オートデフォルトのプロパティの組合わせと繰り返し
プロパティの組合わせ
さまざまなプロパティグループに対応するプロパティファイルを保存し、これらのファイルを使用して多数のルールを定義できます。たとえば、ボルトプロパティ用のファイルとプロファイルプロパティ用の別のファイルを作成できます。オートデフォルトでは、別個のファイルが1つのファイルに組み合わせられます。つまり、1つのファイルを複数のルールに使用できるため、定義するファイルの数を減らすことができます。異なる値を持つ同じプロパティがファイルに含まれている場合、検出された最後のプロパティがTekla Structuresにより使用されます。以下の例の図を参照してください。
プロパティの繰り返し
Tekla Structuresでは、ジョイントシンボルが黄色または緑色になるまで、プロパティのテストが繰り返されます。ジョイントが正常に作成されない場合、ルールに一致しても繰り返しによりプロパティが自動的に変更されます。ジョイントのチェックが有効な場合、繰り返し機能により、チェックに合格したプロパティが作成されます。
制限事項
- Tekla Structuresでは、プロパティファイルを直接繰り返すことはできません。1つの繰り返しルールセットを複数のサブルールセットと共に使用します。
- 平行繰り返しルールセットを多数作成することはできません。1つの繰り返しルールセットを使用し、デフォルトルールセットの直前に配置してください。
- 組合わせルールセットは、オートデフォルトのツリー構造で繰り返しルールセット上に配置します。
- 組合わせルールセットは、1つ下のレベルにのみ配置できます。
- 空のルールセットはTekla Structuresにより無視されるため、各ルールセットに1つ以上のルールを含める必要があります。