変数の式の例: カスタム コンポーネントの鉄筋セット モディファイアー
カスタム コンポーネントでは、鉄筋セット モディファイアーを使用できます。パラメーター変数を使用して、鉄筋セットの鉄筋とモディファイアー プロパティを定義できます。
パラメーター化する各モディファイアー プロパティでは、対応する [適用] プロパティも必要になります。[適用] プロパティを使用すると、既存のプロパティ値を空の値で上書きできます。[適用] プロパティを使用しないと、既存の値を削除することはできません。
例: プロパティ モディファイアーを使用した鉄筋セットの鉄筋のクラスとサイズの定義
この例では、カスタム コンポーネントの特定の鉄筋セットの鉄筋のクラスとサイズを定義するために、鉄筋セットのプロパティ モディファイアーを使用する方法を示します。パラメーター変数と、モディファイアー固有の [適用] プロパティを使用してクラスとサイズを定義します。
クラスが 0 に設定されている場合、クラス値は適用されずに、鉄筋セットの元のクラスが使用されるように、クラスのパラメーター変数が定義されます。
これで、カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスで次のプロパティを使用できるようになり、プロパティ モディファイアーの影響を受ける鉄筋セットの鉄筋のクラスとサイズを変更できます。
コンポーネントが最初に作成された場所と同様の場所で、コンポーネントを使用できます。このコンポーネントは順応性がないため、モデル内の変更に合わせて Tekla Structures によってコンポーネントの寸法は調整されません。カスタム コンポーネントを順応させるには、カスタム コンポーネント エディターでコンポーネントを変更 する必要があります。
例: 端部ディテール モディファイアーを使用した鉄筋フックの作成および変更
この例では、カスタム コンポーネントの特定の鉄筋セットの鉄筋端部にフックを作成するために、鉄筋セットの端部ディテール モディファイアーを使用する方法を示します。パラメーター変数と、モディファイアー固有の [適用] プロパティを使用してフックのプロパティを定義します。
これで、カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスで次のプロパティを使用できるようになり、端部ディテール モディファイアーの影響を受ける鉄筋セットの鉄筋のフックを変更できます。
コンポーネントが最初に作成された場所と同様の場所で、コンポーネントを使用できます。このコンポーネントは順応性がないため、モデル内の変更に合わせて Tekla Structures によってコンポーネントの寸法は調整されません。カスタム コンポーネントを順応させるには、カスタム コンポーネント エディターでコンポーネントを変更 する必要があります。