図面内容管理
図面内容管理 は、現在の図面にある建築オブジェクトや図面内容 (特にマーク、寸法マーク、注記付き寸法マーク、およびアソシエート マーク) を確認および編集することができる対話型ツールです。
図面内容管理を使用すると、次の操作を迅速かつ簡単に行うことができます。
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確認および編集する図面内容と 1 つまたは複数の建築オブジェクトまたはマークに対するターゲット操作を同時に選択できます。
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建築オブジェクト マーク、寸法マーク、およびアソシエート マークを追加、変更、または削除できます。
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図面内のモデル溶接記号に溶接マークを追加できます。
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オブジェクトまたはマークのいずれかをハイライトできます。
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1 つのビューまたは図面全体で何個のマークが建築オブジェクトに表示されるか確認できます。
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鉄筋寸法線など、オブジェクト タイプに応じてその他の内容を建築オブジェクトに追加できます。
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建築オブジェクトまたはマーク プロパティを変更できます。
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建築オブジェクトの表示/非表示を切り替えることができます。
このツールを使用することで、情報の欠落、重複、または誤りをなくすことができます。また、必要な内容がすべて含まれているかどうかを効率的に確認することができ、すべての図面オブジェクトを 1 つ 1 つ手動で確認する必要がありません。
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図面内容管理を開くには、図面を開き、サイド パネルの [図面内容管理] ボタン をクリックします。次に、[表示] をクリックし、図面内容管理のリストにオブジェクトを表示します。すべての建築オブジェクトをリストしない場合は、特定の図面ビュー、図面領域、または複数のオブジェクトを選択して選択範囲を絞り込んでから、[表示] をクリックします。
ヒント:いくつかのオブジェクトがリストに表示されていない場合は、図面ビュー フレームをダブルクリックして図面ビュー プロパティに移動し、必要な建築オブジェクトが表示されるように設定します。
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[図面内容管理] には、図面の建築オブジェクトが列挙され、それに関連するマークの内容と数量がデフォルトで表示されます。プロパティ列を追加および変更することができます。アソシエート マークと寸法マークもマークと見なされてカウントされます。
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一度に 1 つのカテゴリの内容しか表示することができません。1 つのカテゴリに多数のオブジェクトが含まれている場合は、スクロールする必要があります。スクロールに合わせてオブジェクトが読み込まれます。
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図面内容管理では、次の建築オブジェクト カテゴリーが使用できます。ただし、それらが図面に含まれており、図面の [ビュープロパティ] で表示するように設定されている必要があります。
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製品
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部材
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溶接
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ボルト
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鉄筋
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現場打ちコンクリート
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隣接部材
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隣接鉄筋
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ジョイント - ジョイント オブジェクトが図面にシンボルで表示されます。ジョイントの表示シンボルは、デフォルトでは、..\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\environments\common\symbols\ のフォルダーにある xsteel.sym ファイルのシンボル番号 142 です。シンボル エディターでジョイントの表示シンボルを変更できます。[図面内容管理] のリストからオブジェクトを選択した場合、ジョイント シンボルは図面でハイライトされますが、それ以外の場合は非表示になります。
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建築オブジェクト リストの使用方法
これを | 実行するには |
