単独折れ板の作成

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

単独折れ板の作成

入力部材を選択する必要がない単独折れ板を作成できます。 単独折れ板を使用して、フード、ホッパー、円錐などの円柱部材や円錐部材をモデル化します。

制限事項

  • Tekla Structures では、完全に 360 度の単独折れ板はサポートされていません。ただし、359 度のプレートを作成することはできます。

  • 図面の作成時に、ローカル座標系を使用します。

単独折れ板だけでなく、2 つの部材または 2 つの部材面を選択することで、円柱折れ板と円錐折れ板を作成することもできます。折れ板の作成に使用する部材はポリゴン プレートか、プロファイルが平面である梁である必要があります。

単独折れ板の作成

  1. [直接変更] がオンになっていることを確認します。
  2. [鋼材] タブで、プレート > 単独折れ板の作成 をクリックします。
  3. 曲げの最初の半径を定義します。
    1. 中心点をピックします。

    2. 円弧の始点をピックします。

    3. 円弧の終点をピックします。

    ピックの順序によって上方向が定義されます。 たとえば、XY 平面上で反時計回りの方向に円弧を作成する場合、上方向は、右手の法則 に従って正の Z 軸の方向になります。

  4. 点をピックして曲げの高さを定義します。

    または、折れ板のコンテキスト ツールバーで高さを入力することもできます。

  5. 曲げの 2 番目の半径を定義します。
    1. プレートのプレビューに基づいて点をピックします。

    2. 点をピックした後にプレートの方向を変更する場合は、マウスの左ボタンをクリックします。

      または、円柱状の曲げを作成する場合は、マウスの中ボタンをクリックします。 この場合、半径 2 は半径 1 に等しくなります。

  6. 折れ板の作成を完了するには、マウスの中ボタンをクリックします。

単独折れ板の形状の変更

直接変更の寸法値とハンドルを使用して、折れ板の形状を変更します。

  • 新しい寸法値を入力することで、曲げの角度、半径、および高さを変更できます。

  • 折れ板の縁端をドラッグして伸ばすことができます。

  • 中間点を追加および削除できます。

  • 単独折れ板の展開図面を作成できます。

折れ板プロパティの変更

  1. プロパティ パネルが開いていない場合は、折れ板をダブルクリックし、[折れ板] プロパティを開きます。
  2. 必要に応じてプロパティを変更します。
  3. [変更] をクリックします。

折れ板プロパティ

プロパティ パネルの [折れ板] プロパティを使用して、折れ板のプロパティを表示および変更します。 プロパティを開くには、折れ板をダブルクリックします。 折れ板のプロパティ ファイルのファイル名拡張子は、*.bpl です。

プロパティ パネル レイアウトをカスタマイズした場合は、プロパティのリストが異なる場合があります。

設定

説明

一般

名前

ユーザー定義可能なプレート名。

Tekla Structures では、部材名は、レポートと [ドキュメント管理] で使用されるほか、同じタイプの部材の識別にも使用されます。

プロファイル

プレートのプロファイル

材質

プレートの材質

仕上げ

仕上げのタイプ。

仕上げは、ユーザーが定義できます。仕上げでは、部材表面の処理方法を記述します。たとえば、防錆塗料、高温亜鉛メッキ、耐火コーティングなどの処理を指定できます。

クラス

プレートのグループ化に使用されます。

たとえば、部材をクラス別に異なる色で表示できます。

マーク シリーズ

部材ナンバリング

部材マークの頭文字と開始番号。

製品ナンバリング

製品マークの頭文字と開始番号。

その他

UDA

[ユーザー定義情報] をクリックし、部材のユーザー定義情報 (UDA) を開きます。ユーザー定義情報には、部材に関する追加情報が含まれています。

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