仕上げ材の塗りつぶしパタンのプロパティ(surfacing.htc)

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

仕上げ材の塗りつぶしパタンのプロパティ(surfacing.htc)

各仕上げ材タイプに対して個別に塗りつぶしパタンのプロパティを変更できます。

デフォルトでは、各仕上げ材タイプで使用する塗りつぶしパタンのプロパティは、 ..\Tekla Structures\<version>\environments\common\system にある surfacing.htc ファイルで定義されます。このファイルに加えて、仕上げ材コードファイル product_finishes.dat が必要です。このファイルは同じフォルダーにあります。

社内で独自の仕上げ材塗りつぶしパタンを作成する場合は、詳細設定 XS_FIRM により定義された企業フォルダーに surfacing.htcproduct_finishes.dat を保存できます。

注意:

注:

スキーマファイルを編集した場合は、モデルを開き直して変更を適用する必要があります。

surfacing.htcファイルの構文は次のとおりです。

Surfacing Type, Surfacing Code, Hatch name, Scale, [Color], [Automatic Scaling and Rotation]

例:

1,MF,ANSI31,0.7

1,SMF,ANSI32,0.7

1,WT,ANSI33,0.7

1,HT,ANSI34,0.7

1,LSB,AR-SAND,0.7

2,SM1,CROSS,1.0

2,SM2,CHECKERED,1.0

3,TS3,FBBRICKC,1.0

4,FP,ANSI31,1.0

4,UP,ANSI32,1.0

オプション

説明

Surface treatment type

  • 1 = コンクリート仕上げ

  • 2 = 特殊ミックス

  • 3 = タイル張り

  • 4 = スチール仕上げ

Surface treatment code

これは、図面やレポートで使用される略語です(Magnesium FloatはMFなど)。 product_finishes.datファイルには、仕上げ材コードの全一覧が含まれています。

Hatch name

塗りつぶしパタン名および関連する塗りつぶしパタンは、部材プロパティの [塗りつぶし] タブに移動し、[タイプ] リストから塗りつぶしパタンを選択して、リストの横の [...] ボタンをクリックして確認できます。選択された塗りつぶしパターンは、赤枠でマークされます。

Scale

縮尺の値は、Tekla Structuresが塗りつぶしの縮小/拡大を設定するために使用されます。

Color (オプション)

0=黒(デフォルト)

1=白

2=赤

3=緑

4=青

5=シアン

6=黄

7=マゼンタ

120=特殊(グレー階調でこの色を使用する)

塗りつぶし色によって、プリンターの線幅が定義されます。surfacing.htc ファイルに塗りつぶし色が定義されていない場合、図面の仕上げ材プロパティ ダイアログ ボックスの [表示設定] タブで定義された色が Tekla Structures により使用されます。[可視線] の色と種類は仕上げ材の前面に使用され、[陰線] は裏面に使用されます。

Automatic Scaling and Rotation (オプション)

1=true

0=false (デフォルト)

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