LandXML
LandXML 参照モデルを Tekla Structures に挿入できます。サポートされる LandXML ファイルは、地形モデル、道路および鉄道の線形、雨水システムです。
Bentley InRoads、Autodesk Civil、Trimble Business Center などのアプリケーションから .xml 形式でファイルをエクスポートし、.xml ファイルを参照モデルとして Tekla Structures に挿入できます。LandXML 形式にすると、Tekla Structures の機能が拡張され、インフラ モデルなどの結合モデルを表示できるようになります。Tekla Structures は LandXML 1.2スキーマと単精度浮動小数点形式に対応しています。
LandXMLを使用できる典型的な建物の構造の例には、杭の長さを考慮に入れる必要がある場合に使用される岩盤の表面などがあります。また、LandXMLは、掘削の必要性を推測する場合にも使用できます。LandXML形式は、橋梁や民間の構造設計タスクなどで重要な役割を果たします。
インポートされたLandXML参照モデルの例:
LandXML参照モデルのレイヤーの例:
制限事項
LandXML機能は、LandXML形式で使用可能なすべてのデータをサポートしているわけではありません。配置、地形モデル、パイプネットワークなど、LandXML 1.2スキーマで定義された一部の基本データのみをサポートしています。
- 表面は、図面で正しく表示されません。
- 三角形タイプの表面のみがサポートされています。
- LandXMLファイルにサポートされていないデータが含まれていても警告は表示されません。