Tekla Model Sharing 設定

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

Tekla Model Sharing 設定

Tekla Model Sharing 基本設定を変更するには、[ファイル > 共有 > 共有設定] を選択し、[共有設定] ダイアログ ボックスのオプションを使用します。

オプション 説明

モデル フォルダーのファイル共有

共有しないファイルとフォルダーを定義するには、[除く] ボタンをクリックします。

  • Tekla Model Sharingキャッシュ

  • 名前ポート

Tekla Model Sharing サービスで使用する別の Tekla Model Sharing キャッシュ サービスを設定できます。Tekla Model Sharing キャッシュ サービスを使用すると、モデル データが共有サービスに保存され、LAN 内にキャッシュされます。この設定は、同じ場所に複数の Tekla Model Sharing ユーザーがいる場合や、インターネット帯域幅が狭い場合に、特に便利です。キャッシュを使用するとダウンロードの負荷が小さくなります。

最初のユーザーが共有サービスからパケットをインするとキャッシュに読み込まれ、次のユーザーはインターネット経由で共有サービスから取得するよりも速く LAN 内のキャッシュからデータを取得することができます。キャッシュは、書き出されるパケットには使用されません。

  • [名前] は、キャッシュがインストールされているコンピューターの名前です。

    コンピューター名を確認するには、Windows の [コントロール パネル] > システムとセキュリティ > システム をクリックします。

  • [ポート] は、キャッシュ サービスをインストールしたときに設定したキャッシュ サービスのポート番号です。

    デフォルト値は、9998 です。

  • キャッシュに接続するには、[設定] ボタンをクリックします。

  • 別の方法として、.ini ファイルで詳細設定 XS_​CLOUD_​SHARING_​PROXY”name of the server”;”port” に設定することもできます。この詳細設定は、ユーザー固有です。

    ダイアログ ボックスのキャッシュ設定を .ini ファイルで定義されている設定にリセットするには、[リセット] ボタンをクリックします。いずれかの .ini ファイルに詳細設定が定義されている場合、ダイアログ ボックスに設定が表示されます。

モデルを結合するときに使用可能な更新を表示

モデルへの参加時に、すべての使用可能なベースラインおよび更新を表示するリストを有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。

[使用可能な更新] リストには、最新のベースラインの後のすべてのベースラインと更新が表示されます。最新のものだけでなく、使用可能な任意のベースラインまたは更新を参加対象として選択できます。以前のベースラインまたは更新に参加することによって、モデル履歴を遡り、たとえば、特定の日付のモデルの状態を確認できます。

別の方法として、.ini ファイルで詳細設定 XS_​SHARING_​JOIN_​SHOW_​AVAILABLE_​​VERSIONSTRUE に設定して、更新の表示を有効にすることもできます。この詳細設定は、ユーザー固有です。

変更を読み込むときに使用可能な更新を表示

モデルの変更の読み込み時に、すべての使用可能な更新を表示するリストを有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。

[使用可能な更新] リストには、すべての使用可能な更新が表示されます。最新のものだけでなく、使用可能な任意の更新をイン対象として選択できます。以前の更新をインすることによって、モデル履歴を遡り、たとえば、特定の日付のモデルの状態を確認できます。

別の方法として、.ini ファイルで詳細設定 XS_​SHARING_​READIN_​SHOW_​AVAILABLE_​VERSIONSTRUE に設定して、更新の表示を有効にすることもできます。この詳細設定は、ユーザー固有です。

  • 読み込み後に変更を表示

  • 競合がある場合のみ

読み込んだ後にモデルの変更を表示するリストを有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。[競合がある場合のみ] オプションを選択すると、読み込み後にモデルに競合が発生している場合にのみリストが表示されます。

別の方法として、.ini ファイルで詳細設定 XS_​SHARING_​READIN_​SHOW_​CHANGEMANAGERXS_​SHARING_​READIN_​SHOW_​CHANGEMANAGER_​CONFLICTSONLYTRUE に設定し、モデル変更の表示を有効にすることもできます。これらの詳細設定は、ユーザー固有です。

変更コメントの書き出しを有効にする

変更コメントの入力を有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。

書き出しを行うとき、コメント ダイアログ ボックスに変更コメントとコードを入力できます。変更コメントを有効にした場合、すべてモデル ユーザーのコメント ダイアログ ボックスが表示されます。

別の方法として、.ini ファイルで詳細設定 XS_​SAVE_​WITH_​COMMENTTRUE に設定して、変更コメントを有効にすることもできます。この詳細設定は、モデル固有です。

  • プロジェクトフォルダのファイルをフォルダにコピー

  • 企業フォルダのファイルをモデルフォルダにコピー

  • モデルフォルダファイルの上書き

プロパティ ファイル、レポート テンプレート (.rpt)、グラフィック テンプレート (.tpl) などのファイルをプロジェクト フォルダー企業フォルダー、または指定されたサブフォルダーに保存している場合は、ファイルをモデル フォルダーにコピーできます。モデル フォルダーに配置されたファイルは、Tekla Model Sharing によって同期されます。つまり、モデル フォルダーにファイルのコピーを作成することで、ファイルが適切に共有および同期されるようにすることができます。

プロジェクト フォルダーまたは企業フォルダーのファイルを、共有するモデル フォルダーにコピーするかどうかを選択します。チェック ボックスをオンにして、[ファイルのコピー] ボタンをクリックします。プロジェクト フォルダーと企業フォルダーからファイルをコピーすることをお勧めします。

コピーされたプロジェクト フォルダーまたは企業フォルダーのファイルによって、モデル フォルダー内にある同じ名前の既存のファイルを置き換えるかどうかも選択できます。

モデル フォルダーには個別のファイルをいつでもコピーすることができます。次回アウトを行うと、ファイルはすべてのモデル ユーザーに対して共有されます。

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