CUSTOM.WALL_xxx
サンドイッチ壁には、次の部材固有の開口および領域計算を使用できます。計算はカスタムレポートに出力できます。
CUSTOM.WALL_CORNER_AREA
:壁の曲がり角のファサード面積です。全長を設定するために、曲がり角部材は最端部に位置している必要があります。角部材は、以下の「曲がり角を面積計算に含める」で説明されているとおりに定義してください。CUSTOM.WALL_GROSS_AREA
:壁の総面積です。CUSTOM.WALL_NET_AREA
:壁の純面積です。壁の内側や壁の外側境界にある開口部はすべて除外されます。CUSTOM.WALL_OPENINGS_AREA
:壁の内側や壁の外側境界にあるすべての開口部の総面積です。CUSTOM.WALL_OPENINGS_N
:壁の内側や壁の外側境界にある開口部の総数です。
テンプレートエディタでは、これらの属性が[属性]ダイアログボックスのCUSTOMサブフォルダに格納されます。
次の例は、サンドイッチパネルの総面積と純面積を示しています。
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総面積: 計算式: (HxL)。潜在的な吊りループや他の非コンクリート部材を除きます。 曲がり角の面積が計算に含められます。
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純面積: 計算式: HxL - ΣA i
曲がり角を面積計算に含める
曲がり角を面積計算に含めるには、曲がり角部材の名前(上の図のL2)がSandwichWallCornerPartNames.datファイルにリストされていることを確認します。 このファイルには、有効な角の部材名がすべてリストされています。 これらのカスタム壁フィールドのいずれかを使用したレポートが初めて生成されると、通常のファイル検索順序でファイルが検索されます(モデルフォルダを検索した後、詳細設定XS_PROJECT
、XS_FIRM
、XS_SYSTEM
で定義したフォルダを検索)。 最初に見つかったファイルが読み込まれます。
注:
別のモデルを開いてもSandwichWallCornerPartNames.datファイルは再読み込みされないため、レポートは別のモデルのファイルに基づいている可能性があります。