DWGとDXF
DWGはAutoCADのネイティブファイル形式であり、Autodesk製品の標準ファイル形式です。DWGは、Tekla Structuresでサポートされる2D/3D CADデータに使用されます。
DXF (Drawing eXchange Format)は、AutoCADと他のプログラム間でのデータの相互運用を可能にするために、Autodesk社によって開発されました。このファイル形式にはどの形式の部材IDも含まれないため、ファイルのさまざまなバージョンに含まれる各種物理オブジェクト間の変更を追跡することはできません。Tekla Structuresでは、DXFファイルで干渉チェックは実行できません。
DWG/DXF ツールを使用してインポートした DWG/DXF ファイルでは、インポートしたオブジェクトの面は表示されません。表示されるのは、モデルの作成に使用可能な補助線 (部材プロファイルに変換された線) だけです。オブジェクトの面を表示する場合は、DWG/DXF ファイルを参照モデルとして挿入します。
DWG/DXFのインポートでは、ACAD2012以前がTekla Structuresによりサポートされます。
DWGファイルのAutoCADバージョンを調べるには、そのファイルをテキストエディタで開きます。最初の6バイトにバージョンコードが記載されています。
AC1027 = 2013
AC1024 = 2010, 2011, 2012
AC1021 = 2007, 2008, 2009
AC1018 = 2004, 2005, 2006
AC1015 = 2002, 2000i, 2000
AC1014 = 14
AC1012 = 13
AC1009 = 12, 11
AC1006 = 10
AC1004 = 9
AC1002 = 2
詳細情報のリンク:
図面内の DWG または DXF へのリンク
2D ライブラリによって、または図面リボン コマンド [DWG/DXF] を使用して図面に DWG または DXF ファイルへのリンクを追加することもできます。次を参照してください。