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図面で非表示になっている建築オブジェクトを [図面内容管理] のリストに表示する | [オプション] メニューで、 [非表示アイテムの表示] をクリックします。 |
建築オブジェクトまたはマークを選択し、それらが表示されているすべての図面ビューでそれらをハイライトする | [オプション] メニューで、 [全ビューで表示] をクリックします。 |
正しいマーク数量情報で [図面内容管理] のリストを更新する | [更新] をクリックします。この操作は、建築オブジェクトを非表示にしたり、マークの数を変更したりするたびに行ってください。 |
図面で建築オブジェクトまたはマークを選択し、それをハイライトする | [図面内容管理] でオブジェクトを選択し、スイッチ を使用してオブジェクトからマークに選択を変更します。建築オブジェクトの選択が有効になっている場合はスイッチが灰色 になり、マークの選択が有効になっている場合はスイッチが青色 になります。
選択されたマーク: 選択された部材: |
[図面内容管理] に列挙されているオブジェクトをハイライトする |
図面のオブジェクトを選択し、ハイライトします。 図面内で選択された部材はリスト内でハイライトされます。 |
建築オブジェクトのカテゴリーを折りたたむ、または展開する | 矢印ボタン を使用します。 |
特定の建築オブジェクトを検索し、一覧表示する |
検索ボックスを使用します。 演算子 OR および AND を使用できます。AND はデフォルトであり、入力する必要はありません。たとえば、すべての転ばし根太およびフーチングを見つけるには、 |
マーク プロパティをアルファベット順に並び替える | 列見出しをクリックします。 |
[図面内容管理] に新しいプロパティ列を追加する |
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プロパティ列を変更する | 列名を右クリックして、[編集] を選択します。 |
プロパティ列を削除する | 列名を右クリックして、[削除] を選択します。 |
列の順序を変更する |
列を新しい位置にドラッグします。 |
表示されているカテゴリーのタイプをリストから選択し、非表示にする |
[オプション] ボタンをクリックして [オプション] メニューを開き、表示されたリストでカテゴリーをクリックします。 |
カテゴリーのプロパティを保存する |
一般カテゴリーのプロパティは、詳細設定 まず、Tekla Structures は、ユーザー固有の設定ファイルである DrawingContentManagerCategories_ <user>.xml を検索します。ファイルが見つからない場合、Tekla Structures は、次に DrawingContentManagerCategories.xml を検索します。 ファイル名から _<user> を削除するだけで、ユーザー固有のファイルから汎用ファイルに変換できます。 汎用的な設定ファイルを検索する際のフォルダーの検索順序は次のようになります。
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選択した行をクリップボードにコピーして Microsoft Excel で使用する |
[図面内容管理] リストで行を選択し、Ctrl + C キーを使用して、選択した行を .csv 形式でクリップボードにコピーします。その後、行を Microsoft Excel シートに貼り付けることができます。Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら複数の行を選択します。 |
図面内の建築オブジェクトへのマークの追加
図面に表示されているすべての建築オブジェクトにマークを追加できます。
Tekla Structures によってマークが作成されます。追加されたマークが [図面内容管理] に表示されます。マークの数量を更新するには、 [更新] をクリックします。
図面内で複数の建築オブジェクトを同時に選択した場合、および、選択したオブジェクトの中に既にマークがあるオブジェクトが含まれている場合、既存のマークの内容は変更されないことに注意してください。
マーク数の確認
図面または図面ビューで建築オブジェクトを非表示にする
- [表示] をクリックし、[図面内容管理] リストにオブジェクトを表示します。すべての建築オブジェクトをリストしない場合は、特定の図面ビュー、領域、または複数のオブジェクトを選択して選択範囲を絞り込んでから、[表示] をクリックします。
- 建築オブジェクトをリストから選択し、図面を右クリックして 非表示(図面)] を選択します。 を選択するか、[
マークの削除
既存のマークが気に入らない場合は、マークを削除できます。
建築オブジェクトまたはマーク図面プロパティの変更
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図面で建築オブジェクトのプロパティを変更するには、[図面内容管理] リストからオブジェクトを選択し、図面を右クリックして [プロパティ...] を選択します。特定の建築オブジェクトを探している場合は、[検索...] ボックスを使用します。
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マークのプロパティを変更するには、リストからオブジェクトを選択し、マークの選択を有効 にして、Shift キーを押しながらマークをダブルクリックします。
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溶接マークなど、いくつかのマークをリストに表示したままで、図面に表示されないようにするには、溶接マーク プロパティで最初の色オプションを使用してマークを見えなくします。最初にリストからオブジェクトを選択し、マークの選択を有効 にして、Shift キーを押しながら溶接マークをダブルクリックします。次に、溶接マークのテキストと線の色を変更し、[変更] をクリックします。