プレキャスト ブロック (1028)

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

プレキャスト ブロック (1028)

[プレキャストブロック (1028)] を選択すると、プレキャスト ブロックが作成されます。ブロックは、3 つの断面に分割できます。3 つの断面はすべて、別個に寸法設定できます。

作成される部材

  • 基礎ブロック
  • 埋込み材
  • 調整装置

使用方法

状況 説明

3 つの断面のあるプレキャスト ブロック。

1 つの断面のあるプレキャスト ブロック。

選択順序

  1. メイン部材 (コンクリート柱) を選択します。
  2. 位置を指示します。

    ディテールは自動的に作成されます。

[画像] タブ

プレキャスト ブロックの寸法を設定するには、[ピクチャー] タブを使用します。

プレキャスト ブロックは、正面ビューでも側面ビューでも寸法設定できます。

説明
1 断面 1 における上弦プロファイルの幅 (正面ビュー)。
2 傾斜している柱の切り取り部の幅。
3 柱の切り取り部の高さ。
4 ブロックの下にあるプレートのオフセット。

オフセットは、基礎ブロックを基準としています。

5 ブロックの下のプレートの厚さ。
6 断面 1 における下弦プロファイルの幅 (正面ビュー)。

断面 2お よび断面 3 の幅 (正面ビュー)。

7 基礎ブロックから柱の側面までの距離。
8 基礎ブロックの断面を接続する方法を選択します。
9 基礎ブロックの参照点を選択します。

さらに、垂直オフセットも設定できます。

コンポーネントの挿入点は、基礎ブロックの下側にあります。

赤色の部材 (ブロックの下の追加プレート) は考慮に入れられない点に注意してください。

コンポーネントの挿入点は、柱の切り取り部の下側にあります。

コンポーネントの挿入点は、柱の下側にあります。

コンポーネントの挿入点は、基礎ブロックの上部にあります。
10 断面 1 における上弦プロファイルの幅 (側面ビュー)。
11 柱の下部から基礎ブロックまでの距離。
12 断面 1 における下弦プロファイルの幅 (側面ビュー)。

断面 2 および断面 3 の幅 (側面ビュー)。

13 キャスト ユニット タイプを選択します。

[部材] タブ

基礎ブロックのプロファイル、埋込み材と調整装置、埋込み寸法を定義する場合は、[部材] を使用します。

オプション 説明
1 基礎ブロックのプロパティ、調整装置および埋込み材のプロパティ。

材質を選択しない場合、[プレキャスト ブロック (1028)] により柱と同じ材質が使用されます。

[フィラーの作成] で [はい] を選択し、柱と最初に作成されたブロックの間に塗りつぶしを作成します。

2 調整装置と埋込み材を作成するかどうか、およびそれらを基礎ブロックに接続する方法を選択します。
3 基礎ブロック 3 つの断面の寸法。

さらに、上の断面で柱の切り取り部も定義できます。

断面 2 および 3 には、傾斜のある平面の高さを定義できます。

4 埋込み材の寸法。

[グルーブ] タブ

グルーブを定義するには、[グルーブ] タブを使用します。

例:

説明
1 グルーブの高さ。
2 グルーブの間隔。
3 柱の下部を基準とした最初距離。
4 グルーブのデプス。
5 グルーブの数。
6 グルーブの勾配角度または寸法を定義するかどうかを選択します。
7 勾配角度または寸法値を定義します。
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