図面の鉄筋設定 (rebar_config.inp)
Tekla Structures では、システム フォルダー (XS_SYSTEM)、企業フォルダー、またはプロジェクト フォルダーにある rebar_config.inp ファイル内の設定を使用して、図面の鉄筋に関連する次の点が定義されます。
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選択した範囲に固有の鉄筋の曲げスケジュール
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鉄筋の寸法の丸め
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使用可能なシンボル (金網、緊張材、およびシース)
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鉄筋の解説図の表示設定
rebar_config.inp のエントリは、以下のとおりです。
エントリ |
説明 |
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使用されなくなりました。これらのプロパティは、図面プロパティで定義します。 |
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= 鉄筋マークの区切り文字に影響します。 |
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= 鉄筋マークの異なる絶対間隔値の間の区切り文字。 |
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= 鉄筋マークの鉄筋の数とその絶対間隔値との間の区切り文字。 |
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角度の許容値を設定します。設定された許容値と異なる、許容範囲に満たない角度が認識され、正しい曲げ形状で作成されます。 許容値は、角度ではなくラジアンとして入力してください。ラジアンのデフォルト値は 0.001 です。これは、角度 0.0573 に相当します。これは、すべての曲げ形状に当てはまります。 |
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許容値を設定します。値に応じて、少しだけ曲がっている曲げ鉄筋は直線になります。 鉄筋の直径が 20 mm で半径が 200 m の場合は、20/200000 = 0.0001 となります。 長い鉄筋の場合には、鉄筋の正しい形状を得られるように、この変数で正しい曲げ鉄筋を定義します。このオプションは、鉄筋の直径と半径の関係を比較する際に使用されます。関係が |
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引出しの曲げ半径を示すには mm ではなく乗数を使用して 1 に設定します。
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使用されなくなりました。 |
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使用されなくなりました。 |
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どの鉄筋加工図を使用するかを定義します。テンプレートおよびレポートの曲げ形状に影響を与えます。使用可能な鉄筋加工図は FIN、SWE、UK、US です。 モデルのナンバリングを行う際、この情報に従って鉄筋の曲げ形状が指定されます。たとえば、デフォルトの環境での曲げ形状は、A、B、C などの文字となります。 |
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オプション:
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鉄筋寸法の丸め精度を設定します。デフォルト値は 1 mm です。
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鉄筋の全長の丸め精度を設定します。デフォルト値は 10 mm です。
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使用可能な鉄筋の曲げシンボルが含まれるシンボル ファイルを指定します。デフォルトでは、bent.sym ファイルを参照します。デフォルト環境では、このファイルは ..\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\environments\common\symbols フォルダーにあります。 |
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使用可能な溶接金網シンボルが含まれる溶接金網シンボル ファイルを指定します。図面で使用可能な溶接金網シンボルに影響します。 デフォルトでは、...\Tekla Structures\<version>\environments\common\symbols フォルダ内の mesh.sym ファイルを参照します。 |
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使用可能な溶接金網シンボルが含まれる緊張材シンボル ファイルを指定します。図面に影響を与えます。 デフォルトでは、...\Tekla Structures\<version>\environments\common\symbols フォルダ内の strand.sym ファイルを参照します。 |
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使用可能なシース シンボルが含まれるシース シンボル ファイルを指定します。 |
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溶接金網サイズのテンプレート。 = |
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寸法の表示形式を定義します。 形式は寸法プロパティ形式に従います。 オプション:
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精度レベルを設定します。精度は次の式を使用して計算されます: 1/値 = 精度
たとえば、メートル法では 1、10、100、フィート・インチ法では 2、4、8、16、32 といった値を使用できます。 |
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使用する単位を定義します。 オプション:
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鉄筋マークの解説図の色を設定します。 オプション:
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解説図の鉄筋の形状の線タイプを設定します。 オプション:
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表示タイプを設定します。 オプション:
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解説図の角度の色を設定します。 オプション:
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解説図の角度線の線タイプを設定します。 オプション:
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寸法テキストを指示する小さな引出し線の最小長を設定します。デフォルト値は 10 mm です。引出し線を完全にオフにするには、大きい値を使用します。 |
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1 つの鉄筋について重複する寸法を複数回表示するかどうかを定義します。 オプション:
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90 度超のフックの寸法を US/NA 方式で表示する場合に定義します。 オプション:
US/NA (A) とヨーロッパ方式 (B) のフックの寸法の相違については、次の図を参照してください。 |