Tekla Model Sharing でのモデル履歴の収集
Tekla Model Sharing では、モデル内で行われた操作に関するモデル履歴情報を収集できます。 共有モデルのモデル履歴には、いつモデルが変更されたか、どのように変更されたか、誰が変更したかが表示されます。
Tekla Model Sharing でのモデル履歴の収集
モデル履歴の収集を開始するには、次の操作を行います。
オフライン使用履歴は、Windows ドメイン ユーザー アカウントに従って保存されます。Tekla Model Sharing モデルでは、共有サービスに変更をアウトするときに、変更は Trimble Identity を使用して保存されます。
Tekla Model Sharing でモデル履歴をクリアする
共有モデルのモデル履歴をクリアすると、Tekla Model Sharing 内の大きな共有モデルのパフォーマンスを向上できるとともに、ディスクの容量を節約できます。モデル履歴をクリアすると、Tekla Structures のユーザー インターフェイス、レポート、または Tekla Open API で、モデル履歴情報を使用できなくなります。
モデル履歴をクリアする前に、次のことを確認します。
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モデル履歴に保存された情報は不要なものである。
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共有モデルのすべてのユーザーがすべての変更をアウトしている。
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自分以外のユーザーが、目下、共有モデルに対して作業を行っていない。モデル履歴は、週末などのアクセスの少ない時間に削除することをお勧めします。
注:
共有モデルの履歴をクリアするために history.db ファイルを削除しないでください。history.db ファイルは増分的に共有されているため、削除すると共有モデルでエラーが発生する可能性があります。
- 履歴を削除する共有モデルを開きます。
- [ファイル ] メニューで、[ ] をクリックします。
- [アウトの予約 ] ダイアログ ボックスで、次回のアウトを予約する理由についてコメントを記入します。
- [予約] をクリックします。
- [ファイル ] メニューで、[ ] をクリックします。
- [詳細設定 ] ダイアログ ボックスで、XS_CLEAR_MODEL_HISTORY オプションを TRUE に設定します。
- [OK] をクリックします。
- モデルを保存します。
- Tekla Structures を再起動します。
- モデル フォルダーを開き、history.db ファイルのサイズが小さくなっていることを確認します。
- ベースラインをアウト します。
他のユーザーが、アウトした新しいベースラインに参加 できるようになりました。