図面内のフィレット縁端
フィレット縁端とは、モデル内の平面および曲面間の境界線を定義する線のことです。 フィレット縁端が含まれる建築オブジェクトの例として、曲線フィレットが含まれるプロファイル、曲線角処理が含まれるスラブまたはポリゴン プレート、曲線折れ梁などがあります。 フィレット縁端は、部材および現場打ちコンクリート部材のすべての図面タイプで表示することができます。 フィレット縁端は、新しい図面ではデフォルトで表示されますが、2016 よりも前のバージョンの Tekla Structures で作成された図面では表示されません。
図面でのフィレット縁端の表示
フィレット縁端を表示するには、部材プロパティで [フィレットの縁端] オプションを [オン] に設定する必要があります。 プロファイルにフィレット縁端を表示する場合、プロファイルによっては表示設定を [正確] に設定する必要がある場合があります。 [部材プロパティ] および [現場打ちコンクリート部材オブジェクト プロパティ] では、図面、ビュー、およびオブジェクト レベルでフィレット縁端を表示するかどうかを制御できます。
フィレット縁端を一般図の図面レベルで表示するよう設定するには、次のようにします。
例
例 1
以下はモデルでのフィレット縁端の例です。
以下はフィレット縁端を表示した図面 (部材プロパティの [フィレットの縁端] > [オン]) での部材の例です。
以下はフィレット縁端を非表示にした図面 ([フィレットの縁端] > [オフ]) での部材の例です。
例 2
モデル内の中空スラブの例を次に示します。
以下はフィレット縁端を表示した図面 (部材プロパティの [フィレットの縁端] > [オン]) での中空スラブの例です。図からわかるように、フィレット縁端を表示すると、表現はあまり明確になりません。
以下はフィレット縁端を表示していない図面 ([フィレットの縁端] > [オン]) での中空スラブの例です。