図面の再作成
図面設定の一部を変更すると、図面を再作成する必要があります。[変更] をクリックした場合のみ、変更が適用され、図面が再作成されます。
図面の再作成に影響する設定
[ビューの作成] パネルでは、次の設定を変更できます。
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座標系
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X軸まわり
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Y軸まわり
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Z軸まわり
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平面展開
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折梁展開
- [表示] リストに追加された新しいビュー。
上記の設定の少なくとも 1 つを変更した場合、[図面の再作成] オプションが自動的に [はい] に設定され、[変更] をクリックすると図面が再作成されます。[図面の再作成] を手動で [はい] に設定した場合も、図面が再作成されます。[ビューの作成] 設定が変更されて図面が再作成されると、警告メッセージが表示されます。
[断面図] パネルでは、次の設定を変更できます。
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デプス
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断面図結合の有効範囲
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左端
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中間
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右端
上記の設定の少なくとも 1 つを変更した場合、[変更] をクリックすると Tekla Structures により図面が自動的に再作成され、警告メッセージは表示されません。
作成されたビューのうち1つのビュープロパティのみを変更する場合、次のようにします。
- 変更されたプロパティが、作成されたすべてのビューの同じファイルに保存されている場合、1 つのビューのプロパティを変更するには [図面の再作成] を [はい] に設定する必要があります。
- 変更されたプロパティが、作成された他のビューには使用されていない別個のファイルに保存されており、[表示] リストで変更されたビューにそのファイルが選択されている場合、[変更] をクリックしても図面は再作成されずに更新されるだけです。
図面の自動更新および再作成の防止
図面の更新と再作成を防止する方法はいくつかあります。
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図面ビューで更新しない連動するオブジェクトが含まれる図面をフリーズします。建築オブジェクト (部材、ボルト、溶接など) は、フリーズされた図面でも必ず更新されます。フリーズの詳細については、「図面のフリーズ」を参照してください。
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更新しない図面をロックします。ロックに関する詳細については、「図面のロック」を参照してください。
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変更されていない図面を更新すると、図面は再作成されます。編集した図面が保存されていない場合、または [ドキュメント管理] の [出図] 機能を使用して図面が出図されていない場合、図面は自動的に再作成されます。変更されていない図面の再作成を制御するには、詳細設定
XS_RECREATE_UNMODIFIED_DRAWINGS
を使用します。 -
Tekla Structuresで、モデル変更時に図面が自動更新されないようにするには、詳細設定
XS_INTELLIGENT_DRAWING_ALLOWED
をFALSE
に設定します。