範囲指定の溶接金網 (89)/溶接金網の列 (91)

Tekla Structures
2022
Tekla Structures

範囲指定の溶接金網 (89)/溶接金網の列 (91)

[範囲指定の溶接金網 (89)]/[溶接金網の列 (91)] は、コンクリート部材全体または定義済みのポリゴン領域の溶接金網を作成します。[範囲指定の溶接金網 (91)] はプレキャスト パネルおよびスラブに特に適しています

作成されるオブジェクト

  • 溶接金網

使用方法

状況

説明

溶接金網の長方形の重なりの配列。

定義したポリゴン領域内の溶接金網の配列。 溶接金網は、定義した領域に収まるようにクリッピングされます。

実行前の準備

  • コンクリート部材を作成します。

  • 作業平面を、金網の配列を作成する平面と平行に、設定します。

選択順序

コンポーネント 溶接金網の作成
範囲指定の溶接金網 (89)
  1. 範囲指定の溶接金網を追加するには:
    • 部材全体に対して、溶接金網の始点を選択します

    • 指定範囲に対して、金網のポリゴン形状を指定する点を選択します。

  2. マウスの中ボタンをクリックして溶接金網の列を作成します。

溶接金網の列 (91)
  1. 部材を選択します。

    溶接金網の列は部材が選択されているときに自動的に作成されます。

[画像] タブ

溶接金網カタログタイプ、かぶり厚および位置、金網の生成、カット、メッシュ領域の周長を定義するには、[ピクチャー] タブを使用します。

溶接金網タイプ

溶接金網カタログから溶接金網カタログタイプを選択します。

かぶり厚

金網の配置を定義し、[平面上のかぶり厚] および [平面からのかぶり厚] の値を指定します。

上下の配力筋位置を定義します。

溶接金網の作成

オプション

説明

生成方向

金網の生成方向を配置点を中心として回転させるには、角度を入力します。

下端のレイヤの方向

下端のレイヤにミラーリングするには、[上端のレイヤの反対] を選択します。

親部材と同様にカットする

親部材で作成したカットで金網をカットする場合は、[はい] を選択します。

周囲のトリミング

[はい] を選択すると、部材または選択領域に収まるように溶接金網がクリッピングされます。

メッシュ領域の周長

金網の輪郭を選択します。

下の例に使用されている金網は、異なるメッシュ領域の周長を持つ同じ点を選択して作成されています。

例: ポリゴン

例: 部材

例: ポリゴン+部材

孔かぶり厚

孔かぶり厚を定義します。

生成の始点

ポリゴン生成の始点のインデックスを入力します。

[オーバーラップ] タブ

[オーバーラップ] タブでは、縦方向および横方向に沿った重なる最小長と最大長を定義して金網オフセットを設定します。

オプション

説明

オーバーラップ

金網の [長辺方向][短辺方向] の最小オーバーラップおよび最大オーバーラップを定義します。

金網のオフセット

金網の配置方法を定義します。

上部と下部の両方の金網を作成するときに、両方の金網で開始の溶接金網層を個別に短縮できます。これにより、金網のオフセットで定義されている金網のレイアウトを維持しながら、溶接金網層全体を移動できます。

メッシュの開始位置オフセット

最初の金網についてメッシュの開始位置オフセット値を定義します。最初の金網の長さは、選択した値により分割されます。

たとえば、[メッシュの開始位置オフセット]1/4 を指定した場合、最初の金網の長さは 1/4 で分割されます。

[指定値] を選択した場合、[始端オフセット] オプションが表示され、最初の金網のオフセット値を入力できます。

[属性] タブ

[属性] タブで、溶接金網のナンバリング プロパティ、名前、およびクラスを定義します。

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