP,ANSI32,1.0 |
オプション | 説明 |
---|---|
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| これは、図面やレポートで使用される略語です(Magnesium FloatはMFなど)。 product_finishes.datファイルには、仕上げ材コードの全一覧が含まれています。 |
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塗りつぶしパタン名および関連する塗りつぶしパタンは、部材プロパティの [塗りつぶし] タブに移動し、[タイプ] リストから塗りつぶしパタンを選択して、リストの横の [...] ボタンをクリックして確認できます。選択された塗りつぶしパターンは、赤枠でマークされます。 |
| 縮尺の値は、Tekla Structuresが塗りつぶしの縮小/拡大を設定するために使用されます。 |
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0=黒(デフォルト) 1=白 2=赤 3=緑 4=青 5=シアン 6=黄 7=マゼンタ 120=特殊(グレー階調でこの色を使用する) 塗りつぶし色によって、プリンターの線幅が定義されます。surfacing.htc ファイルに塗りつぶし色が定義されていない場合、図面の仕上げ材プロパティ ダイアログ ボックスの [表示設定] タブで定義された色が Tekla Structures により使用されます。[可視線] の色と種類は仕上げ材の前面に使用され、[陰線] は裏面に使用されます。 |
| 1=true 0=false (デフォルト) |