ビュー レベルでの寸法作成のための図面ビュー フィルターの作成
単品図、製品図、キャスト ユニット図では、ビュー レベルの寸法作成時に図面ビュー フィルターを作成して [フィルター寸法] 寸法タイプを使用する必要があります。ビューごとに寸法を作成したため、フィルターはビュー レベルで作成する必要があります。
図面ビュー フィルターの作成
単品図、製品図、キャスト ユニット図では、ビュー レベルの寸法作成時に図面ビュー フィルターを作成して [フィルター] オプションを使用する必要があります。ビューごとに寸法を作成したため、フィルターはビュー レベルで作成する必要があります。
パフォーマンスが問題となる場合、図面ビュー フィルターの代わりに選択フィルターを使用します。寸法作成のパフォーマンスを改善する場合は、寸法がまったく作成されないルールがあるかどうかを確認し、それらを削除します。各ルールで寸法作成するオブジェクトが見つからなくても、ルールの実行に時間が必要となります。
これで、[寸法作成ルールのプロパティ] ダイアログ ボックスのフィルター リストから図面ビュー フィルターを選択し、寸法作成に使用できるようになりました。作成後、フィルターがすぐに表示されない場合は、ダイアログ ボックスを閉じてから再度開いてリストを更新します。
ルール プロパティの詳細については、「寸法作成ルールのプロパティ」を参照してください。
孔およびリセスのフィルターの作成
カット部材のフィルターを作成できます。作成したフィルターは、図面ビューフィルターまたはモデル選択フィルターとして使用できます。
孔およびリセス用にモデル選択フィルターを作成するには、次のようにします。
フィルターの作成に関する詳細については、「新しいフィルターの作成」を参照してください。
製品のメイン部材のフィルターの作成
サブアセンブリが多数のオブジェクトで構成されており、寸法を作成する際にメイン部材を選択する場合は、その部材のフィルターを作成します。
寸法注記の除外フィルターの作成
寸法注記の内容から複数のオブジェクトを除外する必要があることがよくあります。 含める部材を除き、注記の内容から他のすべてオブジェクトを除外することができます。
次の例のフィルターを使用すると、"HVAC"という名前のカット部材を除くすべてのオブジェクトを注記の内容から除外できます。
断面図でのあばら筋の除外フィルターの作成
ビューレベルの寸法作成では、現在のところ、鉄筋の中心線に沿って鉄筋ポリゴンの点が寸法設定されます。 フィルターすることで、あばら筋(形状14)を除外し、他のすべての鉄筋を寸法設定することができます。
断面図のあばら筋の例を次に示します。 場合によっては、フックタイプに関わらず同様の寸法が作成されることがあります。
このような結果を回避するには、適切なフィルター条件を使用します。次に示すフィルターの例では、あばら筋(形状14)は除外されますが、他の鉄筋はすべて寸法が作成されます。