同一部材
Tekla Structures では、製作またはキャストの段階で同一である部材には同じ番号を付けます。部材が製作またはキャスト後に変形される場合 (部材にキャンバー、短縮、曲げねじりが適用される場合など)、最終的な形状が現場とモデルとで異なることがあります。
複数の部材の間で以下の基本的な部材プロパティが一致した場合、Tekla Structures は部材を同一と見なし、同じ番号を与えます。
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部材の形状
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キャスト方向
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マーク シリーズ
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プロファイル
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材質
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仕上げ
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短縮表示
[ナンバリング設定] ダイアログ ボックスでは、部材形状の許容精度を設定できます。形状の違いがこの許容精度の範囲に収まっている部材は、Tekla Structures によるナンバリング時に同一部材として扱われます。
クラスはナンバリングに影響しません。Tekla Structures により、クラスが異なっていても、同一の部材と見なされた部材には同じ番号が付けられます。
NC ファイルを作成すると、ポップ マークと罫書きがナンバリングに影響します。