図面内のフィレット縁端

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

図面内のフィレット縁端

フィレット縁端とは、モデル内の平面および曲面間の境界線を定義する線のことです。フィレット縁端が含まれる建築オブジェクトの例として、曲線フィレットが含まれるプロファイル、曲線角処理が含まれるスラブまたはポリゴン プレート、曲線折れ梁などがあります。フィレット縁端は、部材および現場打ちコンクリート部材のすべての図面タイプで表示することができます。フィレット縁端は、新しい図面ではデフォルトで表示されますが、2016 よりも前のバージョンの Tekla Structures で作成された図面では表示されません。

図面でのフィレット縁端の表示

フィレット縁端を表示するには、[フィレットの縁端]オプションを[オン]に設定する必要があります。プロファイルにフィレット縁端を表示する場合、プロファイルによっては表示設定を[正確]に設定する必要がある場合があります。[部材プロパティ]および[現場打ちコンクリート部材オブジェクトプロパティ]では、図面、ビュー、およびオブジェクトレベルでフィレット縁端を表示するかどうかを制御できます。

フィレット縁端を一般図の図面レベルで表示するよう設定するには、次のようにします。

  1. 曲面を持つ鋼材またはコンクリート部材(曲線フィレットが含まれるプロファイル、曲線角処理が含まれるスラブまたはポリゴンプレート、曲線折れ梁など)が含まれた一般図を開きます。
  2. 図面の背景をダブルクリックし、[一般図プロパティ]ダイアログボックスを表示します。
  3. [部材]または[現場打ちコンクリート部材オブジェクト]をクリックします。
  4. プロファイルの場合、部材の表示設定を変更するには、[部材表示]リストから[正確]を選択します。
  5. [追加マーク]で、[フィレット縁端のオン/オフ]チェックボックスをオンにします。
  6. 必要に応じて、陰線オプションを設定します。
    • 他の部材の陰線を表示するには、[陰線のオン/オフ]チェックボックスをオンにします。
    • 部材自身の陰線を表示するには、[自部材陰線のオン/オフ]チェックボックスをオンにします。
  7. [変更]をクリックします。

以下はモデルでのフィレット縁端の例です。

以下はフィレット縁端を表示した図面([フィレットの縁端] > [オン])での部材の例です。

以下はフィレット縁端を非表示にした図面([フィレットの縁端] > [オフ])での部材の例です。

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