カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスのカスタマイズ
Tekla Structures により、定義した各カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスが自動的に作成されます。 各カスタム コンポーネントには、カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスの内容を定義する入力 (.inp) ファイルがあります。 カスタム コンポーネント ダイアログ エディター ツールを使用して、ダイアログ ボックスをカスタマイズできます。
または、上級ユーザーの場合は、テキスト エディターを使用して手動でダイアログ ボックス入力 (.inp) ファイルを変更できます。
カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスの変更
[カスタムコンポーネントダイアログエディタ] を開くには、モデル内でカスタム コンポーネントを選択し、右クリックして [カスタムコンポーネントダイアログボックスの編集] を選択します。
親部材 |
操作 |
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オブジェクト プロパティの表示と編集 |
別の方法として、ダイアログ ボックス要素をダブルクリックすることもできます。 ダイアログ ボックス要素を開いて表示および編集できない場合、チェック ボックスの下のスペースをダブルクリックしてみます。 |
ダイアログ ボックス要素の追加 |
[挿入] をクリックし、リストから適切な要素を選択します。 次のオプションがあります。
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イメージの追加 |
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タブの追加 |
注:
各タブには最大 25 個のフィールドを含めることができます。 表示するフィールドが 25 個を超えると、Tekla Structures により自動的に別のタブが作成されます。 |
ピクセル基準線の表示/非表示の切り替え |
Tekla Structures により、ダイアログ ボックスに要素を配置しやすくするピクセル基準線が表示されます。 |
ダイアログ ボックス要素の移動 |
ダイアログ ボックス要素を新しい位置にドラッグします。 キーボード ショートカット (Ctrl+X (切り取り)、Ctrl+C (コピー)、Ctrl+V (貼り付け)) を使用することもできます。 たとえば、ダイアログ ボックス要素を別のタブに移動するには、 ダイアログ ボックス要素を選択し、Ctrl+X キーを押します。次に、別のタブに移動し、Ctrl+V キーを押します。 |
複数のダイアログ ボックス要素の選択 |
Ctrl キーを押しながらダイアログ ボックス要素をクリックするか、範囲選択を使用します。 |
タブまたはテキスト ボックス ラベルの名前の変更 |
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ダイアログ ボックス要素の削除 |
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タブの削除 |
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リストへのイメージの追加 |
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変更を保存する |
をクリックします。 |
カスタム コンポーネント入力ファイル
各カスタム コンポーネントには、カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスの内容を定義する入力 (.inp) ファイルがあります。
新しいカスタム コンポーネントを作成すると、Tekla Structures によりコンポーネントの入力ファイルが自動的に作成されます。この入力ファイルは、モデル フォルダーの下の \CustomComponentDialogFiles フォルダーにあります。入力ファイルはカスタム コンポーネントと同じ名前であり、ファイル名拡張子は .inp です。
カスタム コンポーネントを変更 すると、入力ファイルに対して行った変更が失われます。ただし、カスタム コンポーネントを変更すると、Tekla Structures により入力ファイルのバックアップ コピーが自動的に作成されます。バックアップ コピーのファイル名拡張子は .inp_bak です。バックアップ コピーは、モデル フォルダーの下の \CustomComponentDialogFiles フォルダーにあります。バックアップ ファイルが作成されると Tekla Structures に通知が表示されます。
カスタム コンポーネントの入力ファイルのロックまたはロック解除
誤って変更されないように、カスタム コンポーネントの入力 (.inp) ファイルをロックできます。 ファイルをロックしないでおくと、他のだれかがカスタム コンポーネント エディターでカスタム コンポーネントを更新した場合に、ダイアログ ボックスに対する変更内容がすべて失われてしまいます。
- モデル内で、ロックまたはロックを解除する入力ファイルが含まれるカスタム コンポーネントを選択します。
- 右クリックして [カスタム コンポーネント ダイアログ ボックスの編集] を選択します。
-
[カスタムコンポーネントダイアログエディタ] で、[ロックと解除] ボタン
をクリックします。
.inp ファイルがロックされていると、だれかがカスタム コンポーネント エディターでカスタム コンポーネントを変更しても、.inp ファイルは更新されません。 .inp ファイルがロックされていても、[カスタムコンポーネントダイアログエディタ] でダイアログ ボックスを変更することはできます。
カスタム コンポーネント ダイアログ エディターの設定
[カスタムコンポーネントダイアログエディタ] で、 をクリックして、カスタム コンポーネント ダイアログ エディターの基本設定を表示および変更します。 をクリックして、カスタム コンポーネント ダイアログ エディターの言語を変更します。
オプション |
説明 |
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イメージ フォルダー |
イメージ フォルダーの場所。デフォルトのフォルダー設定に戻すには、[デフォルト] をクリックします。 |
プロジェクト フォルダー |
プロジェクト フォルダーの場所。 をクリックしてまったく新しい入力ファイルを作成して保存する場合、ファイルはプロジェクト フォルダーに保存されます。既存の入力ファイルはモデル フォルダーの下に保存されていることに注意してください。 |
パラメーターの幅 |
テキスト ボックスのデフォルトの幅。 |
属性幅 |
リストのデフォルトの幅。 |
グリッドの間隔 X グリッドの間隔 Y |
X 方向と Y 方向のピクセル基準線 の間隔。デフォルト値は、 |
グリッドにスナップする |
ピクセル基準線の表示/非表示を切り替える場合に選択します。 |
オプション |
説明 |
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言語 |
リストから言語を選択します。ダイアログ エディターを閉じてから再度開いて、変更内容を反映させます。次のオプションを使用できます。
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