例: IFC オブジェクトを一度に Tekla Structures オブジェクトに変換する
この例では、IFCモデルを構造モデルの基礎として使用します。梁と柱をTekla Structuresネイティブオブジェクトに変換します。
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無関係の IFC レイヤーを非表示にします。
- [参照モデル] ボタン をクリックします。
- [参照モデル] リストで、参照モデルをダブルクリックして詳細を開きます。
- 右側の下矢印をクリックして [レイヤ] リストを開きます。
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不要なレイヤを非表示にするため、目的のレイヤの横にある目のボタンをクリックします。
- 表示されているすべてのIFCオブジェクトを選択します。
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[管理] タブで [IFCオブジェクトの変換] をクリックします。
Tekla Structuresによって参照オブジェクトが変換されます。
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IFC オブジェクトのプロファイルと材質をチェックし、見つからない材質をマッピングします。
- [ファイル] メニューで、設定 > IFCオブジェクト変換設定 をクリックします。
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[チェック] をクリックします。
見つからないプロファイルと材質のリストが Tekla Structures に表示されます。
- [プロファイルがありません]タブと[材質が見つかりません]タブを表示します。
Tekla Structuresに、参照部材の見つからない材質として、コンクリートブロックが示されます。
- リストから[CONCRETE_UNDEFINED]を選択します。
- [マッピングカタログを更新して終了]をクリックします。
- [変換後にレポートを作成]チェックボックスをオンにします。
- [IFCオブジェクト変換設定] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
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[管理] タブで、[IFCオブジェクトの変換] をもう一度クリックします。
Tekla Structuresによってオブジェクトが変換されます。
変換されたすべてのオブジェクトで、クラス が 992 になっています。これは、IFC モデルにパラメータ化されたプロファイル データが含まれていないため、変換されたオブジェクトのプロファイルが正しく回転されていない可能性があることを示します。
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変換変更リストを確認します。
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変更リストでオブジェクトを選択して、それらのオブジェクトをモデル内でハイライトします。[モデル内のオブジェクトを選択] ボタンと [選択部材にズーム] ボタンを使用します。
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変換されたオブジェクトをIFCオブジェクトと比較します。
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リボンの [オブジェクト情報を表示] ボタンを使用して、オブジェクトに関する詳細情報を表示します。
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変換された梁と柱の画像を次に示します。